南海トラフなどの地震に備えて

地震

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南海トラフとは

有名な話なのでご存知の方も多いでしょう。

南海トラフとは、約100~150年周期で起こる巨大地震のことで2035年前後に起こると予測されているものです。

1000年に一度と言われる東日本大震災のあとから日本列島のほとんどが近くの変動期に入り、不安定な状況に入っています。

1946年の昭和南海地震の地盤の隆起の仕方や、過去の南海地震の結果に基づいて予測され、それらの研究の結果、1回の地震で隆起した高さが大きいほど次の地震が来るまでの期間が長く遅いということがわかっています。

そして漁港の水深データなどを総計した結果が大体2035年からプラスマイナス5年間の間に次の巨大地震、南海トラフが来ると予測されているのです。

地震の規模はほとんどの地域が震度5以上とされ、西日本~東日本の太平洋側で最大震度7や10m超えの大きい規模が予測されています。

引用:国際交通省気象庁 南海トラフで想定される震度や津波の高さ

2024年1月1日にも巨大地震ではないですが、最大震度7の能登半島の大地震があり、変動期に入って地震が増え、南海トラフ以外にも対策すべき点が多くなったと感じます。

地震が来にくい地域でもプレートが重なったり、地表に現れてなくまだ活断層が見つかっていないこともあるため、どんな地域でもいつ地震が起こってもおかしくはないと、専門家の間では考えられています。

地震の被害対策について

そんな突然来る地震に対してしっかり準備や備えなどはしてありますか?

次は地震の被害対策や備えについて書いていこうと思います。

目次 地震対策6選

①家具や置物の転倒・転落・落下防止対策をしておく

②散乱場所で怪我をしないようスリッパや靴の確保をする

③非常用品の用意

④家や塀の強度の確認

⑤地震による火災への対策

⑥防災に対する知識を身につけておく

 

①家具や置物の転倒・転落・落下防止対策をしておく

大きい家具などには金具や市販の家具転倒防止伸縮棒や耐震マット、食器棚や窓ガラスには飛散防止措置をして対策をしておきます。

年季が入った家や家具は特に注意しておきましょう。

対策した分片付けが楽になったり、安全性も増します。

また小物などを置く際は倒れやすかったり、割れやすいものを棚の下側や安全な場所に置いたりするひと工夫するとさらに良いでしょう。

②散乱場所で怪我をしないようスリッパや靴の確保をする

靴は難しくても、スリッパなどの上履きだけでも寝室など良く使う場所に一つだけでも置いておくと良いでしょう。

③非常用品の用意

停電や断水の時も想定し、飲料水1人1日3ℓ分やマッチやライターなどの備えが必要です。

詳しくは下の画像をご参照ください。

引用:東京消防庁

大体非常食が1人分3000~4000円が目安で、その他全部合わせて10000円行かないくらいで揃えられると思います。

非常食はこちらのサイトがいくつか災害用の非常食でおすすめをしており、選ぶのにとても参考になったのでぜひ皆さんもご参照ください。

参照:【2024年】HANDs 非常食おすすめ27選!

④家や塀の強度の確認

時間やお金がある時は耐震診断を専門家にしてもらい、必要ならば補強をしておきます。

こちらも特に年季の入った建物ならさらに注意すべき点です。

⑤地震による火災への対策

普段使わなかったり使用しない電気機器のプラグを抜いたり、火災報知器を家に取り付けたりと火災への対策をします。

火災報知器自体は安くて3000円から買えるものが多く、取り付けるのも頑張れば自分たちでできるため手軽でおすすめです。

⑥防災に対する知識を身につけておく

事前に家族と安全な地域や避難場所について話し合ったり防災知識を身につけたり万が一の時に備えておくことが大事です。

これを機にぜひ一度何かしらの対策をされてはいかがでしょうか?

参考記事

最後に過去のAKARIで地震に関する記事があったのでご紹介します。こちらもよかったらぜひお読みください。

災害用伝言ダイヤルやマイ避難カード。阪神淡路大震災から始まった災害対策。 

障がい者向けの防災関連記事【まとめ】

もしも、避難所に行けず、車中泊になったら〜車中泊の注意点と事前の準備について〜

フェーズフリー。〜備えないことが、実は災害に備えていることに繋がっている考え方〜 

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