誠実な人になろう!:大丸別荘事件から学ぶ

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こんにちは、改めましてM. Jです。

「元気な会社」や「豊かな会社」とは「誠実な人」が多くいる会社ではないでしょうか?

「誠実な人」が多いと会社の雰囲気が一層良くなり、社員も居心地良く働きやすいと思います。

また「誠実な人」が多くなると、会社自体も「誠実な会社」として良いイメージとなり「活性化」していくと考えられます。

よって、1人1人が「誠実さ」を持つことはものすごく重要なことです。

M.Jも「誠実な人」になりたいと思いながら1日1日を過ごしています。

では、一体「誠実な人」とは、どのような感じの人でしょうか?

今回は「誠実な人」について以下の項目に沿って、深く掘り下げていきたいと思います。

  • 誠実さとは ➡️  誠実な人の特徴
  • 大丸別荘の事件・大丸別荘の実態
  • 企業として大切なこと
  • 人間として成長していくために

誠実さとは ➡️  誠実な人の特徴

「誠実な人」とは、以下のような特徴を持つ人です。

向上心があり、常に何かしらの「目標」を持っている

努力を継続している  

◆自分が置かれた環境の中で、結果を出すための「努力」をしている。 

◆努力を継続するためには、モチベーションを保つことが必要。

有言実行であり、 行動で示している

責任感があり、最後までやり遂げる

常に相手を尊重・尊敬する:自分よりも「相手ファースト」の精神

◆自分自身がつらい時でも、自らの利益のみを優先しない。

「感謝の言葉を相手に伝えること」「感謝の気持ちを行動に表すこと」   

自分の思い通りにいかなくても、人や物に八つ当たりしない

ルール・マナーを遵守している

ウソをつかない

誰とでも公平に接する・自分とは異なる考え方を持った人を受容する

上記①〜⑩、どの項目も社会人(大人)として生きていくためには、必要不可欠なものばかりです。

誠実な人の特徴について、少しずつ理解することができました。

この記事をご覧の皆さん、「誠実な人」を目標にしてみましょう!

そうすることによって、周りの人から信頼されるようになり「人間関係」が良くなっていきます!

また「誠実な人」がいるだけで、会社の「雰囲気」が良くなります!

次の項では、「誠実さがない人」が起こした事件について触れていきます。

大丸別荘の事件・大丸別荘の実態

福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉大丸別荘(以下、大丸別荘)」が、本来は週1回以上必要な浴場の湯の取り替えを年2回しか行なっていなかったことが判明し、問題になりました。「大丸別荘」は、1865年創業しており、昭和天皇も宿泊された旅館です。

2022年8月、筑紫保健福祉環境事務所(以下、筑紫保健所)の検査で大丸別荘の大浴場で基準値の約2倍のレジオネラ属菌が検出されました。

この際大丸別荘側は、湯の交換頻度や塩素注入は適正だと説明していましたが、2022年11月の筑紫保健所再調査で基準値の3700倍のレジオネラ菌が検出されました。

大丸別荘側は2023年1月中旬、湯の交換は年2回で、塩素注入を怠っていたと報告しました。

当時の大丸別荘の社長は、2023年2月28日「レジオネラ菌は、大したことないと考えていた」と謝罪して、引責辞任しました。

福岡県は、大浴場の衛生管理を怠り、福岡県に虚偽報告をしたことが公衆浴場法に違反するとして大丸別荘と当時の社長を刑事告発しました。

【大丸別荘の実態】

◇社長には「コンプライアンス(法令遵守)の意識」がなく、筑紫保健所から指摘された後「虚偽の説明」をするなど、「社会常識からの逸脱」や「法令を破ること」をしてしまった。

◇社長は「レジオネラ菌は、大したことない」という「悪質な考え方」をして「無責任な発言」をした。 

◇2019年12月、スタッフからは「お湯は入れ替えたほうがいい」「塩素を注入したほうがいい」という意見が出ていた。しかし、大丸別荘がこうした「従業員の訴え」を聞き入れることはなかった。

温泉のある別荘なので「来客相手の仕事」です。「おもてなし」が必要不可欠です。それにも関わらず、お湯の交換を年2回しかせず、塩素注入も怠っていたのです。

レジオネラ症は、高熱・呼吸困難・胸痛・中枢神経症状が出現します。

高齢者、新生児、大酒飲みの人、重喫煙者、透析患者などは悪化する危険性が高く、場合によっては「生命の危険性がある」感染症です。

社長は「レジオネラ症」を軽く見過ぎていました。レジオネラ菌は、とても恐ろしい菌にも関わらずです。

詳しくは以下の文献に記載してあります。ご覧いただけると有り難いです。

参考:NIID  国立感染症研究所:レジオネラ症とは

今回紹介した社長の対応には「誠実さ」が全く感じられませんでした。

「誠実さ」であれば「別の対応」をしていたのではないでしょうか?

次の項では、企業として大切なことについて触れていきます。

企業として大切なこと

誠実な企業となるために、どのようなことが大切なのでしょうか?

「誠実さ」は組織のリーダーやマネジメントにおいて求められる重要な資質です。ラテン語では「インテグリティ」といいます。

「インテグリティ」は、企業経営や組織マネジメントとして使われるようになり、近年ではリーダーやマネジメント層に求められる「誠実さ」の素質として広がっています。

【企業経営でのインテグリティ】

「インテグリティ」とは、企業経営にとって以下のような意味をもっています。

◎社会的信用を得られる高いインテグリティを持って経営をしている企業は、すべての物事に対して誠実さ、真摯さ、高潔さを持って取り組みます。

法令遵守をはじめ、企業倫理、社会規範に従った企業経営は、顧客や取引先からの社会的信頼が得られます。

◎また、顧客や取引先、従業員に対して公正公平に接する姿勢を企業が持つことで、社会的な評価に繋がります。

【インテグリティが重要な理由】

◎過度な成果主義に進まないように、幅広い社会責任と企業倫理を実践するため。

◎リーダーやマネジメント層が「誠実さ」をしっかり持つことで、健全な組織運営に繋がるから。

「インテグリティ」・・・難しい言葉ですが、お伝えしたいことはリーダーなどが「誠実さ」を持ち続けて仕事を行うことがものすごく大切ということです。

リーダーの「誠実さ」は、そのまま「企業のイメージ」につながります。

「誠実な企業」は、誠実なリーダーによってつくられていくのではないでしょうか。

人間として成長していくために

今回、大丸別荘の事件などを通して「誠実さ」について深く掘り下げていきました。

改めて「誠意をもって仕事に向かうこと」はものすごく大切だとM.Jは学びました。

大丸別荘の事件は、経営者が相手への配慮を忘れて「私利私欲に走った」と言っても過言ではありません。改めて「悪質な事件」だと思います。

時々「会社員による会社のお金の着服」という事件がニュースになっています。

これは、1人1人が誠意をもって仕事をしていないことが原因と考えられています。

「誠実さを持ち続ける」ことを意識しないで過ごしていくと、いつの間にかかなり悪いことをしてしまったり、相手を傷つけてしまう事態は簡単に起こります。

そこで「インテグリティ」という資質が大切となってくるのです。

過度な成果主義にならないように、企業倫理や社会規範を重視していくことが大切です。

また、経営者だけではなく、1人1人が「誠実さ」を持つことはものすごく重要なことです。

まずは自分自身が「誠実な人」になり、人間としてもっと「成長」していくことができればと思います!

この記事をご覧の皆さんが「誠実な人」を目指して「充実した人生」を過ごせるように、M.Jは願っています。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。

この記事は、以下の文献を参考にしています。

参考:しまらぼ:誠実さとは何か? 誠実さを高める心構え

   リンクアンドモチベーション:誠実とは?誠実な人の特徴や見分け方

   FASHION  BOX:「誠実な人」とは?誠実になるための心構えを紹介

   INDEED:インテグリティとは?なぜ「誠実さ」が必要なのか

         HR  Brain:「インテグリティ」を知ていますか?

        経歴.INFO:インテグリティとは?人事も重視する誠実さの重要性 

       産経新聞:湯替え週1回のはずが年2回・3700倍のレジオネラ菌

   東洋経済オンライン:「大丸別荘」ヤバい会社の内幕

今後について

興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、観察力と少しの勇気の重要性、がん患者の自殺予防の勉強会に参加して大きく変わっていった私の人生観について、病気の早期発見:母への思いがあります。

皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!

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