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改めまして、M.Jです。
「えーっ、TANOSHIKA CREATIVEで絵本?」
「TOBIRAプロジェクト・・・、不思議な感じのネーミング!」
「ライターとデザイナーのコラボレーション、どんな感じになるのだろう・・・」
「お話を書いて、デザイナーが絵を描く?」
「お話を書くライターもスゴいけれど、お話を絵にして動画にするデザイナー・・・」
「どんな人がデザインを担当されているのか、ものすごく興味深い!」
このように思われたかた、あなたの中の「TOBIRA」を開く(又は開拓する)ことができるチャンスです!
「TOBIRAを開くアタックチャ〜ンス!!」《アタック25?》
「トビーと7つのTOBIRA」によって皆さんの「絵本に対する概念」が大きく変わってきます!
M.JはTANOSHIKAでライターとして勤務していますが、周りを見渡すと「TANOSHIKA CREATIVEのデザイン利用者のかた達の熱」を感じて1日1日がものすごく刺激になっています!
デザインの利用者の近くに行くと、かなり「一所懸命に仕事をされている」ので、M.Jも「気合いを入れないといけない」と感じながら仕事をしています。
「トビーと7つのTOBIRA」の創作のときも、デザインの利用者とライティングの利用者が1つの作品に対して「ものすごく熱く語り合っていた」ので、M.Jは遠くから見ても「スゴい!」「スゴすぎる!」「どんな物語が出来上がるのか!」と感激してしまいました。
特に、デザインの利用者さんの「ものすごい熱意」には圧倒されてしまいました。
今回、TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者のかた達の頑張っている姿を中心に「TOBIRAプロジェクト」について、以下の項目に沿って書いていきます。
⚫︎TOBIRAプロジェクトとは・・・
⚫︎トビーと7つのTOBIRA
⚫︎TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の奮闘記《1》
⚫︎TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の奮闘記《2》
⚫︎デザインの利用者の一所懸命さが生きるように・・・
TOBIRAプロジェクトとは・・・
TOBIRAプロジェクトとは、就労継続支援A型事業所TANOSHIKA CREATIVEが行なっている絵本などの創作物の制作プロジェクトです。
TANOSHIKA CREATIVEの「ライティングとデザインの利用者」がコラボレーションして絵本を創作しています。
ライターがお話を書き、デザイナーがそれに沿ったイラストやデザインをつけることによって作品を作っています。
これまでに、絵本、詩集、小説など、11作品を世の中に送り出してきました。
TOBIRAプロジェクトの目的は以下のようなものです。
⚫︎AKARIのコンセプトを絵本の形で届けていくこと
《コンセプト➡︎当事者による当事者のための障害・福祉・教育の情報を発信し、生きづらさ・働きづらさを抱える人の心の支えになること》
⚫︎この取り組みを通じて、理解や支援の輪が広がることや、メンバーさんの活躍の場の広がりやTANOSHIKAのVision達成に近づくこと
また、TOBIRAプロジェクトの名前の由来は、絵本のページを「生きづらさを打破する扉」として表しています。
【推奨記事】
以下は、素敵なライターが「TOBIRAプロジェクト」のことについてわかりやすく書いています。ご覧になっていただけると有り難いです。
参照・引用:piasu:AKARIのライターが絵本作家になりました【絶賛販売中】
以上のように、AKARIのコンセプトが絵本になっています。
絵本ですので「お子様向け」になっているようですが、老若男女のかた達に「楽しんでいただきたい!」と思います!
絵本を通して「TANOSHIKA CREATIVEの利用者の思い」が伝わればと思っています。
皆さん、気軽な感じでご一読いただけると有り難いです。
今後もなお進化し続ける「TOBIRAプロジェクト」をよろしくお願い申し上げます!
トビーと7つのTOBIRA
ところで、今回のTOBIRAプロジェクトの作品「トビーと7つのTOBIRA」ですが、どのような物語になっているのでしょうか?
まだご存じではないかた、M.Jと一緒に学んでみましょう!
【TOBIRAプロジェクトの最新作➖「トビーと7つのTOBIRA」について】
こちらは就労継続支援A事業所TANOSHIKA CREATIVEの、創作物の販売企画でできた作品の一つです。
主人公のトビーが、7つの扉の先にある世界を旅をしながら、世界から失われた虹を取り戻すお話です。
7つの扉の話は全て別のイラストレーターとライターが考えている、オムニバス形式の作品となっています。
扉を開くたびに様々な素敵な出会いが皆さんに訪れます😄
こちらはkindleの他、紙の絵本としても出そうと考えています。完成しましたら、ぜひ購入をご検討ください!
【トビーと7つのTOBIRAの内容】
主人公のトビーは、このTOBIRAプロジェクトのロゴマークに使われているキャラクターです。
そこに虹が描かれていることに着想を得て、7つのお話を一つの作品にまとめる構想が立ち上がりました。
“トビーには、特別な力は何もありません。
力も強くないし、足も速くない、空も飛べないし、泳ぎも苦手です。
それでも勇気だけは、誰よりもありました。”
作品の冒頭でこのように描かれるように、トビーは特別な力を持ちませんが、その勇気と知恵で様々な困難に立ち向かいます。
『誰でもこの物語の主人公になれる、誰にもこの世界をよくする力を持っている』ということを、作品全体を通じて伝えたいと考えています。
こちらの作品は先行してインスタで物語のプロローグや、各お話の冒頭を動画にしてお届けしています。
よかったらこちらもご覧ください!
https://www.instagram.com/reel/C_Ml3RVBVQ9/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
M.Jは、Instagramで途中までしか見ることが出来ていませんが、7つの物語のイラストの部分は「惹きつけられる感じ」がしています。
お話も良いのですが、絵本になってイラストがつくと、面白さ倍増です!!
TANOSHIKA CREATIVEの「利用者の思い」がたくさん詰まった「素敵な作品」になっています!
「トビーと7つのTOBIRA」の絵本ですが、創作の途中はデザインの利用者とライティングの利用者の「熱意のこもった話し合い」がありました。
特に今回は、TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の「一所懸命さ」を強く感じました!
今回の作品におけるTANOSHIKA CREATIVEの「デザインの利用者」のかた達、どのような思いで「トビーと7つのTOBIRA」のイラストを創作されたのでしょうか!
次の項からは、TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の奮闘記《1》と《2》について書いていきます。
TANOSHIKACREATIVEのデザインの利用者の奮闘記《1》
TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の雰囲気は、はたから見てもスゴいのでM.Jは感激しています。
そのスゴさは、TOBIRAプロジェクトの最新作「トビーと7つのTOBIRA」の創作場面でもヒシヒシと伝わってきました。
「トビーと7つのTOBIRA」の創作の時、ライティングの利用者とデザインの利用者との話し合いを少しだけ見ましたが、ライティングの利用者が微動だに出来ない程「ものすごい雰囲気」でした。
遠くから見ても「デザインの利用者さんの熱意」が伝わってきました。
TANOSHIKA CREATIVEの「デザインの利用者さんの熱意」、一体どのような感じだったのでしょうか?
最初にご紹介するのは「一石島伊那(いっこくとういな)」さんです。
一石島伊那さんは、1年前の「TOBIRAプロジェクト」の時は「たたかう子どもたち~シトリン欠損症と闘うカンタくん~」のお話でイラストを担当されていました。
その時に一石島伊那さんから聞いたのですが、「ライターさんからお話を書いていただいているので、きちんとした絵本にしないといけない!」というプレッシャーを感じていたようです。
この話をされた時も「複雑な表情」でした。「話をデザインして絵本として完成させるのは、意外とハードルが高い!」ということが、M.Jには伝わってきました。
一石島伊那(いっこくとういな)さんですが、今年は驚くべき行動に出たのです!
「トビーと7つのTOBIRA」では、何と「ライティングとデザインの二刀流」に挑戦したのです。
M.Jは一石島伊那さんのことを「TANOSHIKA CREATIVEの大谷翔平!」と思ってしまいました。
その後、実際に一石島伊那さんは、お話を書いた後、スケッチブックと絵の具を持参されて「独特のモード」で絵本のデザインをされていました。
「ここまでしないと絵本を完成するのは難しいのか!」と痛感させられました。
絵本のデザインの時の一石島伊那さんの一所懸命さを見た時M.Jは、「近づくことが出来ない」雰囲気を感じ、驚いてしまいました。
一石島伊那さんの絵本に対する思い、「並大抵のものではない」と感じさせられました。
「トビーと7つのTOBIRA」の絵本を通して、独特のモードで書いている「熱意」が伝わることを願っています!
TOBIRAプロジェクトの「トビーと7つのTOBIRA」・・・、ご覧になっていただけると「一石島伊那」さんの絵本に対する思いが感じられると思います!
一石島伊那(いっこくとういな)さんの作品は、「青い扉のお話」に収録されています。こちらで作品の冒頭も見ることができます。
https://www.instagram.com/reel/DBP1jFfyM2B/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
「トビーと7つのTOBIRA」、ぜひご覧になってください。未来への「TOBIRA」が開くキッカケになると思います!
✳️事前にデザインの「一石島伊那(いっこくとういな)」さんには、ご本人の意向によってこのネームで許可をいただいています。改めて、情報提供していただいた「一石島伊那」さん、厚く御礼申し上げます。
TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の奮闘記《2》
TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者さんの仕事への取り組み方は驚異的です。
遠目から見ても「ギラギラした感じ」が伝わってきます。
仕事をされている時は「ものすごく熱心」な感じで、M.Jも身構えてしまいます。
「トビーと7つのTOBIRA」の時も、デザインの利用者さんからお話を聞くと「あふれんばかりの熱意」を感じていました。
次にご紹介するのは「あふれんばかりの熱意」で絵本の説明をされた「★」さんです。
★さんは、正装がものすごく似合う「素敵な利用者」「真面目な利用者」です。
常に「穏やかな感じ」で、すごく「気づかい」をされるかたです。
★さんは、気づかいがスゴいので、周りからの「好感度の高いかた」と言えます。
ただし、仕事については「妥協していない感じ」がヒシヒシと伝わってきます。
M.Jが状況をきくと、★さんは毎回「ほかの人が上手いので・・・」という発言ばかりでした。
「こ、これは額面通りに発言を受け取ってはいけない!」
「明らかに謙そんしている!」
「絶対に実際の絵本を見なければ・・・」とM.Jは思いました。
M.Jは「絵本のデザイン」を拝見して、★さんの「デザインに対する想い」を聞きました。
すると、★さんのいつもの雰囲気からは想像ができないくらい「熱意のこもった言葉」が返ってきました。
「1つ1つの色の感じ、背景」など細かい部分をものすごく丁寧にされているのが伝わってきました。
M.Jは、発言を聞いて「実際はスゴい絵本を創作されている!」と思いました。
その後、Instagramで★さんがデザインされている「トビーと7つのTOBIRA」の一部をM.Jは拝見しました。
「やはり、額面通りに受けとってはいけなかった!」
「いつものキャラとは違う、強烈なデザインで最高!」
「このかたのデザインこそ本物だ!」
「デザインを徹底して追求しているかたの作品は素敵だー!」
完成された絵本だけではわからない「魅力がいっぱいのデザイナーだ!」と強く思いました。
「トビーと7つのTOBIRA」の創作後も★さんとお話をしましたが、広報誌のデザインに「一所懸命」取り組まれていました。
この「一所懸命さが生きる日」は、きっと来るのだとM.Jは確信しています!
そんな一所懸命さがあふれた作品・・・、TOBIRAプロジェクトの「トビーと7つのTOBIRA」ご覧になっていただけると★さんの絵本に対する思いが感じられると思います!
★さんの作品は、「赤い扉のお話」に収録されています。こちらで作品の冒頭も見ることができます。
https://www.instagram.com/reel/C_e3Nu8BOyM/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
「トビーと7つのTOBIRA」ぜひ、ご覧になってください。「TOBIRA」の中から「デザイナーの熱いメッセージ」が伝わってくることでしょう!
✳️事前にデザインの「★」さんには、このネームで許可をいただいています。改めて、情報提供していただいた「★」さん、厚く御礼申し上げます。
デザインの利用者の一所懸命さが生きるように・・・
この記事をご覧の皆さん「トビーと7つのTOBIRA」に興味を持っていただけましたか?
ここでM.Jがお伝えしたいことは「完成された絵本」も大事ですが、絵本を「創作しているプロセス(=過程)」も大事だということです。
「TANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の一所懸命な思い」が絵本には詰まっているので「プロセス」は大事なのです!
皆さんには、前述したデザインの利用者だけではなく「絵本に関わったそれぞれの利用者の一所懸命さ」を受け取っていただきたいと思います。
今回の記事を通して、TOBIRAプロジェクトに関わった「利用者の熱意」を皆さんに届けられればと思っています。
TANOSHIKA CREATIVEでは「TOBIRAプロジェクト」に限らず、デザインの利用者とライターの利用者が1つ1つの作品に対して「情熱をもって、一所懸命に」仕事をしています!
どうか、企業や法人の障がい者部門担当の皆さん、TANOSHIKA CREATIVEで利用者の創作活動をご覧になっていただけると「障がい者が一所懸命に頑張っている姿」が伝わってくると思います!
作品を創る「プロセス」の中には、創作者(=障がい者)の「仕事に対する取り組み方」や創作者の「内面」が出てきます!
完成された作品だけではなく「創作しているプロセス」をみると、いろんなことが発見できるのではないでしょうか?
1人でも多くの利用者の一所懸命さが、企業や法人の障がい者部門担当の皆さんに理解されて、1人でも多くの利用者が「一般就労へステップアップできるように!」とM.Jは強く願っています。
記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!
【補足事項】
最近、TANOSHIKA CREATIVEのデザイン部門で「新たなアクション」が始まっています。
デザインの利用者同士の「デザインについての話し合い」です。
デザイン担当の支援員さんと利用者による「素敵な取り組み」です。
これによって、デザイン部門は大きく「活性化」されていくことでしょう!
今後のTANOSHIKA CREATIVEのデザイン部門、ぜひご期待ください!
【関連記事】
以前、私が書いたTANOSHIKA CREATIVEのデザインの利用者の奮闘を書いた記事です。今回の記事と合わせてご覧になっていただけると有り難いです。伝わってくるものがあると思います。
これまでに私が書いた記事です。ご覧いただけると有り難いです。
Noteのほうにも記事を書いています。ご覧いただけると有り難いです。
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