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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんには、感覚過敏とかってあったりされますか?
私は通院などで話したことがないのであるとは断言できませんが、発達障害があるので、あると思います。
多分聴覚過敏や、嗅覚過敏があると思います。
聴覚過敏は左耳が難聴なことで、右耳が「頑張って、聴き取れなきゃ」と、必要以上に音を聴き取ってしまい、それだけで凄く疲れます。
映画館では左端に座りますが、時々満席だと、左端でも、前後に座って来ます。バリバリ、ポップコーンとか食べられると、映画に集中することも難しい時もあります。
鼻もかなり効くので、恐怖を感じる時もあります。
ただ、そういう時に、隠れる場所ってないですよね?それが叶えられるスペースの設置が進んでいます。
パニック障害や発達障害を抱えている人たちの中には、感覚刺激によって外出に不安を感じたり、体調不良を起こしたりする人が少なくありません。外出先で光や音の刺激で、体調不良になりそうな時や、疲れてしまった時の避難・休憩場所として、カームダウンスペースやカームダウンボックスを用意する施設も増えつつあります。
今回は羽田空港を例に挙げながら、カームダウンスペースの良さを引き出します。
カームダウンスペースのある羽田空港は、どこに設置している?
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発達障害や知的障害、精神障害、認知症者の方やそのご家族が空港ご滞在中に慣れない移動や人混み、周囲の視線、音、光等の混在により不安やストレスを感じた際に気持ちを落ち着かせる場合や、パニックを未然に防ぐための場としてご利用いただけるよう、カームダウン・クールダウンスペースがございます。
※カームダウン・クールダウンスペースは、保安検査場通過後のエリアにございます。
参照元:日本初!カームダウンスペース・カームダウンボックス専門ストア 感覚過敏研究所
私にも必要だな
私は先日、些細なことでトラブルに巻き込まれ、心が疲弊して、ずっと寝ていたり、久しぶりに限界だったので、心が疲れている時に、観るべきものとして、映画館以来の[夜明けのすべて]を観ました。
その中で主人公の山添くんは、外でラーメンを食べている時に、「何かいつもとラーメンの味が違うな」と感じて、パニック発作を起こし、その後パニック障害を発症しました。
パニック障害を発症してから、地震や停電は平気でも、山添くんは電車に乗れなくて、仕事に行くこともできず、外食をすること、髪を美容院で切ることもできなくなってしまいました。
主治医に、「何かパニック障害が治る治療はないですか?」と、聞いた時、暴露療法(エクスポージャー療法)という、恐怖や不安を感じる状況、例えば駅なら、まずは駅の前に行く、駅の中に行く、1駅だけ乗ってみるなどして、慣らしていく認知行動療法を促しました。
山添くんは通院後試しましたが、電車に乗ることができず、その場でうずくまりました。
この暴露療法は、2024年に放送された[Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―]でも行われていて、このドラマでは成功していましたが、
多くの人がドラマの様に成功することが難しく、山添くんの様にいつ起こるか分からないパニック発作を怖く感じながら、仕事などをしていると思います。
パニック障害にしろ、私が罹患する発達障害など精神疾患は目に見えないものなので、当事者が「困っています」と言っても、周りの人に理解を求めることがかなり難しいです。
カームダウンスペースは、助けて欲しいと思っている時に、このスペースがあることで、落ち着きを取り戻せることがあると思います。
空港以外、どこに設置してあるか分かりませんが、自分の身を守るためには、このカームダウンスペースの設置が広く普及することが望ましい、とそう感じました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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