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前回は明治大正昭和の服装について書きました。
前回の記事はこちらです。
これまで明治・大正・昭和と3つの激動の時代のファッションを紹介してきましたが、どう感じましたか?
ファッションの変化に敏感な女子が、今ではファッション雑誌から抜け出したような服を着て、街の中を歩いています。
そこで今回は、平成の30年の洋服の移り変わりについて書きたいと思います。
人々の格好も平成になると、バブルの時代に流行った「ボディコン」や「DCブランド」などから、よりカジュアルな格好へと変化をしていきます。それまで派手なイメージから当時の若者が好む格好へとなり、「渋谷カジュアル」と呼ばれるのスタイルが流行るようになります。
1989年(平成元年)~1990年(平成2年)頃・・・
シンプルなTシャツやポロシャツにジーンズやチノパンツを組み合わせて、きちんとした格好になるようにブレザーを着ていたようです。きれいに見えるアイテムの「キレカジ」、革ジャンにヴィンテージ物のデニムにアクセサリーをつけた「ハードアメカジ」などをして、自分流のおしゃれを楽しんでいたように思います。
この時の決めるスタイルは「これが自分なんだ」と、まわりにアピールしていたのかもしれません。
人々の格好も平成になると、バブルの時代に流行った「ボディコン」や「DCブランド」などから、よりカジュアルな格好へと変化をしていきます。それまで派手なイメージから当時の若者が好む格好へとなり、「渋谷カジュアル」と呼ばれるのスタイルが流行るようになります。
誰もがそうしていたのか?といわれると、その流行に乗っからなかった人もいるのではないでしょうか?
1994年(平成6年)~1998年(平成10年)の頃・・・
それまで大人が楽しんでいたおしゃれが、女性シンガー安室奈美恵によって女子高生に大きな影響を与えました。そのシンガーがしている格好をまねした女子高生が、街じゅうを歩いていた「ギャル系ファッション」だったのです。
裏原宿のファッションとは・・・・
プリントTシャツや大きめの服にデニムの格好をして、大人の女子も利用しながら独自のファッションを楽しんでいます。それは、1990年(平成2年)から2000年(平成12年)代の前半まで頃まで続いていました。
1999年(平成11年)
前年に売り出された軽くて暖かい「ユニクロのフリース」が、人々に受け入れられました。現在でもその商品は人気があります。
2000年(平成12年)になると・・・・
おしゃれは人の影響を受けていましたが、この年から国内外のファッションを見本に選択して、流行に敏感な女性が増えてきました。
「読者モデル」によって、個性と共感を発信する時代になり人が注目するようになったのです。男女ともにもてるファッションへと変わっていくのです。
まとめ
この平成30年はいろんなファッションがあり、時にはリバイバルの中に新しい物を取り入れて、その時々のおしゃれを楽しんでいたようです。
洋服の移り変わりは明治大正昭和平成と年号が変わろうとも、女性にとって必要なことかもしれません。
洋服やコスメ・子ども用のピンヒールなどは、特別な時というイメージをもっていたのですが、最近の子ども事情では普通に着ているそんな気がします。
ファッションはどんどん低年齢化して、小さい子が大人の格好をして、子ども用のコスメまであるのを知って、私はショックを受けました。
子どもには子どもらしい格好があるのではないか?とこの先の衣服の業界が、真剣に考える時期にきているのではないかと思っています。
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