電動キックボード。〜緩和された法律で危ぶまれる障害者の立場〜

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今日は、翼祈(たすき)です。電動キックボード、今度から運転免許やヘルメットの義務化などは無くなりますね。今回は新たに法律が緩和される電動キックボードのメリット・デメリットを、障害者の私の観点も入れて、お話しさせて頂きます。

令和4年度より警察庁、電動キックボードについて規制を大改革に転換 16歳以上免許不要 ヘルメットも個人の意向を尊重

警察庁は、これまで「原付バイク」と同じ扱いとされていた、電動キックボードに関して、これまで認めて来られなかった時速20キロ以下で走行するタイプであれば、16歳以上の場合、運転免許を不要とする方針を固めました。

警察庁によると、全体的な大きさが自転車と同じぐらいで、最高速度も時速20キロ以下しか出せないタイプの電動キックボードに関しては、16歳以上であれば、運転免許がなくとも乗れるようにするといいます。今後も、15歳以下は、公道では電動キックボードは使用出来ません。

現在、電動キックボードに関して、公道を使用する場合、「原付バイク」と同じ属性となっていて、運転免許が必要とされていました。今後は、「自転車」と同じ扱いになるといいます。

今まで同様、ナンバープレートとサイドミラーの装着は必要となる可能性もあります。ヘルメットの着用については任意で着用となります。車道での走行が原則で、時速6キロまでに制御して、走行時速が電動キックボードに表示できるシステムがついていれば、歩道を走ることも可能とします。

警察庁は、令和4年度の2022年の通常国会に、道路交通法の改正案を提出する考えです。ヘルメットの着用については、自転車と合わせて努力義務とする見通しです。

電動キックボードのメリット

●騒音や排気ガスが無い、手軽に乗れる

●駐車場など置き場所に困らない・持ち運びも可能、移動が速くて小回りが効く。電車への持ち運びができる

●「燃料費」が安くメンテナンスの手間も少ない

●電動自動車より安く、充電が簡単

●人混みを避けられる、エコで安い

電動キックボードのデメリット

●長距離の移動には不向き

●雨の日に乗れない

●走行距離を気にしながらの移動になり、故障やパンクが不安

●重たい、大きい

●運転中両手が塞がり、荷物が持てない

●鍵などがない為、盗難が心配

●駐車する場所に困る

何となくイメージ的にも、荷物は乗せられないと思っていましたが、やはりそうだったんですね。多分バイクの荷物が乗せられないタイプと思って、正解なんでしょうか?小回りが効くと言われてますが、身近では観た事ないです。

維持費

引用:電動キックボードの維持費用はいくら掛かるの?|自賠責など 電動キックボード参考サイト

電動キックボードのタイヤ

タイヤのタイプによって乗り心地などが変わってくるそうなので、参考記事を置いておきます。

参考:話題の電動キックボードのタイヤについて徹底解説! iMove

その後、

2022年3月4日付の改正案では、これまで原付バイクと同じ扱いだった電動キックボードについて自転車と同じくらいの大きさで最高速度20キロ以下であれば、運転免許がなくても16歳以上は乗ることができます。

16歳未満が乗ったり、提供した業者は、懲役6か月以下または10万円以下の罰金が科せられます。ヘルメットは、全ての自転車利用者と同じように努力義務となります。

【速報】電動キックボード 運転免許は不要 道交法改正案決定 16歳未満は運転禁止 FNNプライムオンライン(2022年)

電動ボード新分類、罰則も 道交法改正案閣議決定 産経新聞(2022年)

障害者として不安なこと

調べていたら今まで電動キックボードは免許やヘルメット必要、歩道も走行禁止だったらしいですが、これからはそれがなくなります。私は左耳に聴覚障害があるので左側に電動キックボードが来た時、反応出来ない場合がある事も今後出て来るかもしれません。

騒音もあるのかなと検索したらそれもないみたいなので、聴覚障害は勿論、視覚障害のある方にとっても、電動キックボードが近くにいる事に、気付かないかもしれません。

最初は「私みたいに免許なくても乗れるなんて凄く便利」と他人事の様にしか思っていなかった私。私はまだ近くで電動キックボードの方は見かけた事がありませんが、そういう聴覚・視覚という点では気を引き締めたいと思いました。



noteでも書いています。よければ読んでください。

TANOSHIKA 翼祈|note

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。