Whee Log!が受賞!H.C.R.で見える障害の未来

貼り紙で作られた地球儀

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  過去に紹介した「Whee Log!というバリアフリーや多目的トイレなどの情報をマッピングできる車いすの方へ向けたアプリが、マサチューセッツ工科大学(MIT)で社会問題解決のための世界規模のテクノロジーの大会である「MIT Solve」に参加されたところ、ダブル受賞しました! おめでとうございます!

 「Whee Log!」というアプリは過去記事を参照してもらい、今回はMIT Solveとは何なのか、受賞した経緯から他にも障害者をサポートする、テクノロジー技術を一度に集結した「国際福祉機器展」も紹介していきます。

「Whee Log!」車いすユーザーのお出かけアプリを紹介!

1.MIT Solveで受賞する意味とは

 MIT Solveとは世界中からテクノロジーを使い社会問題を解決するための、システムを募るという催しです。約1400ものの応募から61団体まで「Whee Log!」が残り、そこから更にふるいにかけられ、最終選考の32団体のSolve Teamsに選ばれなんとダブル受賞しました。2つとも「コミュニティ主導のイノベーション」に関する賞で、GM Prize on Community-Driven Innovationの賞金50.000ドル(約539万円)とMorgridge Family Foundation Community-Driven Innovation prizeの賞金25.000ドル(約269万円)を獲得しました! 規模が大きいものになると賞金も比例するので、これからの「Whee Log!」発展に期待しましょう。

Wheelog受賞

2.障がい者はテクノロジーを使って働ける世界へ

  9月25日〜27日の3日間に渡って東京ビッグサイトで開催された「国際福祉機器展(H.C.R.)」という展示会をご存知でしょうか? 500社前後の企業・団体が、数多くの製品を展示しており、アジア最大規模に達しています。

  ハンドメイド自助具から最先端技術を活用した介護ロボットまで、さまざまな福祉機器の今・未来を確かめられ、多彩なセミナーやイベントも実施しているそうです。

  もちろん「Whee Log!」も出展しておりますが、他にも目に付くものが多数ありました。紹介していきます。

オフィスで使いやすい車いす「Weltz-EV(ウェルツ イーブイ)」

 アクティブムーブチェアWeltz-EVとは座ったままでのスムースな移動を実現した、屋内用の充電式電動オフィスチェアです。シート下にバッテリーを収納できるようになっていて、大型車輪を身体の重心付近に配置することで、旋回半径は550mmと小さくその場での旋回が可能です。跳ね上げ式のアームレストを採用しており、車いすからの移乗にも配慮しています。

  移動は右側のアームレストに備えるジョイスティックで直感的な操作が可能で、またジョイスティックの高さを低くすることで、720mmの高さのデスク内にも収まる設計となっている。

  下肘や腰の機能が低下した高齢者から障害者まで、職場への進出を助けるチェアとして登場しています。

オリィ研究所は孤独を救う?

 H.C.R.で個人的に目を惹いたのは「オリィ研究所」です。代表の吉藤オリィさんをご存知の方も多いかと思われます。分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」では生活や仕事の環境、入院、身体障害などによる、移動の制約を克服して「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。

 OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されているため、例えば入院や身体障害で通学ができないといった問題を、OriHimeからインターネットを通じて「友人と一緒」に授業を受けられます。

 今回出展されていたものは「Ori Hime eye」という眼や指先しか動かせない「重度肢体不自由患者」のための意思伝達装置です。視線入力によって文字を入力、読み上げることもできます。

 それの派生版なんと「視線入力」だけで車いすを「操作」できる、という吉藤オリィ氏自身も「最強の車いす」と動画含めてツイートし、話題になりました。

介護職員用の衣類まで

 現場で働く人向けの展示もあって、介護職で働いている人向けの制服などもありますが、現場の声を採用しているというのが一番大きいと思います。

 例えば「lfory」の「CARE UNIFORM」シリーズのカーディガンでは、激しく動いたり前かがみになっても邪魔にならないための、前打ち合わせが丸くカーブしているため、羽織タイプのデザインなら煩わしくありません。

 気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

まとめ・テクノロジーの発展を見据えていくと「いま」の社会が見えてくる

 今回は身近に感じるものから、未来的なモノまでさまざまな方向に「テクノロジー」は展開しています。これらは私達が抱えている障害や病気がさまざまだったり、大なり小なり個人間の違いを埋めるように展開、発展をしていると感じました。

  なのでテクノロジーを追っかけていると社会がどのような問題が蔓延、直面しているかというのが見えてきます。ユーザーがなにを求めているのか、困っているかを助けるべく実現化しようとしているんだと分かります。

  またこういう未来が見えてくる、救済するテクノロジーを見つけたら紹介しようと思います!

参考元・Whee Log! 国際福祉機器展 クリッカー

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