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今年もこの季節がやってきました
夏です。この記事がアップされる頃は、おそらく梅雨真っ最中だと思います。むしむしして、なかなか寝付けない夜って多いですよね。そして湿気だけでなく、就寝を悩ませる存在っていませんか?
…そうです。『蚊』です。
わたしも先日、部屋に不法侵入されました。いえ、昨晩もです。電気を消してベッドに入ると、「プーン」と聞こえる非常に耳障りな羽音。電気を付けて退治しようとしても、その時は姿を現わさず、根負けして再び寝ようとすると、また不快な音が…。
しかも蚊って、日差しが差してる窓とかに近づこうとしませんよね。他の虫って大体窓から出ようと、窓辺に寄ってく行くものが多いのに。
ホントたまったものじゃありません。そんな日は、蚊が満足するまで血を吸っておとなしくなるまで我慢して、ようやく眠れるという生活でした。
こういうタイプの人が、蚊に刺されやすいんです。
そんな蚊に刺されやすい(いや、蚊にモテるといったほうが聞こえがいいですね)タイプの人って存在するんです。
・黒い服を着ている人。服装で判断を行っていて、周囲の環境に馴染まない、特に暗い色の服はターゲットになりやすいです。
・動くもの。動けば動くほど、その呼吸などから「生きている」ということが判断できるために狙われやすいようです。
・体温が高い人。実際のどの体から血を採取しようかは、体温を見て決めているとか。妊娠している女性は体温が上がっているので、比較的狙われやすい傾向にあるようです。
・二酸化炭素。蚊には二酸化炭素を検知する機能があります。50m先まで検知できるというからすごいですよね。人間はどうやったって二酸化炭素を排出しないわけにはいきませんから、存在がバレてしまうんですね。
・ビールを飲む。アルコール摂取前後でどれだけ蚊が寄ってくるかの調査が行われて、ビールをたったの350ml摂取しただけでも蚊が寄ってくる割合は増したようです。
・遺伝。蚊に刺されやすいかどうかは、遺伝的な要因もあります。肌や汗の成分にも要注意で、肌に存在しているバクテリア、汗の乳酸、尿酸、アンモニアなどの成分も蚊を寄せ付けやすい要因となっています。
・O型の人。血液型でも求められる趣向は変わってきますが、最も刺されやすいのはO型、次がB型で、最も刺されにくいのはA型といわれています。これも遺伝的な要素ゆえでしょう。
蚊って意外と頭が良くて、いろいろ考えているんですね。
虫よけグッズがないときには、こんな方法が有効です
そんな頭のいい、睡眠を邪魔する蚊。
退治したいけと、虫よけグッズがない!蚊取り線香がない!ということもあります。
お子さんのいる家庭では、できれば殺虫剤のようなものは使いたくないですよね…。
あるんです!そんな時に使える、家庭にあるもの!!
それを使えば蚊が寄ってこなくなる…かも…。
それでは、そんな時に使えるものをご紹介していきます。
蚊撃退アイテム① アロマ
普段アロマテラピーに活用している精油(アロマオイル)が、虫よけになるのをご存知ですか?精油のなかには虫が嫌うとされる香りがあり、以下のような柑橘系・ハーブ系のすっきりとした香りが代表例です。
・シトロネラ
・レモンユーカリ
・レモングラス
・ゼラニウム
お好みの精油を使って虫除けスプレーをつくるのもおすすめ。枕や布団に垂らしておくとよいでしょう。ただし、赤ちゃんや敏感肌の方、妊娠中の方などに直接吹きかけないようにしてくださいね。
蚊撃退アイテム② お酢
お酢も、蚊を家に寄せ付けない方法の一つです。
カップにお酢を入れて、時々かき混ぜてみてください。蚊にとってはとても嫌な、つんとしたお酢の香りで、蚊が逃げていきますよ。この方法はヨーロッパのおばあちゃんの知恵袋なんです。レモンなんかも効果があるみたいです。お酢とレモンの合わせ技なんでいいかもしれません。
蚊撃退アイテム③ 扇風機
扇風機??と思ったあなた!扇風機を馬鹿にしてはいけません。蚊よけにものすごく威力を発揮してくれます。
蚊の飛行能力はかなり低いため、大きな扇風機で風を起こせば蚊はあまり寄りつかなくなるとのこと。
更に扇風機の強い風によって人間を感知する器官の働きを混乱させることができるため、非常に効果が高いということです
扇風機の風で日差しやむしむしする夏も涼しいので、一石二鳥です。
蚊撃退アイテム④ テレビ
蚊は温かいものに集まってくる習性があります。
家電の中には、テレビなど、使っていると熱くなってくるものがありますね。
蚊は黒いものによって来る習性もあるため、黒いテレビはダブルで蚊をおびき寄せます。
「家に入った蚊を退治したい!」という時には、テレビをつけておくと自然に蚊が寄っていきます。
逆に出来るだけ窓際にテレビは置かないようにしましょう。
蚊撃退アイテム⑤ 炭酸水
少しもったいないですが、飲み残したビールや炭酸水を置いておくのも有効的です。蚊は炭酸ガスに反応しやすいからです。
蚊には刺されないかもしれませんが、蚊が溺れるかもしれないので、もう飲まないと決めたものを使用しましょう。
刺されてかゆいだけならいいんですが…
蚊は刺されるとかゆくなってしまって、注意したい虫ですが、刺されることが原因で起こる大きな病気もあるのです。日本では少ないのですが、海外、特に日本より暖かい国では、大きな問題となることもあります。
海外からの帰国者や旅行者が日本国内で蚊に刺され、その蚊がさらに別の人を刺すことで、国内に感染が広まります。
ここ数年、日本国内でもしばしばメディアで取り上げられる蚊媒介感染症には、チクングニア熱、ウエストナイル熱、黄熱、ジカウイルス感染症、デング熱、マラリアなどがあります。これらは日本では本来、輸入感染症として扱われてきましたが、2014年に日本国内でデング熱の感染例が確認されたことで、注目が集まるようになりました。
蚊に刺されると、たかが「虫刺され」と安易に考えてしまいがちですが、ほんの小さな蚊でも、どのような病気を媒介するのかは分かりません。病気にならないためには、「蚊に刺されないこと」が一番の予防策です。
蚊が媒介する病気についての情報
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=AT15081801
わたしが試して効果があった、蚊除け退専用スマホアプリ
家にあるもので対策できますよとお話しましたが、「それすら無いよ~!」という方におススメなのが、スマホのアプリです。
スマホは比較的持っている方は多いと思います。そのスマホアプリに、蚊を寄せ付けない機能があるアプリがあるんです。
『虫除けアプリ』とは虫が嫌う周波数を発するスマホなどで使えるアプリのことを言います。蚊は基本的にメスが血を吸います。メスが嫌うのはオスの蚊の羽音らしく、その音を発して虫除けアプリに利用されています。
害虫などが嫌う周波数というのは基本的に15kHz以上の高周波です。このあたりの高周波の音が嫌がる音と言われ、この周波数帯の周りには寄り付けない、寄り付きたくないと考えるようです。これを利用したものが虫除けアプリと称されるものです。
蚊が嫌う周波数は人間には聞こえないので、私たちが寝るとき使う分には問題ないですが、人によっては頭痛がする、いまいち効果がみられない、という意見もあるようです。
私が試してみたときは、部屋にいた蚊も寄ってきませんでしたので、一度試してみる価値はあると思いますよ!
↑私が使っているおすすめアプリです!
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.boedec.hoel.frequencygenerator&hl=ja
その他、蚊を寄せ付けない効果のあるアプリの紹介
https://app-liv.jp/sports/outdoors/1792/
いかがでしたか?
どこからともなく現れる蚊…。毎年この時期に悩まされて、寝不足気味のあなた。
今年こそは快適に過ごせるお手伝いをさせていただけましたでしょうか?
是非とも、参考にしてみてくださいね。
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