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こんにちは、翼祈(たすき)です。
バイオフィリアは、アメリカの昆虫学者エドワード・ウィルソン氏が提唱した思考で、豊田正博教授は「科学的な根拠の証明は難しいですが、世界で受容されています」と述べました。
日常のストレス軽減に役立てて欲しいと、兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科の豊田教授が説明する講演会「花緑に癒やされる脳」が2023年3月17日、兵庫県明石市東仲ノ町のウィズあかしで開催されました。
豊田教授は人間が生まれつき他の生命体に癒やしを求める気持ち「バイオフィリア」を案内し、「仕事の中でも緑を見つめるネーチャーブレークを導入して頂きたい」と伝えました。
今回はバイオフィリアの真髄について迫ります。
2023年3月、兵庫県でバイオフィリアの取り組み
兵庫県淡路市にある県立淡路景観園芸学校を卒業した園芸療法士ら5人で催された「ソーシャルガーデナーズちょこ」が開催され、90人が参加しました。
豊田教授自身が2022年に、神奈川県内にある町役場で行ったバイオフィリアの開催では、職員に卓上の植物を1分間見つめて続けると心拍数が下がる効果があったと示し、「ストレスは誰にでたも起こり得ますが、過度にストレスがかかれば元の状態に戻すことが大切です。植物を目に留まる空間に置いて欲しいです」と発信しました。
また、兵庫県淡路市にある淡路島の観光名所「あわじ花さじき」を癒やしの景観の4つ要素として「適合性、広がり、解放、魅了」を例に挙げて、「電柱など日常の中にあるものが垣間観れず、広々と感じられ、色とりどりの四季の花が咲き誇り、気分のままで寝転ぶなど可能な空間」だとしました。
その上で園芸作業に関して「草取りなど繰り返し行うアクションが多く、要領さえ掴むと無意識に手が動かせる感覚は気持ちの良いもの」とし、「注ぐ、握る、混ぜる、すくうなど、認知症の人でも記憶の片隅にあるアクションで導入しやすく、没頭することはストレスを軽減する一定の効果が見込まれます」とも言いました。「草花を愛する感覚は老若男女誰にでもに持つ普遍的な感情で、コミュニケーションや共感が生まれやすい」と述べました。
参考:日常のストレス減らすには? 誰もが持つバイオフィリアって? 植物見つめる「ブレーク」おすすめ 神戸新聞NEXT(2023年)
私の家では、
花が沢山あって、木が生い茂っています。どの季節にも植物が咲いていますが、特に春は梅から始まり、蝋梅、椿、桃、ソメイヨシノの桜などが咲き誇ります。自宅に桜があるので、外に家族で花見には行ったことはないです。
他の季節も母が色んな花を植えているので、紫陽花やポーチュラカ、つるバラ、自然勾配したクリスマスローズなど、1年中楽しめます。
そんな自宅ですが、バイオフィリアというリラックス法には適していると思います。
普段から生活していると、つい見落としがちになる時もありますが、この記事を書いて、私もバイオフィリアを取り入れて、リラックスしたいなと思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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