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こんにちは!シカマルです。
今回の記事では、クラウドファンディングサイトのCAMPFIREを通してTANOSHIKAを支援して下さった「島川さん」にインタビューをした内容をご紹介します。
どんな思いでTANOSHIKAやAKARIを応援してくれたのかわかるので、是非ご覧ください。
クラウドファンディングとは、インターネットを通してクリエイターや起業家が不特定多数の人から資金を募ることを言います。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やクリエイティブ分野などで利用されることが多いです。
CAMPFIREのサイトより引用
※CAMPFIRE内のTANOSHIKAのプロジェクトページはこちらから
1.島川さんはどんな人?
ーさっそくですが、島川さんの自己紹介をお願いしてもいいですか?ー
わたし島川は、教員9年目になりまして、現在15校目の学校にいこうかなと言う感じなんですけども、その合間の期間をぬってここにきて、ここに来まして1週間の約半分が過ぎたところであります。将来的には就労継続支援施設A型をやりたくて、その勉強になりたくて来たところです。簡単だとこんな感じになります。
2.TANOSHIKAを支援したことについて
ーちなみになんですけれども、TANOSHIKAを知ったきっかけってのは何だったんですか?久留米と広島ってすごい距離があると思いますけれども…-
一番最初に知ったのはクラウドファンディングのCAMPFIREさんの中にあったTANOSHIKAの新しい事業所をつくるプロジェクトを見まして、それでぴんときたというとこでございます。
ーその、じゃぁ、常日頃からCAMPFIREを見ていたのですか?ー
まぁ定期的に支援に、支援したいものがないかと思ってですね。
ーTANOSHIKAを支援する決め手になるものがあったら、いくつか教えていただきたいんですけれども…ー
1つは、よくこの就労継続支援施設の施設で言うと、パンつくりやクッキーつくりや小物つくりのイメージが強かったんですけれども、がっつり農業に関わっていたりとか新しくITにチャレンジしたりとか、ぼく農業はやれるものだと思ってはいたんですけど、ITってのは入っていけるのかなってって思って。
ーあぁ、その、A型の施設が本当にチャレンジできるのかなって思ったってことですね?ー
最初そのびっくりして、ITもできるのかって、でもプロジェクトを見ているとすごくしっかり計画されているのがわかって、どんなふうに実現されるのか見てみたいなと見たいなと、支援した次第であります。
3.福祉に興味を持っている島川さん
ー今の話の流れだと、けっこうもともと福祉に興味があったということですか?ー
あの、特別支援学校に興味がありまして、その流れで福祉に興味が出たというかんじであります。
ーちなみにその、福祉のことが好きなのですか?ー
この感情を好きと言う概念に入れることができるのかと…、
ーすみません、その、質問の仕方が悪かったですね…-
いえいえ、その、やっていてやりがいを感じるときはすごくありますし、教育のときって(子供は)勉強を自分でやれるものだと思っているんですけれども、特別支援の子にこそ教育が必要だと思っているのがあって、力を注ぎたいなというのがあります。
ーでは、実際に福祉施設を支援したというのは、今回が初めてではないってことですか?ー
うーん、まぁ、順序で言うと支援を始めて2番目になるんですけれども、一番最初は「メンヘラ.jp」というネットでAKARIみたいな感じで情報が集まったりとか悩みを相談するような掲示板機能のあるWebを支援するのが始まりで、
ーそれもCAMPFIREですか?ー
ですね、それで二件目に選んだのがTANOSHIKAってことになるんですけれども、他にもたくさん支援を続けているってことになります。
ー今のところ通算どれくらいですか?ー
7つくらいはやっていますね。
ーすごい熱心にやってくださっているのですね、本当にありがとうございます。ー
いえいえ(笑)
4.TANOSHIKA来訪について
ーちなみに、島川さん的には、支援した事業には出向くのですか?それともTANOSHIKAについては来てみたいきっかけがあったのですか?ー
やっぱりこう、社長の嘉村さんからけっこうメッセージをいただいていて、お礼状とかTwitterのダイレクトメッセージとかでですね、お披露目会に来てくださいとか、すごく来やすい環境だったんですけれども、嘉村さんと同じ世代っていうのがあって、ぜひ会ってみたいって思いました。
ー実際にTANOSHIKA(PC)に来てみてどうでしたか?ー
あの、最初はCAMPFIREのプロジェクトにあったTANOSHIKAの動画を見ていて、施設ができる前の状態とイメージ画像を見ていたので、これからどんなものができるのかなと思って、そうなっているか気になっていたのですけれども、本当にその通りになっていてすごく嬉しかったのが一番最初の印象ですね。
ーこういう障がい者施設に対してのイメージはどんなものを持っていましたか?ー
いや、なんかこう、できることが限られているイメージが強かったんですけれども、できることをやるっていう、でもTANOSHIKAでは皆さんできないことを自分で勉強していって力にしていたので、すごくいいなと思って、自分にも自信がついてくるしと思って。
ーやっぱりそういうことって、他の施設との違いだと思いますか?ー
あまり他の施設のことは詳しくないのですが、障がい者施設って職員が付きっきりで面倒見ているイメージがあったんですけど、TANOSHIKAの皆さんは自立していてそれぞれの仕事をしているのがいいなって思いました。
5.AKARIについて
ーAKARIについて、見たときとか何か思いましたか?ー
そうですね、やっぱ、すごい自分のことを、赤裸々に語るっていうのが大変だと思うんですけど、そういうつらいことを思い出しながらも残していくことが大事だなと、当事者の方もたくさん見られていると思いますので、そのやっぱり別の角度からの社会全体を通しての障害とはなんだろうとか、いろいろ考えさせられる記事もたくさんあるので、読んでいて飽きないなと、いろんな項目があるので、タグもたくさんあったりして、自分の障がいのことも探しやすいなと、すごい使う方のことを考えてつくられたサイトだと思いました。
ーもしよければなんですが、島川さんの持つ暗闇を教えていただきますか?ー
まぁ、ぼくは前から興味はあったんですけど、その特別支援教育というか、で、その中でも一番気になっていたのが、自分も何かもっているんじゃないかと、
ー病気ってことですか?ー
ぼくもなんか発達障がいとか持っているんじゃないかって、自分は昔から変わっているっておもっていたんですけど、ネットで診断できるものがあって調べたら自閉症スペクトラムに当てはまって、そのはっきり診断を受けたわけではないんですけど、なんかその障がいってもしかしたらこう皆気づいてないだけで、大小関わらず何か持ってたりするものなんじゃないかって思って、だから全然障がいの人を他人ごとに思えなくなってきて、ぼくも特別支援学校の生徒が実際働きだす場所がほしいってなったら、自分で施設をつくってみたいなって思っています。
ーちなみに、島川さんの暗闇を照らすものは何かありますか?ー
うーん、そうですね…。結局その、なんすかね、ぼくはその社会生活で体を壊すほど無理はしたことがないのですが、ぼくが頑張ることによって誰か立ち直ることのできる人もいるかなって。
ーきつい思いを島川さん持ちつつも、誰かのためになればいいかなってことですかね?ー
うまく解釈していただいてありがとうございます(笑)
ー暗闇を持っている人に対してメッセージがあったらお願いしたいです。ー
いろいろ思うことはあるんですけれども…、
ー全部語ってもらって全然問題ないですよ(笑)ー
うーん、なんすかですね、障がい者だけでなくて健常者側にも思うことはあるんですけれども、こうその、境目ってそんなはっきりしたものじゃないんじゃないかって、その健常とか障がいとかって、どっち側にも側と感じてほしくなくて、お互いに、ぼくも一皮むいたら何か持っているかもしれないし、それってそのぱっとみわからないし、世の中の成功した人の中にはつらいことを持っている人もいるし、なんかそれ(障がい)ってそんなにマイナスなことばかりなのかなって、まぁその一個のことを集中して周りが見えない人もいるけれども、それはある意味能力で見方を変えればいいこともあるし、そういうふうに思ってくれたらなと思います。
ーぼくもそう思っていて、同じこと言ってくれてとても嬉しいです。ありがとうございます。ー
いえいえ(笑)。
6.今回のTANOSHIKAでの経験をこれからどう活かしたいですか?
そうですね、やっぱりこう、農業とかITってのが、やっているところがまだそんなにたくさんないと思うので、これからどうなっていくのかなというのをその参考にしながらってのもありますし、広島の方でもしやるとしても、農業ならレモン栽培とか今から伸びていく産業も多いので、きっとそっちの方に進んでいけばいいかなって感じました。明日から農業の方も見学するので、参考にしたいと思います。
ーぼくたち側も、外部の方とお話しできると勉強になるので、本当にありがとうございました。ー
こちらこそ、ありがとうございました。
7.最後の質問です。いつかまたTANOSHIKAに来てくれますか?
ぜひ伺います(笑)。
ーありがとうございます(笑)。今回のインタビューはこれで終わりになります。ありがとうございました!ー
ちゃんと答えることができたかわかりませんけれども、ありがとうございました(笑)。
終わりに
インタビューに快く応じてくれた島川さん、本当にありがとうございました!
いろんな思いを熱く語っていただいて、本当に嬉しかったです。
またいつか、TANOSHIKAにお見えになられてください!
おわり
改めて取材して頂いてありがとうございました!
とりとめの無い話を時間をかけてまとめて頂いてありがとうございます!
島川さんへ
シカマルです。
快くインタビューを引き受けてくださって、本当にありがとうございました!
AKARIにとってとてもよい記事になったと思います!
いつかまたTANOSHIKAにお越しの際は、またインタビューさせてください!
よろしくお願いします!