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⒈はじめに
Twitterでみかけた「脳性麻痺のある息子が、スケートボードをずっとしたかった。息子の夢を実現するために、お母さんがこのアイデアを考えた」の記事に目が止まりました。動画で見た男の子満面の笑みでとても印象的でした。
脳性麻痺のある息子が、スケートボードをずっとしたかった。息子の夢を実現するために、お母さんがこのアイデアを考えた。pic.twitter.com/3kptA4Z4SJ
— Martin Fackler (@martfack) October 22, 2019
⒉脳卒中、脳性麻痺とは?
この男の子は、ブラジルに住むジョアン・ヴィチェンテ君で現在7歳。
2歳の頃に脳卒中になって、脳性麻痺を患ってしまいました。
脳卒中とは?
脳卒中とは、人間の身体の働きを中枢で統括している「脳」の血管が、詰まったり破れたりすることで、急に脳の一部の働きが悪くなり、それによって急に身体の働きが悪くなる病気です。
脳性麻痺とは?
脳性麻痺とは、お母さんのお腹の中にいる間から、生後4週間までの間に発生した脳への損傷によって引き起こされる運動機能の障害を指します。
⒊夢が叶った!
ジョアン君は、スケボーに乗るのが長年の夢だったそうです。その夢を叶えようと、彼の母親であるラウ・パトロンさんが、スケートボーダーの理学療法士と心理学者である「スケートマニア」プロジェクトに協力を求めました。
スケートマニアが作成した特製スケボーは体が不自由な子どものために作られたもので、フレーム構造に囲まれ、ワイヤーで体を固定できるようになっているそうです。
動画で彼女が、特製スケボーにジョアン君を乗せて押しているんですが全く怖がらず、ものすごく嬉しそうでその笑顔を見ると私まで嬉しくなって幸せな気持ちになれました。
⒋SNSでの反応
この動画は初めに彼女が管理する彼のInstagramに投稿されたものだったみたいです。話題になったきっかけは、投稿して約1ヶ月後に「今年の母親」と称賛する言葉とともにTwitterに転載されてからみたいです。転載されて約2日間で1500万回以上も再生されたみたいです。
これを受けて彼女は
「私はスポーツが大好きだし、世界と人生をとても楽しんでいる息子を愛しています。これはどこにでもいる男の子のストーリーです。この世界がすべての人を受け入れるようになるために、私たちは何をしたらいいのでしょうか?」
彼女のこの言葉を見て、このことはどこにでもいる男の子と母親の話。そんな当たり前な話でもこれだけ取り上げられているということは、世界で当たり前なことができていないんだなと感じました。
「この世界がすべての人を受け入れるようになるために、私たちが何をしたらいいか」……この機会に考えてみようと思います。
⒌最後に……
障害を抱えていても、スポーツをしたいお子さんはたくさんいると思います。
彼女のように子どもの願いを叶えたいという親ももちろんいると思います。好きなスポーツで体を動かしたい、動かしてあげたい。そんな親・子のためにも福岡県なのですが無料で貸し出してもらえるところがあるみたいです。
紹介しているサイトがあったのでよかったら参考にしてみてください。
〈福岡県障害者スポーツ協会〉
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