東京の障がい者アートの販売拠点、「マジェルカ」の危機を救ってください!

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 東京都武蔵野市吉祥寺で、障がい者が働くA型作業所を運営している、一般社団法人「マジェルカ」
 ここは、心や身体に障がいを持った人たちが作る芸術作品を、日本全国から集めてセレクトショップで売る事でスタートしました。
 写真の様なお店だけでなく、インターネットでのオンラインショップでも作品を買う事が出来ます。

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 しかし、新型肺炎が流行する前は、国内外から1日1000人近くのお客様がお店に来ていましたが、流行後は100人以下の日が続いており、10月1日で非常事態宣言が解除されたとは言え、度重なるこれまでの宣言で深刻なダメージを負い、経営の危機に直面しています。

障がい者が働く「作業所」とは?

 障がい者が働く就労継続支援事業所、いわゆる作業所「雇用契約を結び、最低賃金が保証され、外部から仕事を受注して働くA型「雇用契約を結ばす、自分のペースで軽作業などの就労訓練を行うB型がありまして、A型とB型合わせて日本全国に12000ヶ所ほど有ります
 どちらの作業所で働く障がい者も、最終目的は一般企業への就職です

「マジェルカ」さんの理想 

 マジェルカさんは、障がい者が制作した作品を従来の「支援」を中心とした福祉的な扱いではなく

1・障がい者が持っている価値を正当に評価する
2・価値に見合った適正な価格や方法で流通させる
3・障がい者の収入や働き甲斐の向上と社会参加を促す
4・社会の正しい障がい者理解を後押しする

これらを目標としており、その上で

1・障がいのある方々を、もっと身近に感じられる社会を作る
2・障がいのある方々の力を、もっと多くの人が知る事ができる世の中を作る

と障がい者の事を理解してもらう事を実現したいと考えています

現状の「マジェルカ」さん

 多くの人が気軽に障がい者と触れられる場所を目指して、吉祥寺にオープンさせた、障がい者が作った作品を販売しているウェルフェアトレード(福祉事業所で作られる自主製品)ショップ『マジェルカ』。
 前述通り新型肺炎が流行る前のお店は、1日1000人近い人々が来店していたそうですが、肺炎流行後は日に100人ほどしか来なくなっており、お店の経営が苦しいそうです。
 10月10日にはクラウドファンディング(資金集めの為のブログ)も立ち上げました。

緊急支援のお願い!障害者と社会をつなげる雑貨店「マジェルカ」の灯を消さないために
 https://camp-fire.jp/projects/view/488279

 お店の入り口には「障がいのある方が作った雑貨専門店です」と言う看板を立てていますが、来場者のほとんどが知らずに店内に入っており、後で「モノづくりを仕事としている障がい者もいるんだ!」「こんなに素敵なモノを作ってるんだ・・・。」と知ります。

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終わりに

 私が働いているTANOSHIKAと言うA型作業所
 TANOSHIKAには
(パソコン部門・農業部門・清掃部門)と3つの作業部門がありますが、私が所属しているパソコン部門では、私の様に社会の色々な出来事や障がいについての記事を書く作業だけでなく、一般企業から「当社のホームページを作って欲しい」とか「こんな感じのイラストを作って欲しい」などの依頼も引き受けています。
 これらは、記事を書いているライター以外の、プログラミングやイラストを専門に作成する仲間たちによって作られています。
 私はTANOSHIKAに入る前は、別のA型作業所に勤務していましたが、経営が苦しくなり3年前に閉鎖されてしまいました。
 ですので、マジェルカを運営している職員さんが「障がい者が働けるマジェルカを守りたい」と言う気持ちは痛いほど理解できます。
 最初の各論①に書いた様に障がい者が働く作業所は全国に12000ヶ所ほど有りますが、半分近くの作業所が経営に悩んでいます。
 今月、日本の政権が変わりましたが、新しい政府には障がい者が安心して働けて日々の生活が送れる様にしてもらいたいです

参考元

・マジェルカさんのホームページ
  https://www.majerca.com/social-issues/

・マジェルカさんのオンラインショップ
  https://shop.majerca.com/

 今年の5月22日に、TANOSHIKAの職員でAKARIの編集長である島川氏が、マジェルカさんのショップの様子や理念、ウェルフェアトレードについてなどの紹介動画を載せた記事を公開していますのでご覧ください。  

“オンライン・スタディーツアー”で、障がい者への無意識の偏見をなくしたい!

 

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