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こんにちは、改めましてM. Jです。
今回は、マイナンバーカードの危険性について書いていこうと思います。
現在国が推し進めているマイナンバーカードの義務化・一本化には、「個人情報が他人にわかってしまう危険性がある」と言われています。
「どのように個人情報が扱われているのか知る」ということは、ものすごく重要です!
今回は、次のような視点で「マイナンバーカード」について見ていきたいと思います。
- マイナンバーカードとは
- マイナンバーカードのメリット
- マイナンバーカードのセキュリティ対策
- 自分が今まで受けた詐欺
- マイナンバーカードの危険性
- 厚生労働省や日本年金機構の個人情報漏えい
- 市町村の個人情報漏えい
今回は主にマイナンバーカードの「デメリットの面」について詳しく追求していきたいと思います。身近な「社会問題」として捉えていただければ、有り難いです。
マイナンバーカードとは
ところで、皆さん「マイナンバーカード」をご存じですか?
マイナンバーとは、行政手続きにおいて個人を識別する為に国民に振り分けられた12桁の個人番号です。
顔写真や住所、生年月日などの個人情報と共にマイナンバーが記載されたICチップ付きカードのことを「マイナンバーカード」と言います。
参考:Soーnetーマイナンバーカードのセキュリティな万全?
マイナンバーカードのメリット
マイナンバーカードには、メリットがあります。
①行政手続きの簡略化
②公的な身分証明書
③住民票や印鑑証明がコンビニで発行可能
④きめ細やかな社会保障の実現
参考:Soーnetーマイナンバーカードのセキュリティーは万全?
マイナンバーカードのセキュリティ対策
マイナンバーカードには、セキュリティー対策があります。
①本人確認の徹底
②特定個人情報の保管・作成などの禁止
③個人番号保護委員会による監視・監督
④特定個人保護評価
参考:Soーnetーマイナンバーカードのセキュリティは万全?
自分が今まで受けた詐欺〜危ないところでした〜
以前、公的機関の一部と銀行の一部が手を組んだ詐欺を受けました。
約15年以上前、感染性胃腸炎にて入院し、退院した際、高額医療費の請求に社会保険事務所(現在の年金事務所)に行きました。
社会保険事務所では、手続きのために個人情報を公開します。
そのほかにも書類を提出しました。
それに加えて、お金の受け取りが入るので、銀行口座を教えないといけませんでした。
高額医療費を受け取る日になり、△銀行に行きました。
銀行で椅子に座った次の瞬間、自分の携帯電話に電話が掛かってきました。
出ると、「〇〇社会保険事務所のものですが、還付金をさらに大きくしませんか」と言ってきました。
これは、〇〇社会保険事務所と△銀行が手を組んでいるとその時思いました。
現役の職員ではなくとも、退職した人または社会保険事務所のやり方を知っている人だと思います。その時は、恐ろしくて、震えていたことを覚えています。
その後も、自宅の固定電話に「〇〇社会保険事務所のものですが、還付金をさらに大きくしませんか」と掛かってきました。本当に怖くて、震えるしかなかったことを覚えています。
公的機関による詐欺まがいの行動にとても驚きました。
今でも「怖い」のひと言しか出てきません。
電話の話を真に受けていたらと思うと、ゾッとします。
自分の直感を信じたことで「怪しい」と感じて、詐欺に引っ掛かることを防ぐことができたと思います。
信じていただけない話かもしれませんが、事実です。
公的機関をすべて信用してはいけません。
少しだけでも、疑いの目をもっていくことも大切なのです。
マイナンバーカードの危険性:なりすまし、詐欺
①なりすまし:マイナンバーカードを紛失してしまうと、顔写真に偽の写真を貼り付けて本人に「なりすます」ことができます。本人でなくても、行政の窓口で「住民票の書き換え」などの不正な行政手続きができてしまうのです。
マイナンバーカードの情報を手掛かりに「代理人」としてなりすますこともできます。
◎万が一、盗難や紛失にあった場合は、すぐに一時停止の連絡を行い、警察に盗難届または遺失物届を出しましょう。
②詐欺:マイナンバーカードをキッカケに、間接的に金銭をだまし取るケースが増えています。
市役所の職員などになりすまして「マイナンバーカードが不正利用されたので、カードを交換したい」と虚偽の連絡をすることから始まります。その後、警察や弁護士などを名乗って事実であるかのように誘導していきます。(もちろん、偽物です)
◎「マイナンバーカード」に関する連絡があった場合は、自分1人で判断せず、信頼のできる公的機関に相談しましょう。
参考:Soーnetーマイナンバーカードのセキュリティは万全?
厚生労働省や日本年金機構の個人情報漏えい
先ほども言いましたように、公的機関をすべて信じることはかなり危険です。
その具体例がこちらです。
厚生労働省は、2014年6月から2018年11月まで、難病患者の氏名、生年月日、診断名などの個人情報を漏えいしてしまったのです。
原因は、指定難病データベースの管理のところで、本来消去すべき患者の個人情報のデーターを削除することを忘れたことです。
その結果「個人情報漏洩」が起こってしまったのです。
日本年金機構(以下年金機構)は2015年6月、125万人分の個人情報を漏えいしてしまったのです。
原因は、年金機構の一体化した対応が出来ていなかったことや人員不足、厚生労働省のチェック体制の不備や人員不足、サイバー攻撃に対しての対応が出来ていなかったことなどです。
その結果「個人情報漏洩」が起こってしまったのです。
参考:ISM クラウドワン
市町村の個人情報漏えい
市町村においても、個人情報漏えいが行われています。
平成27年9月12日、大阪府堺市の市職員がインターネットに「堺市の市民の個人情報」を流失させてしまいました。
市職員が有権者情報を含む選挙の情報を持ち帰り、自宅のパソコンに保存していたということです。
以上のように、公的機関の職員による「個人情報の漏えい」が起こっているのです。取り扱っている個人情報の数が多いので、問題が大きくなっていくのです。
マイナンバーカードの場合は、個人情報が入っている番号ですので公的機関の職員が不正な行為をすれば、簡単に「個人情報の漏洩」が起こってしまうのです。
今後のマイナンバーカードの義務化に向けて
「マイナンバーカードの義務化・一本化」には下記の様な危険性があるのです。
- 公的機関の職員による意図的な「個人情報漏洩」
- USBなどの紛失や不正利用、情報操作といった公的機関の職員の問題による「個人情報漏洩」
- サイバー攻撃やパソコンのウイルスによる「個人情報漏洩」
もし、個人情報が漏えいされた場合「どのような対策をしていくのか」も考えないといけないと思います。しっかり、みんなで考えるべき「社会問題」です。
関連記事:共通番号いらないネット
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、TANOSHIKA CREATIVEのデザインについて、ユニバーサルショップ構想、コロナ禍の生活と認知症があります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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