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こんにちは、どうも、ゆたです。
私は電車の中や人混みなどで体調が悪くなってしまうことがあります。
その時、その場でしゃがんだり、周りから見ると少し迷惑な行動になってしまうこともあります。
そんな時、周りの人の目というのはどうしても気になってしまいます。
怪訝な表情を浮かべる人も少なからずいるとは思うのです。
今日は横浜市港南区が障がい理解啓発ポスターを作成したそうなので、紹介します。
皆さんも一緒に考えて頂ければ幸いです。
『あたたかく見守ってください』
横浜市港南区のホームページに掲載されています、啓発ポスター「あたたかく見守ってください」
参考:港南区自立支援協議会 啓発ポスター「あたたかく見守ってください」(PDF:2,125KB)
ここでは障がい者が起こしてしまう少し変わった行動について絵で分かりやすく紹介しています。
引用元:横浜市公式チャンネル 障がい理解啓発動画「あたたかく見守ってください」
後は動画にもなっています。こちらをみるとより一層わかりやすいかなと思います。
障がいと一言でいってもその症状は多岐に渡ります。
じっとできない、声を出してしまう、一つのことに強いこだわりがある。
そういった症状について無理ない程度で理解を求めています。
障がい者と健常者。
障がい者も健常者も同じ空間で生活を共にしています。
その中で、障がいを持った方々の行動に困惑してしまう方もいらっしゃると思います。
例えば、独り言をぶつぶつ喋ってしまう人。
電車で見かけると不思議な空気が流れます。
一人で何を言ってるんだ、そう思う方が多いかなと思います。
独り言は自分の考えや出来事を繰り返し思い浮かべる中で、脳みそを整理整頓するために発することがあります。
障がいがなくても独り言をいう人っていますよね。それも脳みその整理整頓のためだと言われています。
他にも電車で空いているのにわざわざ込んでいる座席に座る人、大きな声を出す人、落ち着きがなくうろうろしている人など、生活をしているとたまに見かけることがあると思います。
そんな時、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
じっとしとけよ、うるさい、迷惑だ、そう思いますか?
これは持論ですが、そう考えてしまうこと自体は何もおかしなことではありません。
実際、私もそうですが、人が密集するときに限って体調が悪くなるので、周りには迷惑をかけますし、電車で大きな声を出す人がいればそれはマナー違反ですし、迷惑行為だと思います。
ですが、そういった障がいを持った方々に対し、少しだけ「あたたかく見守ってみる」ことはできないでしょうか?
内心では迷惑だ、そう思ってしまうことは仕方ありません。ですが、それと同時に、「仕方ない、見守ってやろう」と優しく対応することはできないでしょうか?
皆さんは障がい者に対して、違和感のようなものを覚えることがあると思います。
従来の考え方は差別をなくそう、障がい者に対して平等に、と言われることが多いかと思います。
しかし、私は健常者が障がい者に対して感じている違和感やその時に思ったことを無理やり抑え込む必要はないと思うのです。
大声を出している人に迷惑だ、うるさい、と思うことは本当に極自然なことだと思います。
そのうえで、「そういう人もいるよな」とそう考えて頂けると私共もとても助かります。
たまに声をかけてくれる人もいます。ですが、こちらも体調が悪く、うまく対応できないことがしばしばあります。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それとは別に、声をかける必要はない場合もあって健常者にとって、どうすればいいのかわからないこともあります。
今回の啓発ポスターのテーマは「あたたかく見守ってください」です。
特別な行動をする必要はありません。じっと見守って頂ける、それだけで私たちにとっては本当に有難いことなのです。
迷惑をかけてしまいますが、皆さんの優しさであたたかく見守っていてほしいです。
終わりに。
障がい者が繰り返してしまう癖やこだわり。
それは、周りの人にとって、迷惑な行動であることは、十分に理解できます。
「迷惑と思うならするな」
そうおっしゃりたい気持ちもわかります。
ですが、それでも落ち着かないとウロウロしてしまったり、大きな声を出してしまうこともあるのです。
理解は難しいかも知れませんが、どうか、皆様の「温かい心でそっと見守って」いただけると幸いです。
今回はここまでです。以上、相手はゆたでした。また次回の記事でお会いしましょう!
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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