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去年の6月に書いた、私が抱えている各種障害について書いた記事です。
通勤中に電車内で起こしてしまった「パニック発作」以降私は各種障害にみまわれてしまいます。
現在、それぞれの障害はどうなっているか?
・パニック障害
・聴力障害
・睡眠障害
の順番で、それぞれの障害の現状を書いてみます。
障害者になってしまった事のおこり
それは、新卒で入社した会社で東京事務所勤務を命じられて2年目の事でした。
1987年(昭和62年)当時の東京の通勤電車と言えば、乗車率150%超えなどと言う超満員電車でして、車内で身動きできないほどの混雑でした。
更にあの当時は、徹夜勤務の連続でして疲労やストレスをため込んでいたからでしょう。
突然、動悸や吐き気、めまい・耳鳴りが起こりだして、目的地では無い駅で降りてしまいました。
その後も、乗り物に乗っている時に度々同じ様な症状が出てしまうので、病院で診てもらったところ「パニック発作」でしょうと言われ、入院を勧められて入院および自宅療養を7ヵ月ほどしてから復職しました。
そのパニック発作を起こした時に有った耳鳴りを「パニック発作の症状の1つだろう」と勝手に思い込み放置してしまった為に、徐々に聴力が落ちて行き補聴器を着けないと聞こえなくなるほど聴力が落ちてしまいました。
また、入院期間中の運動不足から不眠症にもなってしまい、睡眠導入剤を服用しなければ眠れなくなってしまいました。
パニック障害の現状
現在は、パニック発作はほとんど出ていません。
一応「抗不安薬」は処方されていますが、一番ひどい時には50mgの薬を2錠飲んでいましたが、現在は25mg1錠の薬を半分に割った「半錠」にまで減っています。
聴力障害による「障害者手帳」が8年前に交付されて以降は、居住地市内のA型事業所に勤務していました。
しかし、勤めだして2年でそのA型事業所は経営難から閉鎖されてしまいました。
事業所主催の、他の事業所見学会や自分で探して見学に行った事業所等有りましたが、パソコンを使った作業と言う事で、今の事業所に決めました。
その事を受診している精神科の先生に言うと「隣の市までの電車通勤とか大丈夫?」と心配されましたが、今も急行電車に乗って通勤できています。
更には、路線図を見ながら「この区間なら停車駅の間隔も急行電車とほぼ同じ様な感じだな」と特急電車に乗ってみたりして乗れる自信をつけようと試みています。
一時期は、全く乗り物に乗れなかった時に比べれば、かなり症状が改善されたと思っています。
聴力障害の現状
聴力障害ですが、これは
・鼓膜を守るために騒がしい音や場所を避けていても、年齢を重ねるとともに聴力は落ちて行く
と耳鼻科の医師や補聴器屋の店員さんから説明されている通りで、今も少しずつ聴力が落ちていってます。
定期的に「聴力検査」はしていますが、去年補聴器屋の店員さんに
「あなたの今の聴力なら、障害3級ではなく2級になるはずです」
との事。
それで、その事を耳鼻科の医師に言うと
「申し訳ないけど、町医者じゃ障害2級の診断書は書けないんです」
と言われ
「もし、あなたが障害2級に該当するか検査を受けたいと言うのであれば、大学病院への紹介状を書きましょう」
とも言われました。
でも、仮に障害2級になったとしても
・補聴器作成のための公費負担額は変わらず、多少障害年金の額が上がる可能性がある程度
と説明を受けましたので、障害2級になるメリットってなんだろう?と検査を受けるか思案中です。
睡眠障害の現状
最初の入院から35年、寝る前に欠かさず飲んでいる「睡眠導入剤」。
しかし、ここ最近目を覚まして枕元の時計を見て「ヤバイ、もうこんな時間だ」
と言う時間まで寝ている日もあり、急いで支度する事がたまにある様になりました。
その事を精神科の先生に言うと、先生はしばらく考え込んでから
・薬の効能以上に眠れている日も有る様子だから、睡眠導入剤の減薬にチャレンジしてみようか?
と提案されました。
それで、現在処方されている1錠2mgの薬を、1錠1mg2錠に変えてそのうちの1錠を3/4錠になる様にカットして1錠と3/4錠で眠れるか?を試してみる様に言われました。
それで眠れる様なら、次は1錠と1/2錠という風に段階的に薬を減らせるか?を試してみよう。
と言う事になりました。
しかし、勤務日の前日は「寝不足になって、作業に支障をきたしたらどうしよう」という不安もあり、現在は休日の前夜のみ試しています。
先生も「急ぐことは無いから、できる範囲で試してみようよ。」
と言ってくれています。
終わりに
この様に現在はパニック発作も起こらず電車に乗って通勤できていますし、睡眠も良く取れる日がある様な状態にまで回復しています。
ただ、聴力の低下は歳を取れば誰でもなりますので、しょうがないかな?と思っています。
祖母も補聴器をつけていましたし、高齢の父も今はテレビの音や母との会話が良く聞こえない様です。
歳を取れば、身体能力が落ちて来て、色々な病気にかかりやすくなります。
とりあえず「パニック発作」は一応克服したみたいですので、後は、睡眠導入剤の減薬がどの程度までできるかの挑戦です。
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記事を読ませていただきました。障害の等級はそれぞれですが、同じ立場だったら紹介状を書いてもらって行くでしょう。些細なことだけど、日々の暮らしにお金がなくてはならないのです。次の記事を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
連休を挟んでおり、返信が遅れて申し訳ありません。
「大学病院での聴力検査って、どんな事をするのだろう?」と調べると、色々な種類の検査方法がある様です。
その結果「結構、費用がかかりそうだな」と思いちゅうちょしているところです。
記事にも書いているように、補聴器作成の公費負担額は変わらないし年金額も上がるか微妙なので、「2級になってもメリット無いなと」迷っている原因の一つです。