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こんにちは、どうも、ゆたです。
今まで、何度か、株式会社ヘラルボニーについての記事を書いてきました。
ゆたの記事を読んでいると度々、ヘラルボニーの話題が上がりますが、今一度、株式会社ヘラルボニーがどういった取り組みをしているのか、お話させていただきます。
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)のビジネスは主に知的障がい者がデザインしたものを物や場所に展開していく企業です。
一言で説明してしまうと、大したことのないように聞こえてしまいますが、この取り組みは今までにない、知的障がい者の新しい価値を見出したプロジェクトなのです!
アート作品を生み出している知的障がい者の方々とはしっかりとした契約を結んでいるので、金銭などの利益がちゃんと渡されるようになっています。
障がい者の特性をここまで活かしつつ、収益化できたのは今までにない革命的なビジネスモデルであり、世界でも認められているほどです!
そんなヘラルボニーが初の主催側になったとあるイベントがありましたので、ご紹介いたします。
国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」
今回、開かれたのは国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」です。
2024年1月31日(異彩の日)から3月15日までの期間、世界28ヵ国・924名のアーティストから総数1,973点の作品の応募がありました!
ヘラルボニーは、障害のある方がひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけるようにとの思いを込め、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」を初めて創設しました。
国籍や年齢に全くの制限がありません。世界中の障害のある表現者を対象として開催されました!
グランプリは、浅野春香氏の作品「ヒョウカ」
多くの応募者の中、見事グランプリを獲得したのは浅野春香さんの「ヒョウカ」です!
引用:ヘラルボニー、初主催の国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」授賞式をパレスホテルで開催!浅野春香氏「ヒョウカ」が1,973作品からグランプリに
この作品には『社会で評価されたい』という強い思いが込められています。高さ約1メートル、長さ2メートル弱のこの作品は30㎏の米袋の上に描かれています。
米袋を切り開くことから始め、ポスカで色を緻密に重ねて約7カ月をかけて製作していったといいます。
「満月の夜の珊瑚の産卵」をテーマに、満点の星空や満月などをモチーフにして描かれています。
私はこの作品を見ていると心の中が満たされるような思いになりました!
皆さんはどんな感想を抱きましたか?
他にも受賞者が!
審査員特別賞には、フランス・パリのアール・ブリュットのギャラリー・クリスチャン・バースト創設者のクリスチャン・バースト、金沢21世紀美術館チーフ・キュレーターの黒澤浩美氏、LVMH メティエ ダール ジャパン ディレクターの盛岡笑奈氏、東京藝術大学学長・日比野克彦氏の4名が、独自の視点から1人1作品を選出しました。
それに加え、今回のアワードでは、東京建物、サンゲツ、JR東日本、JINS、丸井グループ、JAL、トヨタ自動車の計7社による企業賞も設けられています。
企業賞に輝いた作品は、JALの機内プロダクトやクレジットカードのデザインなど、各スポンサー企業のサービスやプロダクトへ採用される予定だといいます。
アワード受賞の枠にとどまらない「出口のあるコンペティション」である、とヘラルボニー代表の松田崇弥・松田文登両氏は話しています。
受賞しておめでとう、それだけで収まるのではなく、もっと、世界中に羽ばたく姿を見たい、その思いが表現された言葉だと思います!
参考:LVMHも認めたヘラルボニー、初の国際アワードが展覧会に。JALの機内アイテムやクレカ券面に
他の受賞作品は下記のURLから見ることができます!是非、その目で見てみてくださいね!
参考:ヘラルボニー、初主催の国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」授賞式をパレスホテルで開催!浅野春香氏「ヒョウカ」が1,973作品からグランプリに
作品が見れる場所。
1,973点の作品のなかから、厳正な審査により選出された全62作品を一堂に展示する世界の異彩が集うアート展「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」を8月10日(土)より、東京大手町にある国内最大級のギャラリー、三井住友銀行東館1Fのアース・ガーデンにて開催しております。 会期:2024年8月10日(土)〜 9月22日(日) 時間:10:00~18:00 料金:入場無料 会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1-3-2) 主催:株式会社ヘラルボニー
終わりに。
障がい者とアート。
そしてヘラルボニー。
障がい者の生んだ作品が世界中で愛されるものや場所になっていく、そんな理想を現実に描いている方たちがいます。
私はヘラルボニーの活動や取り組みは本当に画期的だと思うし、これからも世界で注目される企業だと本当に思います!
今回は国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」のお話でしたが、また何か情報があれば記事にしますので、その時はよろしくお願い致します。
以上、お相手はゆたでした。また次回の記事でお会いしましょう!
こっそりnoteもしていますので、よろしければ遊びに来てください♨
まとめ記事もありますので、時間がある方は是非!
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