この記事は約 4 分で読むことができます。
こんにちは、金次郎です。
記事にも書いた様に、去年末は久しぶりに風邪を引いてしまいました。
発熱に関しては「だるい・きつい」と言う感じは無く、何でこんな高い熱が出るのだろう?
と言う思いでしたが、咳や鼻水が酷くて困りました。
日本では、新型肺炎はある程度落ち着いてきていますが、今度は風邪(インフルエンザ)が猛威を奮っています。
更には、お隣の中国では「ヒトメタニューモウィルス感染症」と言う、聞きなれない感染症が流行っているとニュースで報道されています。
「聞きなれない感染症名だけど、また新しい感染症か?」と調べてみたら、昔からある感染症だと分かりました。
今回は、ヒトメタニューモウイルス感染症と言う聞きなれない感染症について書いてみます。
「ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症」って、何ぞや?
ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症のウイルスは、2001年オランダで初めて確認されたウィルスです。
一般的には、重症化しなければ小さい子供が罹り易い普通の風邪ウィルスの1つと思ってもらっても良いそうです。
・感染経路 :人と人との接触やウィルスに汚染された物質の表面に触る事で感染します。
・症状 :風邪と良く似ており、発熱・咳・鼻づまりが起こります。
ただ、重症化してくるとゼーゼーと呼吸したりする呼吸困難になったり、気管支炎
になってしまいます。
・注意する人:乳幼児や基礎疾患の有る人・高齢者は重症化する事があります。
・対策 :手洗い・マスク着用・室内換気
※詳しい検査の方法や治療法に関しては、下記参照元の記事をご覧ください。
参照元:(医療法人社団OURS KARADA内科クリニック)ヒトメタニューモウィルス(hMPV)とは?(2025年01月08日)
なぜ、中国で流行っているのか
他の呼吸器系感染症と同じく「ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症」も冬の終わりから春にかけてが最も活発になります。
一部の専門家は
・ヒトメタニューモウイルス(hMPV)は、寒冷な環境で生き延びやすくなっている
・人々が屋内にいることが増えて、他の人に感染させやすくなる
上記2つの理由が、中国で感染が拡大している主な理由としてあげています。
特に中国北部で、ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症の急増時期と、気温が低下する時期が一致しています。
感染者の増加は、気温が低い3月まで続くと予想されています。
参照元:(BBCnews JAPAN)【解説】 ヒトメタニューモウイルスについて知っておくべきこと 中国で感染増加(2025年01月09日)
WHO(世界保健機関)の見解
WHO(世界保健機関)のハリス報道官は1月7日、スイス・ジュネーブでの記者会見で以下の様に述べました。
中国の発表データでは、ここ数週間の間に急性の呼吸器感染症が増加し、特に北部でヒトメタニューモウイルスなどの感染者数が増えている。
感染者数の増加は、北半球の冬のこの時期に想定される範囲内だ。
引用元:(NHK)WHO「ヒトメタニューモウイルス感染症」中国で感染増も想定内(2025年01月08日)
WHOが会見を開いた意味は
・ヒトメタニューモウイルスは、新しいウイルスではない
・風邪に似た症状を引き起こすものの、致死率は低い
などを挙げ、新型肺炎の時の様な「過度な不安を抱かない様に」とさせる狙いが有ります。
終わりに
聞きなれない名前の感染症でしたので、すわ「また新しい感染症が出てきたのか?」と思いながら私はニュースを見ていました。
でも、記事を書く為に、色々と調べてみて「乳幼児や基礎疾患の有る人が罹り易い風邪の1つ」と言う事が分かり、風邪をひいたばかりの私はホッとしました。
しかし、この冬は私だけでなく、多くの方がインフルエンザの免疫が無くなっている為に風邪が大流行しています。
故に風邪薬の在庫も少なくなっており、製薬会社も生産が追いつかず一部薬品で供給停止になっている薬もあります。
暖かくなるまで、気をつけて過ごしましょう。
→HOME
記事を読ませていただきました。ニユースになっていて、ちょっとびっくりしました。こんな病気があることも知るきっかけになっています。インフルやコロナなど様々な病気が発症しやすいので気をつけようと思います。次の記事を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
昔から有るウィルスとは言え、聞きなれない感染症でしたので、私も警戒してしまいました。
やっとマスク着用が任意になったのに、また「マスク着用が義務になるのか?」とね。
人類の進化と共に、病気を引き起こすウィルスも進化して行っていますので、お互い気をつけましょう。