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こんにちは、改めましてM. Jです。
この記事をご覧の皆さん、薬の「副作用」についてどのように感じていますか?
普通に処方していただいている薬は、身体や精神の症状に対しての効果がある一方、それ以外の部分は「副作用」として作用するという「デメリット」もあるのです。
人によっては「薬はその病気の部分以外の作用は、毒になる」ということを言っています。
ちなみに、私はほかの人よりも薬が効きやすいので「副作用」もひどく、合わない薬の場合は仕事はおろか日常生活に支障を来たすことが多いです。
そのような方は、比較的多いのではないでしょうか?
今回は、薬の副作用に焦点を当てて「医薬品作用救済制度」などについて考えていきたいと思います。
薬の副作用について以下の項目に沿って書いていきます。
- 医薬品副作用救済制度について
- 精神科の薬の副作用について
- 抗がん剤・ステロイド剤の副作用について
- 薬の副作用 ➡️ 個人で出来る対応
医薬品副作用救済制度について
薬は規則正しく使用したとしても「副作用」を完全に防ぐことは難しいです。
病気の治療に使用した薬によって「副作用」による健康被害も多く存在しています。
そこで、医薬品を介した救済制度の「医薬品副作用救済制度」が制定されました。
【医薬品副作用救済制度とは・・・】
病院・クリニックで処方された医薬品、薬局で購入した医薬品などを適正に使用したにも関わらず、「入院が必要になる」「日常生活が著しく制限される障がい」などの健康被害について「救済給付」を行う制度。
主に「医療費・医療手当・障害年金」などの救済給付を行う。
【救済給付の請求:誰がする】
◇本人または家族が直接PMDA《医薬品医療機器総合機構》に対して行う。
【救済給付に必要な書類】
◇医師の診断書 ◇医師の投薬・使用証明書(◇薬局の場合:販売証明書)
◇請求書 ◇医療費や医療手当を請求する場合は受診証明書
【救済支給された事例】
①咽頭炎のためアセトアミノフェンなどを服用した後、高熱・顔面腫脹・角膜や結膜の障害が出現。→スティーブンス・ジョンソン症候群。
②疼痛や発熱のためロキソプロフェンナトリウムを服用した後、徐々にクレアチニン値が上昇し、腎機能障害が出現。→透析をすることに・・・。
③急性気管支炎で、セフトリアキシソンナトリウム水和物を静注した後、顔色不良・嘔吐・咳などがみられた→アナフィラキシーショック。その後、ステロイド投与・酸素吸入・心マッサージなどを続けたが死亡。
【救済給付の対象と請求制限】
◇医療費・医療手当
- 医薬品の副作用によって、入院が必要となった場合に出る。
- 請求期限:5年
◇障がい年金・障がい児養育年金
- 医薬品の副作用によって、日常生活に障がいが出た場合(障がい者等級:1〜2級)
- 請求期限:なし
◇遺族年金・遺族一時金・葬祭料
- 医薬品の副作用によって、死亡した場合
- 請求期限:5年
薬には「主作用」と「副作用」があります。主作用は「病気を治す・軽くする」作用です。一方、副作用は「本来の目的以外の悪い」作用です。
薬には、必ず「副作用」があります。副作用がひどくなれば「日常生活が制限」されます。
副作用による「日常生活の制限」は、放置してはいけません!
場合によっては「医薬品副作用救済制度」を申請しなければいけないこともあります。
この記事をご覧の皆さん、この問題に関心を持っていただけることが重要です!
薬には、副作用がついてくるのでしっかり把握していければと思っています。
次の項からは、病気の薬による副作用について書きます。
精神科の薬の副作用について
精神科の薬の副作用には、どのようなものがあるでしょうか?
【精神科の薬の副作用】
◆眠気
◆体重増加
◆口渇
◆消化器症状など:便秘・おう吐・下痢・排尿困難
◆自律神経症状:立ちくらみ・ふらつき
◆悪性症候群
◆性機能障害:月経異常 など
◆パーキンソン症状:手が震える・仮面のような表情
◆急性ジストニア:身体の一部が硬直・突っ張る
◆遅発性ジスケネジア:舌や唇が震える・足を踏みならす
◆過鎮静→動きが鈍くなる など
◎このほかにも以下の症状があります。
◆心臓の症状:不整脈・動悸
◆(不安・焦燥感・イライラ)→精神科の薬服用の初期に現れやすい
【精神科の薬の副作用:対策】
◎副作用が強く出た場合、医師に対して「相談する」こと!
→我慢しないこと!
◆「薬の減量をしてもらうよう伝える」
◆「ほかの薬に変更するように伝える(副作用を和らげる薬)」
◎眠気が強い場合は、以下の方法で対応する。
◆「睡眠習慣を見直す」
◆「薬を減らしてもらう」
◆「ほかの薬に変更してもらう」→鎮静作用の弱い薬に変えてもらう
◎著しく体重が増加した場合、以下の方法で対応する。
◆「食事管理」 ◆「運動」 ◆「血液検査などを行う」
◎生活改善をする。
◎便秘、下痢などが出た場合は「消化器の薬や漢方薬」を出してもらう。
◎錐体外路系の症状(パーキンソン症状)が出た場合
◆「別の薬に変更してもらう」
◆「抗パーキンソン病薬に変更してもらう」
◎ふらつきが強い場合、以下の方法で対応する。
◆「ゆっくり立つ」「朝食をとる」→まず、これで生活の改善をする
◆生活改善をしてもうまくいかない場合→「昇圧剤」を出してもらう。
実際に、私は精神科の病院に通院しています。
前述した通り「薬の副作用が強く出やすい体質」ですので、日々恐怖を感じています。
「眠気」はかなりひどく担当医師に「睡眠導入剤が入っていないか」を確認しないと「日常生活に支障が出るほどの眠気」になるので、細心の注意を払っています。
「体重増加」も著しく、20歳代の時よりも20キロ以上は超えているので、完全な「メタボリックシンドローム」です。ストレスによる過食があったとはいえ「薬の副作用の影響」は否定できません。
この記事をご覧の皆さんも、心当たりがあれば「関心」を持っていただければと思います。
「生活改善」だけでは対応が難しいので「厄介」です。
抗がん剤・ステロイド剤の副作用について
他にも、副作用が強い薬として、抗がん剤やステロイド剤などが挙げられます。
抗がん剤の副作用は、ものすごく多いです。約15年以上前、私の親せきが「がん」で入退院を繰り返していました。「抗がん剤は、副作用が多いのでキツイ」と言っていたことが思い浮かびます。
生きているうちに、がんは「避けられない病気の1つ」として考えることは必要不可欠です。
抗がん剤の副作用は「関心を持っておかなければならない」と言っても過言ではありません。
ステロイドの薬の副作用も、ものすごく多いです。中には「怖い副作用」もあります。
約7〜8年以上前、私の父が溶血性貧血の治療薬「プレドニン」という「ステロイド系」の薬を服用していました。常に「感染症の危険」と付き合っていかなければなりませんでした。
「手洗い・うがい・マスクの着用」を毎日行うことは、かなりの「苦痛」を伴いました。
ステロイドの薬の副作用によって「感染症の危険性」に加え「高血圧・高血糖・眼の障害など」さまざまな症状が出てきます。
かなり「副作用」がキツイので、処方する時や処方した後は「精神的なフォロー」が必要不可欠です。
ステロイドの薬もさまざまな病気に対して使われることが多いので「関心」を持っていただければと思います。
なお、抗がん剤やステロイドの薬の副作用については、こちらの文献に詳しく書いてあります。
参考:がん情報サービス:薬物療法(抗がん剤治療)のことを知る(PDF)
薬の副作用 ➡️ 個人で出来る対応
以上、精神科の薬の副作用への対応や救済制度についてでした。
薬の副作用は、基本的に避けられないものです。
よって「副作用を上手にコントロールする」という考え方が必要です。
副作用を上手にコントロールするためにはどんなことが必要でしょうか?
【副作用を上手に乗り切るコツ】
◎「副作用メモ」をつける
◆自分に起こった症状の「発症のパターン」を把握する。
◆症状が「いつ」「どのような」「どの程度」起こったか・・・
→きちんと「記録」するようにする。
◆体調管理のために「体温・体重・排便」などの「記録」をする。
◎患者さんの記録は、医療者にとって重要な情報となる。
しかし、上記のようなことをしても薬の「副作用の対応」としては不十分です。徹底して「副作用の対応」をしていかなければなりません。
副作用の対応方法として以下の方法があります。
【薬の副作用についての相談の方法】
◎医薬品医療機器総合機構《以下PMDA》に相談する。
◆電話番号:03ー3506ー9457
◆受付時間:月曜日〜金曜日の9:00から17:00(午後5時)
→ただし、祝日・年末年始を除く
◎医療問題が得意な弁護士に相談する。
◆電話番号:03ー6909ー7680
◆受付時間:月・火・木・金曜日の10:00から16:00(午後4時)
→ただし、祝日を除く
◆東京以外でも医療問題の弁護士がいます。
→以下の文献を参考:九州・山口医療問題研究会
薬の副作用は、きちんとした「対応」が必要な場合が多いです。
副作用に気づかず「放置」すると、健康に害を及ぼし「重症化」します!
副作用の「初期症状」を知って、早めに「対応」すべきなのです!
もし、解決が難しい場合は「PMDA」に相談することも考えてみましょう!
相談すれば「医薬品副作用救済制度」によって「薬の副作用によって起こった障がい」などが認定されれば「保障」されます。
しかし、「医薬品副作用救済制度」は薬の副作用の報告などが中心となっている制度です。
PMDAは「副作用による被害を増やさないこと」を目的とした制度です。
PMDAに相談したとしても「患者さんやその家族への助言」などをしている機関ではないので、薬の副作用について「患者さんやその家族にとって満足が得られる制度」とは限りません。
よって、PMDAでも納得がいかない場合、最終的な手段として「弁護士に相談する」という選択肢を持つことが必要です。
今回の記事を通して、私は以下の提案をしていきたいと思います。
◎医薬品副作用救済制度の「適用範囲が狭い」ので、広くしてほしい!
◆入院や障がいが残ったりしないと「制度が使えない」という厳しさ。
◆がんの薬(抗がん剤)には、適応していない。
◎薬の副作用に悩んでいる人は多い→「副作用に対する相談窓口」を増やしてほしい!
◆場合によっては「カウンセリング」が必要なこともある。
◎この制度についてもう少し「知っている人」を多くする取り組みをしてほしい!
◆「テレビでのCM」や「YouTube」などの媒体を利用する。
◎医療過誤について患者やその家族が「弁護士に相談しやすい」ような社会にしてほしい!
上記のようになれば、薬の副作用に悩む患者さんは減少すると思います。
記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。
なお、今回の記事は以下の文献を参考にしました。
葛飾区:医薬品副作用救済制度についての説明スライド(PDF)
田町三田こころみクリニック:抗うつ剤によくある副作用と対策は?
大阪メンタルクリニック梅田院:統合失調症・抗精神病薬の副作用
静岡がんセンター:副作用を上手に乗り切るコツ→支持療法(PDF)
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、精神科の特殊医療:電気治療、情報漏えいの危険性!対策は?、特定の病気になりやすい性格の分類とその対策があります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。今後ともよろしくお願いします!
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記事を読ませていただきました。薬の飲み合わせや副作用を避けることをできないけど、
主治医に小さな症状でも伝える必要があるのではないでしょうか。これからも楽しみにしています。
にわとり様、メッセージどうもありがとうございます!確かにおっしゃる通りで、対応が難しい場合もあります。医師(先生)が出されるからといって「すべてを信用し過ぎない、疑う場合もある」ことを認識したほうがいいと思います。今回は、薬の副作用によって「日常生活に支障を来たす場合」「仕事に支障を来たす場合」の対処方法について書きました。さまざまな方法を検討されることが大事です。素敵なメッセージ、ありがとうございました。今後もよろしくお願い致します!