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TANOSHIKAの広報誌『TANOSHIKA TIMES』制作の一環として、TANOSHIKA CREATIVE 東町をAKARIのライター陣が取材しました!
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今回は、TANOSHIKA CREATIVE 東町のサービス管理責任者である平野にインタビューした様子をAKARIでお届けします!!
ーー支援員になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
福祉の仕事として言えば、私は前職から福祉のお仕事に携わっています。それが13年前からなんですけど、きっかけとしては本当のことをいうと福祉に携わりたいとか言う理由よりもお仕事探している時に知り合いから紹介していただいて、前の職場でアルバイトとして働きだしたのがきっかけですね。ただ、継続していく中で福祉の仕事は長く携わらさせていただいているので、大好きな仕事、これからも続けて行きたいなと思っています
ーーサビ管として、他の支援員さんや利用者さんに対して心掛けていることはありますか?
利用者さん、支援員さん、どちらともに言えることですが、まず、朝は気持ちよく、しっかり挨拶をすることですね。株式会社SANCYOとしても行動支援としてなっている部分でもありますし、個人的にも挨拶はしっかりしていこうと心掛けています。後は体調が悪くて休んだ人とか次の通所日では必ず声を掛けるようにしています。それと関係することですが、話はしっかり聞こうかなというところは意識していますね。私は喋り過ぎちゃうこともありますけど、傾聴を意識することですね。
ーー東町の支援員として働く中で気を付けていることは何ですか?
株式会社SANCYOの、TANOSHIKAの一事業所として東町があるので、TANOSHIKAの名に恥じないように一所懸命働こうと日頃から思って従事しています。
ーー東町で働いていてタメになったことや学びになったことはありますか?
前職でGH、就労B型、放課後デイで働いた事はあったのですが、東町は就労継続支援A型で今まで経験した事とは違った福祉形態になるので、学ぶ事は非常に多いです。特に一般就労へ向けての支援は今まで経験していなかったので、とても学ぶ事が多いです。あとは、コーディングやデザインなど今までは触れた事がないCREATIVEな部分は、とても為になってます。
ーー支援員をして嬉しかったことや印象に残っていることはありますか?
嬉しかった事は「東町を利用してやっと社会復帰出来た」と言ってくれたメンバーさんの言葉は嬉しかったです。印象に残っている事は、東町の開所時の3年前ですね。私もそのタイミングで転職してきたので。当時は新たに頑張っていこうという期待と、東町のサビ管としてやっていけるかといった不安が入り混じっていた思い出があります。
ーー支援員をしていて特に印象に残ったメンバーさんはいらっしゃいますか?それはどんな方だったでしょうか?
ここは私も考えててかなり迷ったんですけど、皆さん、その中で一番って感じでもなくて。ただ、一般就労されたメンバーさんはかなり印象に残っていますね。東町ではコーディングなどもしっかり学んで頂いているんですけど、なかなかその分野での就職って難しいというのは皆さんもわかって頂けると思うんです。そんな中、うちでコーディングを凄く頑張っていたメンバーさんがいて、そういうプログラム関連の仕事に就職された方が1人いらっしゃって、その方はかなり印象に残っています。
最初は私たち支援員から見ても難しいんじゃないかなって思っていたんです。ですが、その方は自分から就職活動をしていてどんどん会社を探していたりとかして、我々も面接の練習とか支援はしてきたんですけど、定着フォロー面談とかでも継続してやってらっしゃったので、その方は本当に凄いなと自分でも努力した方だなと印象に残っています。
ーーメンバーさんから困りごとを聞いたとき、どのように解決に導きますか?
まずは、私1人で直ぐに解決できることなのか、これは他の支援員さん、東町のチームで動いていくことなのか、または、TANOSHIKAの他の事業所とか私の上司の役員の方とか、後は他の支援機関、相談支援専門、病院のソーシャルワーカーとかそういった方々と解決していことなのか、まずはこの三つのどこに当てはまるのかを考えて支援していきます。後は相談を受けた時にこちらが焦って解決しようとするとメンバーさんも不安になるので、一回で解決できないならゆっくりじっくり時間をかけて伝えるように心掛けています。
ー一般就労に向けてどんな支援をしていますか?
基本的にはTANOSHIKA HOMEの本部の職員と東町の職員と連携してメンバーさんを支援しています。配慮事項説明書、職務経歴書、履歴書などの書類の書き方であったり、面接の練習であったりの支援を行っています。後は企業先での見学であったり、企業先での実習であったりは本部の職員の方に調整してもらっているので、調整後に本人さんと本部の職員さんと我々支援員も同行して支援していますね。後、私の仕事としては一般就労に対してお気持ちがあるかどうかというのを定期的にこちらから意向を確認する面談をしたりしていますね。
ーーどんな業種のお仕事に就かれたメンバーさんが過去におられましたか?
病院の事務、学童の支援員さん、先ほどもお伝えしたプログラム系の会社、後はサービス業、特例子会社で事務をしている方もいらっしゃいますね。あと、デザイン会社に就職された方もいらっしゃいますね。
ーー「メンバーさんそれぞれの目標」に対して、どのようにアプローチしていますか?
東町のメンバーさんの前で話すのは緊張しますね(笑)本当にやっているのかってツッコまれそうで(笑)
皆さん、個別支援計画でやっぱり大きいのは就労ですね。それは一般就労もそうだし、ここでの作業も含まれますね、後は私生活面での目標で皆さん個別支援計画を作成して面談とかしていると思うんですけど、その二つの面で支援員はアプローチしていますね。職業指導員さんが作業面を主に担当して生活支援員さんが生活面を主に担当して面談を行っていますね。進捗とかは職員の朝礼と終礼とかで共有するようにしていますね。私のサビ管としての仕事は支援員さんから情報を聞いて、こうしていこうというアクションや方向性を考えます。あくまでもメンバーさんの気持ちが大事なので、こちらの気持ちが強くならないようにしていますけど、強くなっていたらごめんねと。
ーー精神的な悩みをもった方もいると思いますが、どのように対応されていますか?
大前提として皆さんそれぞれ特性をもって諏訪野とか東町を利用していると思うんですけど、その特性がどうしても強くなっている段階ではお休みとか出勤の調整を行っています。入院とかは病院の先生と話し合ってですけど、入院することになってもこちらに帰って来れやすいように対応しています。あとは作業の悩みとかですね、私生活で悩みがある場合はしっかりとメンバーさんと話あって、職員でも共有して今後の方向性とかをメンバー三に提示していきます。ただ、服薬とかの悩みは正直、素人ではありますので、もし、主治医に話しにくいとかあれば、本人に確認を取ってから通院同行なども行っています。
ーーメンバーさんへの支援について、東町の支援員さんの間でどんな方針があるのでしょうか?
まずは挨拶をしていこうね、ということは朝礼とかでしつこく話していますね。後は明るく元気よくです。ここが一番大事だと思うんですけど、皆さんももし、暗い職員から暗い感じにおはようございます、って言われてもやる気出ないと思うし、相談もしにくいと思うんですよね。後は個々人のことを知っていくには面談を繰り返して行っていく必要もありますし、その面談から計画を立てて、決まったことは直ぐに実行していくことを方針としてやっています。
ーー東町ではどのような作業をしていますか?
諏訪野と同じではあるんですけど、プログラミング、デザイン、ライティング業務が主になります。ただ内訳としてはプログラミングとデザインの割合が多いのかなと思います。ライターさんは諏訪野町では多いと思うんですけど、後は撮影とか動画編集を行っている方もいらっしゃいますね。あとは定期的に入ってくる業務としてはデータ入力作業とDM作業、後はウェブコーディングとかデザインの案件ですかね。直近では機関センターのウェブサイトとかは諏訪野でもやったと思うんですけど、大きい案件もあります。
ーー東町にしかない魅力って何ですか?
これがね、本当に難しかったですよ(笑)これは昨日、ずっと悩んでいて、ライターさん、なかなか厳しい質問するなってね(笑)
環境面でいうとバスで通勤するときは凄く楽なんですよね。最寄りのバス停が直ぐ近くにありますので。後は周りに一番街があったり、コンビニとかも目の前にありますし、昼食はいくつか選択肢があるかなと思います。あとは支援員さんの笑顔ですかね(笑)これが魅力かなと(笑)
ーーこれから東町はどのような事業所になっていくと思いますか?また、どんな事業所を目指したい
ですか?
クリエイティブを謳っている以上はそこを強化していきたいですし、今ある強みをより一層磨きたいと思います。後は先ほどお伝えした生産活動以外でも様々な生産活動ができる事業所にしていきたいですね。後はA型事業所としてもあそこは一般就労をたくさん送り出しているねとか利用者さんも就職した先で頑張っているねって噂になるような事業所にはしたいですね。
ーーこれからTANOSHIKA CREATIVE 東町で働きたいひとたちに一言お願いします。
まずは利用者さんにアピールしたいのはTANOSHIKACREATIVEって本当にクリエイティブな仕事ができる環境にあるんですよね。パソコンは触ったことあるけど、デザインとかプログラミングとか未経験なんだよねって人が多いと思うんですよ。東町の場合、未経験で入って、今、一生懸命勉強して慣れて行った方がほとんどなので、プログラミング、デザイン、ライティングも難しいと壁が高くなっているとは思うんですけど、是非、一緒にチャレンジしてみませんか?っていうのが一言ですね。
一緒に働く支援員さんとしては株式会社SANCYOがビジョンとして掲げているのは「生きづらい働きづらさのない世の中を創る」というみんなで考えたビジョンがあるんですけど、福祉業界未経験でもそのビジョンに共感できなら是非、一緒に働きましょう!
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