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こんにちは、翼祈(たすき)です。
今年1月、バレンタイン企画として販売予定だった、マイメロディのママの名言を集めたグッズの販売が中止となりました。数年前には普通にマイメロディのママのグッズが販売されていた時期もあった事も分かりました。
今回何が良くなかったのか?現代のジェンダー問題も絡んで来る、この問題について考えます。
マイメロディのママのグッズ販売中止
2005~2009年放送されたTVアニメ『おねがいマイメロディ』シリーズに登場したマイメロディのママの「名言」が使用された、2022年販売予定のバレンタイン向けの一部関連商品が物議を呼びました。
この商品は、【マイメロディのバレンタイン】の企画デザイン商品として、アパレル大手の「ワールド」の子会社「ファッションクロス」経営を執るブランド「ITS’DEMO(イッツデモ)」で2022年1月18日に当初販売開始されるはずでした。イッツデモの公式Twitterで2021年12月21日にマイメロディのママのグッズが紹介されたりしていました。
それが一転し、イッツデモの公式Twitterへのリプライなどで「ジェンダーバイアスを助長するのではないか」といった疑問や批判の声が増強し、2022年1月12日には、いくつかのまとめサイトも関連記事を上げる騒動になりました。
アパレル大手「ワールド」の子会社「ファッションクロス」とのコラボ商品に協賛したサンリオは、マイメロディのママの関連商品の発売を中止すると明かし、「今後の商品開発に活かしていきます」としていました。
参考:「女の敵は女」物議のマイメログッズが発売中止に サンリオが決定「今後の商品企画に活かしていく」 J CAST ニュース(2022年)
マイメロ自体は凄く可愛いですが、今のニーズには合わなかったのですね。私は騒動になって販売中止になった後でこの事を知ったので、詳しい事は分からないのですが、今は何が正解で間違いか分からないですね、、、
『おねがいマイメロディ』とは?
マイメロディの誕生30周年を機に企画され、ストーリーは完全オリジナル。サンリオのファンシーキャラクターを主人公としたアニメだが、世界観は牧歌的メルヘン世界ではない。現実の人間社会とそれに影響されるファンシーワールドとを舞台に、サンリオのキャラクターイメージを広げる個性豊かなファンシーキャラと、多様な人間の登場人物達の交流を中心として、ギャグや魔法バトルやラブコメなど様々な要素が展開される、明るい少女向けアニメである。
マイメロディのママとは?
ピンクの洋服に水色のスカートにエプロンを着け、水色の頭巾をかぶる。性格は極端にクール。恋愛論や身近な男性の評価などを語る際、マイメロには分からない、辛辣かつ現実味のあるコメントをする。彼女の一言はマイメロでさえも凍りつく事がある。
昔は若者のアイドルで数多くのファンがいたが、“働く男の姿”に好意を持ち、「パパの作る野菜が好きだ」と畑へ通いつめていた。最終的に、ファン達の目の前でパパにハンカチを手渡し、求愛した。結婚後は、マイメロに語った「パパは野菜を育て、ママはパパを育てている」という言葉に象徴される独自の夫婦関係哲学に基づき、パパを甘やかさず突き放さず絶妙にコントロールしている。
マイメロディ・ママの発言
- 「傷ついた心の絆創膏は新しい恋よ」
- 「一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ」
- 「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」
- 「女ってね、ダメな男ほど放っておけないものなのよ」
- 「お友達はちゃんと選ばないと あとで後悔するのは自分自身よ」
マイメロディ・ママの発言に賛否両論
こうした「名言」について、ツイッター上では、「今見たら女らしさ、男らしさの押しつけ満載」「現代と感覚がズレているんだな」「なんでそれをそのまま今出してくるの」「時代錯誤ではないか」「ジェンダーバイアスが強い」「(男らしさや女らしさといった)ジェンダーによる偏見を助長する」「時代遅れの価値観」といった疑問や批判が相次いでいました。
一方で、マイメロママ「名言」の商品化について、理解を示す向きもありました。「アニメのマイメロ見てた層なら不思議には思わない」「そういうキャラクターなんだからよくない?」「クレームは気にしないでいいと思います」「毒舌が魅力のキャラクターなのに」「発売中止は納得いかない」「生きにくい世の中になった」などの声も寄せられていました。
4年前には販売されていた、マイメロディのママのグッズ
「パパは野菜を育てて、ママはパパを育てるのよ」「女の敵はいつだって女なのよ」――。サンリオの人気コンテンツ「マイメロディ」の主人公の母親の名言を集めたクリアファイルが先日、ネット上で注目を集めました。
このクリアファイルがツイッターで紹介されると、「素晴らしい名言の数々」「含蓄に富んでますよね~」と話題になりました。
紹介されている名言は、2005年から4年間放送されたテレビアニメ「おねがいマイメロディ」シリーズに登場したものです。
従来のキャラクター設定にとらわれないオリジナルなストーリーが人気となったアニメで、子どもから大人まで新しいファン層を獲得。主人公のおかあさんは「マイメロママ」として登場し、数々の名言を語っていました。
4年前の12月の告知の時には好意的な声が多かった中で、2022年は販売中止と。それ位世の中の流れが変わっていったんでしょうね。
空が何処にでも繋がっていると感じた時
今みたいにSNSが出て来る前は、他の都道府県というか、まず同じ学校の人ですら簡単には繋がれない、そんな時代でした。まず連絡を取り合う事も今みたいになかったと思います。
マイメロディのママはアニメが私は学校に行っていた時期で観た事がなく、今回の件までよく知りませんでした。キティちゃんの両親とかは昔から知ってましたが。
サンリオは小学生の頃は1番好きでしたが、その後にポケモンとか(今はゲームしませんが、新作が出ると攻略本の図鑑買って、新しいポケモンを観るのが好き)、たまごっちがあったり(私が遊んでた時期の子が今は見かけない事が多いのが悲しいかな)、私の世代だとたれぱんだ、アフロ犬、こげぱん、お茶犬等キャラクターがより多様化して、色々興味が分散したり。それとか私が病気で流行に全く乗ってない時期があり、その頃辺りにマイメロのキャラならクロミとか、シナモロール、KIRIMIちゃん、ぐでたまとか出て来ていて、私だいぶ後にサンリオのキャラと知って驚きました。
話がズレましたが、前より色んな人と気軽に繋がれる様になった事で、以前なら受け入れられてた事が今は1人がNOと言えば、団結してより反対意見が強くなる訳で。多様性は分かりますが、昔よりそういう所が生きていて、難しいなと日々感じています。
参考記事
傷ついた心の絆創膏は新しい恋よ「おねがいマイメロディ」マイメロママの名言が雑貨に コミックナタリー(2022年)
関連記事
サンリオ、マイメロ商品発売中止 「性的偏見を助長」と批判 共同通信(2022年)
マイメロディのグッズ、発売中止 「女の敵は女」デザインに批判 朝日新聞デジタル(2022年)
noteでも書いています。よければ読んでください。
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