この記事は約 5 分で読むことができます。
皆さんこんにちは。Pinkです。Women’s Healthの記事を読んでいて思ったのですが、「恨み」という感情は誰でも一度は持ったことのあるものではないでしょうか。
記事には以下のように書いてありました。
「恨み」が健康に与える影響と、それを手放す4つの方法
お世辞にも気持ちいいとは言えない感情。
健康にまで影響を与えてしまうとは、あまりいいことではないと思います。また、心理療法士によると、「恨み」には「依存性」があるとのことです。今回は、私も経験のある「恨み」について書きたいと思います。
「恨み」とは何なのか
普通「恨み」というのは、理不尽な扱いを受けたという感情から生まれるため、自分の頭の中で、その時の感情や出来事をずっと再現し、自分の正しさを自分に証明しようとするそうです。
その出来事は、自分が思っているよりも身近で小さく、執拗な「恨み」という感情は、どこからでもすぐにそっと近づいてきて、自分の中に蓄積して行くとのことです。
そして、現代社会は人々の恨みごとで飽和状態となっており、その影響は非常に大きいと言われています。専門家いわく、「恨み」は、慢性的な「ストレス」や「不安」と同じくらい、「免疫力」と「心」に大きな被害を与えるそうです。
「恨み」の基本的な原因とは
指摘ばかりされて育った親世代とは違い、20世紀後半生まれの子供達は、前向きな言葉をかけられて成長してきたことで、「なりたいものには何でもなれる」「大事なのは努力すること」など、教育されてきたため、大人になると現実の人生に失望するとのことです。
大学で教壇に立つ心理学者は、子供達に「世の中は公平である」と教えても、あとで失望することになるだけだと話しています。そして、見事に夢が打ち砕かれ、期待を粉々にするのがSNSだとのことです。
SNSは情報の宝庫なので、最近では、何もかもSNSのせいにしてしまいがちになり、またSNSを使っていると、つい自分を人と比べてしまうと、イギリスの大学の心理学部教授は話しています。
また、そのことが「自己肯定感」の落ち込みをもたらし、「恨み」の根本的な原因を作るとのことです。
しかし、SNSがある今は、「恨み」という感情が健康に与える影響と、「恨み」という火が大きくなる一方で、それを消す自分達の能力は落ち込んでいくと言います。
「恨み」の与える影響とは
テクノロジーの進歩は「心の知能指数」にも悪影響を与えていて、最近は「対面」でのコミュニケーションを取る機会が減ってきているとのことです。
「非対面」でのコミュニケーションでは、相手の立場を理解するために必要な情報を見つけたり、相手の意図を読み取ったりすることができないため、早とちりする可能性が高くなるそうです。
下記にまとめてみました。
① 人に冷たい態度を取られたとか、期待を裏切られたと感じることが多くなる
② 過敏さゆえに、もともと自分が持っていた劣等感や悲観性が強くなるという悪循環に陥る
③ 大きな「恨み」を抱えている場合は、ますます心に余裕がなくなる
④ 長年の「恨み」は免疫機能を低下させ、頭痛、不眠、慢性痛を引き起こすことがある
また、この「恨み」が持つ連続した悪影響を考えに入れて、ドイツ人の精神科医である博士は「PTED(心的外傷後憤慨障害)」という医学用語を生み出したとのことです。
「PTED」は「恨み」が根深すぎて体に長期的な影響が出ている状態で、「PTED」
の診断を受けていなくても、「恨み」を抱いて生きていれば、健康が格段に損なわれてもおかしくないそうです。
もともと「依存性」があることを考えると、「恨み」は一種の永久的な「ストレス」とも言えるとのことです。それは、自分の感情を封じ込めると免疫機能が低下して、長期的な病気になる可能性が高いことを示しているそうです。
精神神経免疫学の研究者達は、後ろ向きな感情を持ち続けていると、体内の炎症を悪化させる「サイトカイン」が過度に生成されてしまうことを突き止め、体内の炎症は、「循環器疾患」「2型糖尿病」「アルツハイマー病」、一部のがんのリスクを高めるとのことです。
「恨み」を手放す4つの方法
記事の中では、「恨み」を手放す方法として、以下の4つが挙げられています。
自分自身に問いかけてみて、「恨み」の芽を早いうちに摘み取ろうとのことです。
① 意外と、単なる思いこみなのではないか
② そもそもの原因を考えたのか
③ 自己肯定感が下がっていないか
④ 後ろ向きな考えにとらわれていないか
参照:「恨み」が健康に与える影響と、それを手放す4つの方法
以上となります。
「恨み」という感情が健康に与える影響を考えると、この4つの方法を参考に、少しでも手放すことが出来ればいいなと思います。
参考サイト:「恨み」が健康に与える影響と、それを手放す4つの方法
Pinkのおすすめ記事10選!自分の障がいや皆さんに知って欲しいことを選びました
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
→HOME
コメントを残す