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よく人と比べて泣いていた。
特に、同世代の女の子が苦手で、私はどんな女の子でも自分と比べてよく泣いていた。
テレビに映る女優、モデル、それから普通のインタビューを受けている女の子。
学校でも職場でも、みんなに劣等感を持っていた。
その度に、私の心は大きく揺れ動いて、苦しかった。
8月からAKARIに挑戦した。
理由は、いくつかある。
でも、一番大きかったのは、書く事が大好きだという事だろう。
小さい頃から、書く事が大好きだった。
作文の授業の時は、書いていて心臓がバクバクするくらい好きだった。
そうして、だいたい心臓がバクバクして出来上がったものは、自分でも大好きだった。
そう、私が私を純粋に大好き、と思えるものはそれだけだった。
文章だけだった。
AKARIを書き始めてから、不思議なくらい嬉しい事が立て続けに起きた。
あたたかいコメントを頂いたり、それから支援員さんとか、メンバーのみんなが褒めてくれた。
嬉しい、なんてものじゃなく、本当に幸せで気持ちが良かった。
何より、大好きだったのは自分の書いた出来上がったAKARIの文章を読む事。
何度も何度も読んだ。
暗記するくらい読んだ。
これを読んで、あの人はどう思ったんだろう。
それから、何より知りたかったのは、私がどんな人間なのか、という事。
自分の文章を読んでいると、不思議と私というものが見えてきた。
私の雰囲気。
私にしか出せないもの。
自分のアイデンティティを何度も確認した。
私は私を少しだけ理解した。
心理の先生にその事を話した。
それは、とても良い事らしかった。
私と、私が比べてしまう人との距離を取れる事が出来る、もうそこまでたどり着いたなら大丈夫です。
心理の先生は、そう言ってくれた。
この前、久しぶりに通所した。
同世代の女の子たちがそこには沢山いて、私は心配していた。
自分の心が揺れ動かないか、エレベーターで五階のTANOSHIKAに着くまで、ドキドキした。
不思議と、私の心はもう微動だにしなかった。
私は私。
そう初めて思えた。
AKARIのお陰なんだろう、そう確信した。
私は私。
そう思えるまで、ここにたどり着くまで、とても苦しかった。
私はAKARIに出会えて良かった。
AKARIに、ありがとうという気持ちでいっぱいだ。
これからも、書き続けたい。
私が私であるという事を、ここに書き連ねたい。
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