『ビジョンパーク』。視覚障害者向け、【神戸アイセンター】内にある生活支援施設。

視覚障害者の女性を支える男性

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私には勇気がありません。自分で、「やってみたい」と思っても、人の目が気になり、

「恐らく私みたいな人は上手くできなくて心が折れるだろうし、してはいけないと思うし、何か失敗したら、周囲の人に大きな迷惑や負担をかけてしまうだろう」

と考えてしまう人で、自分から叶えたいものの芽を自然と摘んでしまうタイプです。

本当なら子供の頃から、バンジージャンプやボルダリング、スカイダイビングがしたい!

でも、「紐が切れて、川に落ちるんじゃないか?」「ほとんど人が落ちない、初めの方の地点から落下して、足を骨折するんじゃないか?」「パラシュートが開かず、高地点から落下して、ものにぶつかって、死ぬんじゃないか?」と考え、自分がそこに行く足がないことも利用して、「まあ、無理だな」と、何とか自分に納得させようとする。

ダメじゃん

と思います。

この記事では勇気がない私が、一歩を踏み出して、自分の可能性を広げている人たちに心を震わされた、兵庫県にある生活支援を行う施設の話となります。

『ビジョンパーク』と名付けられたこの施設の理念は、視覚障害を抱える人に対して生活支援を本質として掲げている施設で、兵庫県神戸市にある、眼科専門の複合医療施設【神戸アイセンター】のエントランスにあります。

ユニークで、かつ明るい空間に入っていくと、木製ベンチに座って、【神戸アイセンター】のスタッフに相談を持ちかけたり、スクリーンに映し出された大きな文字で新聞を読むことが可能です。調理できるエリアやクライミングの壁が設置され楽しめるエリアもあります。

今回は、『ビジョンパーク』がそれ以外の支援施設とは違う、いかに視覚障害を抱えている人向けに良い施設なのか?などを発信します。

『ビジョンパーク』内に分けられた5つのエリアで、視覚障害を抱えている人が「クライミング」など、ここでしか体験できない内容とは?

ビジョンパークの光景

施設内には、五つのエリアがあり、「リーディングエリア」には、視力が低下した人でも本や新聞を読めるよう拡大読書器が2台置かれている。これを使い、裁縫など細かい作業に挑む人もいるという。

ビジョンパークの光景

「アクティブエリア」ではクライミングに挑戦できる。壁には赤、緑、黄色の突起物が散在し、一見すると一般のものと変わりはない。だが、正しい突起物を触ると音で知らせてくれ、光を感じる程度の視機能のある人向けに光るものもある。

ビジョンパークの光景

「キッチンエリア」は巨大なオープンキッチンが目を引くが、設置されているIHこんろには、温度調整や点火スイッチを示す点字が付いている。

ビジョンパークの光景

引用:料理にクライミング…視覚障害者の広がる可能性をサポート、利用者が倍増 神戸アイセンター内の「パーク」 神戸新聞NEXT(2023年4月19日公開)

画像引用・参考:視覚障害者支援施設 “ビジョンパーク” | WORKS 山﨑健太郎デザインワークショップ

自分の可能性を狭めてしまう、勇気の持てない後ろ向きな性格の私

私は、前から臆病で、迷惑をただでさえかけてしまう人間なので、これ以上迷惑をかけない様に、常に人の顔色を伺いながら、生きているタイプです。

「自分が周りから、よく思われていないだろう」と思ったら、自分でその関係性に距離を置いて、心に簡単には開かない蓋をしてしまいます。

過去の悲しい経験などから、人間性が弱く成長し、何にでもブレーキをかける様になった。

私は、「これを目標にしたいし、チャレンジもして夢を叶えていきたい」と思っても、「あ、この場所、分からないし、地図も読めないし、行けないな」と思って、すぐ諦めてしまいます。

結局、2024年に叶えられませんでしたが、2024年上半期にあることをしようとして、ライターの支援員さんに相談して、「やりたいことはやっていきましょうよ!」と言われても、

「いえ、できないと思います。できません」と答えると、

「どうして、そんなに自分の可能性を潰してしまうんですか?勿体無いですよ!」

と言われても、結局行動に移すことなく、頓挫してそのままとなり、実現しませんでした。

臆病で、いくじなしだなって思います。

この記事では、視覚障害を抱えていても、自分の可能性を信じて、何でも前向きに恐れないで、怖がらずやっていこうという強いメッセージ性を感じ、何でも自分自身にできないと自分に心身共に擦り込む私とは真逆だと思いました。

『ビジョンセンター』の5つのエリアは、私が行けるか分かりませんが、読んでいるだけでワクワクしました。

「私もやってみたい」と、思う気持ちが芽生えました。

恐らく【神戸アイセンター】に通院している人しか利用できない施設かもしれませんが、多分『ビジョンセンター』に来る人は楽しみを持って、自分の可能性を広げている人たちばかりだと思います。

私はつい自分に「できない」と言って、それを課して、数日前から「できないです」と言い続け、本当に当日も体調不良となって行けないなど、心身共にそうなってしまう様に体調を傾けてしまう、人間。

この記事を書いて、「変わりたい!」と思いました。

どこかに書いてありました。

人が心配している、90%は実際には起きない」と。

視野の狭い私が、2025年、まずはできることを始めて、できたことを増やしていって、臆病な自分を前向きな自分に変えたいなとそう決めました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。