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こんにちは、改めましてM. Jです。
今回は、感激して入社したTANOSHIKA CREATIVEの記事を書いていこうと思います。
あくまでも、TANOSHIKA CREATIVEに対する私の思いを書いていきます。
主観的な表現が中心になることをお許しください。
発達障がいの診断を受けたMJ
私が、発達障がいの診断を受けた時のことについて書きます。
当時、気力が低下していて、仕事に行くことが出来ないくらい精神状態が悪かった為、あるクリニックに通院していました。
いわゆる「うつ病」の状態でした。
しかし、ふとした時、自分自身の行動について振り返ってみました。
病院に勤めていた時、「空気が読めない言動や行動をしてしまうこと」や「状況に合わせた言動や行動が上手く出来ないこと」などで周囲とのトラブルが多くありました。
「もしかしたら、これはただのうつ病ではない」と思うようになりました。
そのことを、クリニックに相談した結果、すぐに「診療情報提供書(紹介状のようなもの)」を出されて「うちでは診れないので紹介状を書きます」と言われました。
突然のことだったので、とても驚きました。
ただ、受け入れていくしかないので、言われた通りに手続きしました。
次の日、大学病院の精神科に行くと「うちには発達障がい専門の医者がいないので、こちらに行ってください」と言われ、パンフレットを渡されました。
以前、その大学病院に勤務されていた医師で、現在は開業されている先生を紹介されました。
その次の日、紹介されたクリニックに行くことになりました。
そのクリニックは、数少ない発達障がいの専門医(児童精神医学の専門医)でした。
クリニックで、通常の診察に加え「コース立方体組み立てテスト」「文章構成のテスト」「イラストの解釈をするテスト」などしっかりした心理検査を受けました。
その結果「発達障がい」の診断を受けたのです。
障がい者の世界に入ったMJ
クリニックの主治医から、相談機関に行くように言われました。
最初に、相談機関として「発達障がい者支援センター」を紹介されました。
次に、「発達障がい者支援センター」から「障がい者就業・生活支援センター」を紹介されました。
また、クリニックの主治医からは、転職することを勧められました。
就職をする為にハローワークでは「障がい者部門に行くように」言われました。
次々と、いろんな相談機関を紹介されたので、戸惑いながら日々過ごしていました。
特に、ハローワークで障がい者部門に相談に行った時、健常者との壁、疎外感、孤独感をかなり感じました。
「特別な世界→障がい者の世界に入ってしまった」という感覚でした。
誤解を生む表現かもしれませんが、社会人になってから発達障がいの診断を受けたので「自分の見ている世界が変わった」と思ってしまったのです。
就職をする幅がかなり狭くなった感じになり、就職に対しての壁を感じるようになりました。
しばらくした後「就労移行支援事業所」で訓練を受けることになりました。
その時、障がい者枠での就職を何度も試みましたが、約20社以上の企業から不採用通知を受け取ることになりました。
発達障がい者の就職に対する非常に厚い壁を感じるようになりました。
参考:福岡県庁ホームページー発達障がいの対応を行なっている医療機関
MJー障がい者雇用での就職
ハローワークの特別求人で、障がい者枠の企業の求人に応募して、やっと就職することが出来ました。
そこでは、文書の仕分け、配送 などの業務をしていました。
個人情報を取り扱う業務であったため、相談機関の人も立ち入ることが出来ない状態でした。
そこはパワハラや人間関係のトラブルによって、退職してしまいました。
その後、「就労継続支援A型事業所」と「障がい者枠の一般企業」を行ったり来たりしていました。
「障がい者枠の一般企業」では、めまい、ふらつき、下痢といった症状が頻回に出たため、継続して出勤することができず、退職してしまいました。
「就労継続A型事業所」では、支援員さんとの考え方の違いが大きく、仕事がしづらい状態になり、退職してしまいました。
MJは障がい者雇用でも失敗続きだったのです。
継続して出勤することが出来ていませんでした。
発達障がいによる「コミュニケーション能力の低さ」「こだわりの強さ」が出てしまい、人間関係でトラブルを起こすことがありました。
特に、年上の人とのトラブルが多くありました。
また、ごくまれに感情のコントロールが不十分になることもありました。
2022年の春から夏にかけて「これではやばいぞ、MJ!」と思い、改めて就職活動をすることになったのです。
初めてTANOSHIKA CREATIVEを見た感想
2022年夏、初めてTANOSHIKA CREATIVEを見学させていただきました。
1つのオフィスで、利用者の皆さんがパソコンに向かっている姿を見て「すごい!」「熱心な雰囲気だ!」「集中力がすごい!」と思い、感激しました。
それも「やらされている感じ」がなく、積極的に仕事をされていることにも感激しました。
また、仕事の内容の説明を利用者さんがされているので、とてもビックリしました。
専門用語もたくさん出ましたが、1人1人の利用者さんの熱心さがものすごく伝わってきました。
今まで仕事をしてきたA型事業所とはハッキリと違う感じでした。
以前から「パソコンの操作をする仕事をしたい」と思っていました。
しかし、求人票を見て応募しようとしましたが、撃沈ばかりしていました。
書類による不採用通知を受けることばかりでした。
また、障がい者雇用でいろんなところに就職してみるものの、挫折することばかりでした。
そんな中、出会ったのがTANOSHIKA CREATIVEだったのです!
「仕事がしやすい雰囲気」も感じることができました。
TANOSHIKA CREATIVEの支援員さんからの言葉
2022年、TANOSHIKA CREATIVEを初めて見学させていただいた時、支援員さんの言葉にとても感激しました。
「普通のA型事業所とは明らかに違う!」と思いました。
他のA型事業所の支援員さんとの違いは以下の通りです。
- TANOSHIKA CREATIVEの支援員さんは、MJの言葉に対して真剣に向き合っていました。
- MJの介護体験や失敗の体験を「温かく」受け入れていただきました。
- TANOSHIKA CREATIVEの支援員さんの言葉からは「包み込むような温かさ」や「とても熱い思い」を感じました。
見学の時の会話で、こんなに感情を揺さぶられて嬉しくなり、感激することは初めてでした。
上記の、TANOSHIKA CREATIVEを見た感じと共に、支援員さんの言葉に「熱いもの」を感じました。「ぜひ、TANOSHIKA CREATIVEで仕事をしたい!」と強く思うようになりました。
今後のMJの課題
こうしてMJは、TANOSHIKA CREATIVEに入社することが出来ました。
上記の「感激」を忘れないようにして、仕事をやっていきたいと思います。
MJは以前からの課題、発達障がいの特性である「コミュニケーション能力の低さ」や「こだわりの強さ」についての問題を、解決することが出来ていません。
何とかこの問題を、仕事を通して解決していくしかないと思います。
ただ、TANOSHIKA CREATIVEには若い人が多く、学ぶことがたくさんあります!
年上ばかりではないので「固定観念」が少なく、新しい考え方が常に入ってくるのでとても仕事をしやすい環境で、謙虚に行動していくようにすることが出来ます!
この「謙虚な姿勢」を忘れないようにして、「感激」しながら楽しく仕事をやっていきたいと思います。記事をご覧いただき、ありがとうございました。
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして自殺を防ぐ方法、精神科医療の課題について(パート1・2)があります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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記事を読ませていただきました。一人一人に寄り添ってくれるのがTANOSHIKAクリエイティブで働いている支援員さんなのです。いろんな意味でやりたいことが見つかると、さまざまな情報を集めてくれる素敵な職場です。
にわとり様 素敵なコメントいただき、どうもありがとうございました。入社してからは、さらにTANOSHIKAクリエイティブの支援員さんの「温かさ」「熱意」をかなり感じています!とてもいい職場に出会うことができて、1日1日を「楽しく」仕事させていただいています。私は、ライターとしての能力は低いですが「利用者さん」や「支援員さん」に支えられて、頑張ることができています!にわとり様のように、素敵なコメントをいただけると嬉しくなります。今後ともよろしくお願いいたします。