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こんにちは、改めましてM. Jです。
19回目の投稿になります。
今回は、忘れやミスを防ぐ方法について書いていこうと思います。
忘れやミスは、誰にでも起こり得ることです。
しかし、仕事や生活の中で忘れやミスが多いと周りの人から指摘されるようになります。
私には、発達障がいの「ADHD」があります。
この障がいのある人は「物を忘れやすい」という特性があり、かなり意識しない限り、何度も同じ忘れやミスを生じてしまうのです。
私は忘れやミスが多く、会社の上司や同僚に「前にも言ったのに忘れるとは、どういうことだ!」と言われることが何度もありました。
特に仕事などの大事なものの場合、叱責されたり、周りの人に多大な迷惑をかけることになるので、「忘れやミスを防ぐ工夫」が必要だったのです。
そこで今回は、「忘れやミスについてどう防いでいくか」を追求していきたいと思います。
同じ悩みを抱える皆さんにとって、有意義な内容になれば嬉しいです。
「忘れやミスを防ぐ工夫」
私は以下のような方法で、「忘れやミスを防ぐ工夫」をしました。
- イメージトレーニング
- 行動の逆算
- 視覚に訴える(メモ帳、カレンダー、日記)
- 5W1Hを意識する
私が自分で試行錯誤しながら「忘れやミスを防いでいった方法」を基本として考えていきたいと思います。いろんな人にとって、参考になれば嬉しいです。
イメージトレーニング
忘れやミスを防ぐ最もいい方法として、「イメージトレーニング」を挙げることができます。
事前にするべき動作について、「イメージ(想像)を何度もすること」です。
必要であれば、するべき動作をシミュレーションをしたほうがいい場合もあります。
これに加え、「自分が忘れたりミスをしてしまうパターン」をイメージすることも大事です。
自分が起こしそうな忘れやミスを徹底して把握し、イメージしていくのです。
「忘れたりミスをしてしまうパターン」をしないように意識していくことが、忘れやミスを防ぐには、最も大切になります。
その状況になりそうな時は意識して「行動を変える」ことが必要なのです。
「あっ!」と考えを切り替える、または「あっ!」と言葉を発してもいいかもしれません。
以前の仕事で、病院間の物品の運搬の業務をしていました。
それは、ものすごく重要な書類でした。
その時は送る側の雰囲気を察知し、いつもより早めに送信先の病院のボックスに入れました。
同僚から「その書類は後から入れてください」と言われました。
ただ、その同僚は重要なことを度々忘れる方だったので、信用していませんでした。
いろいろやる事があり、とても忙しくなるので、後々絶対忘れるだろうと思いました。
忘れるパターンになってしまうので、意識して変えていこうと思いました。
結果的に、書類を早めに入れたことで、重要書類を忘れることなく送信先の病院に渡すことができました。
上記のことより、惰性では忘れやミスを防ぐことはできないのです。
また「忘れたりミスをしたりした後のことをイメージしていく」ことはかなり重要です。
忘れた後、注意されたりや周りの人に迷惑をかけたりするイメージを明確に覚えておくことは忘れやミスを防ぐ為の最も大切な方法です。
「これをしない限り忘れやミスを防ぐことはできない」と言っても過言ではありません。
病院で勤務していた時のことです。外来患者さんとの約束を忘れてしまいました。
訓練の時間がなくなることを伝え忘れてしまったのです。
その日、大きな行事があってそれを事前に把握していたにも関わらず、伝えることを忘れてしまいました。その患者さんにとっては「大きな1日」です。
通院してこられた後でしたので、相当怒られました。
その時の、患者さんの表情は忘れません。
このことを通して「忘れたりミスをした後のことをイメージしていく」ようにしようと思いました。私はこれをすることによって、忘れやミスを防ぐことができました。
行動の逆算
忘れやミスを防ぐ方法として、未来に行う行動を「逆算」することは効果的です。
つまり、終わりの行動から順番に計算していく方法です。
終わり(未来)を意識して、今(現在)はどのような状態になっていないといけないのかという考え方です。
未来(先)のことを予測して今すべきことを考えていくと、現在からのストーリーができてきます。そのストーリーに従って行動すると意識がハッキリしていきます。
ストーリーを意識することになるので、脳の機能が向上すると考えられます。
具体的には、仕事前の朝の準備です。
朝、洗顔するところからマスクを準備して出掛けるところまでをイメージします。
そこで、それらを時間の流れとともに「逆算」していくのです。
すると、「いつまでに着替えをしなければならないか」がわかります。
着替えは外出するためのスイッチとなることが多いので、そこをポイントにすると忘れやミスを防ぐことができるようになりました。
私は、これを意識することによって未来(先)がハッキリ見えるようになりました。パニックになることによる忘れや、ミスが起こることを防ぐことができました。
ぼんやり考えるよりも、1つ1つの動作について考えていくことが、ものすごく重要です。
視覚に訴える(メモ帳・カレンダー・日記)
忘れやミスを防ぐ方法として、イメージトレーニングと同様に良い方法は「視覚に訴える」ことです。
視覚に訴えることで、何をすべきかを再確認するという効果があります。
「確認」の動作は、忘れやミスを防ぐ為に必要不可欠な動作であり、最も効果的です。
具体的には、メモ帳にメモを取ること、カレンダーに記入すること、日記をつけることなどが挙げられます。
これらの動作は、もう一度次に行うべき動作を「確認すること」になるので、視覚を使うことになります。
これによって、脳の機能を向上させると考えられます。
「確認すること」は、忘れやミスを防ぐ為に以前から言われていたことです。本にも「メモ帳にメモをすることで忘れやミスをなくすことができる」と書いてあるものが多いです。
私も「メモ帳」への記入を実行してみました。
しかし、内容をまとめて「整理」しないと理解できないことに気づきました。
内容をまとめる作業は、私にとって難しいものでした。
よって、私の場合はそのほかの方法と一緒に行ないました。
人によっては、メモ帳だけでは忘れやミスを防ぐことは出来ないのです。
5W1Hを意識する
5W1Hとは、「いつ(When)」「どこで(Where)」「誰が(Who)」「何を(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」のことです。
これによって「状況の見える化」が行われていくのです。
参考:カオナビ
この5W1Hを意識していくことで、どんな状況でそれを行なうのかがハッキリ見えてきます。
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」を意識して、確認することによって、情報の整理ができて、イメージと結びつきやすくなります。
これは、ハッキリ意識することがものすごく重要です。
私も、社会人になってから5W1Hを意識するようになりました。
これも、病院で勤務していた時のことです。
病棟での会議の時間を忘れそうになりました。
この時、「何時に」「誰についてのものなのか」「どんな話し合いがあるか」をハッキリイメージしながら通常の仕事に入っていました。
5W1Hを意識することで惰性で仕事をすることがなくなりました。
このことによって、忘れやミスをすることが減っていきました。
おわりに〜忘れやミスを防ぐために〜
以上、忘れやミスを防ぐ方法について記事を書きました。
忘れやミスを追求していくことによって、忘れやミスを防止できるのではないかと思われます。
- 決して、惰性では忘れやミスは防止できないのです。
- 「意識」をして「考え方」を変えることが、忘れやミスの防止には最も効果的なのです。
今回の記事制作を通して、より一層私も忘れやミスを防ぎ「しっかりした人」になっていきたいと感じました。皆様方の1つの参考になればと思っています。
仕事などを充実させていけるような記事になればと思っています。
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