『ベンチプロジェクト』。福岡市が設置を進める、誰でも気軽に座れるベンチ。

ベンチに座るおじいさんと、その周りの景色

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は左耳の難聴や発達障害などがありますが、どれも内部障害なので、パッと見ただけでは障害者だと分からず、そのためにヘルプマークをバッグに着けています。

20代の頃から膝の痛みもあって、両膝、サポーターを着けていますが、ずっと歩きっ放しだと足がだる重く、痛くなりますし、今の夏の季節では蒸れて、湿疹がポツポツとできます。

膝の痛みがあることで、時々外で、「信号待ちの時とかに座りたいな」と思うのですが、私の住んでいる福岡県の福岡市では、「誰でも気軽に座って下さい」と促すプロジェクトが行われています。

福岡県福岡市は信号待ちの障害を抱えている人などが座って休憩できる様に、交差点に1人用のベンチを設置し、効果を検証する実証実験をスタートしました。

これは、福岡市が公園や歩道などに設置を進めている『ベンチプロジェクト』の一環で、2024年5月から信号の待ち時間が長い市内の8つの交差点に、合計25基のベンチが設置されています。

今回は、福岡市が取り組んでいる『ベンチプロジェクト』の中身を紹介したいと思います。

『ベンチプロジェクト』概要

画像引用・参考:ベンチプロジェクト 福岡市(2022年)

2024年5月に設置されたベンチは高さ40cmの円柱形で、1人用になっていて、1基当たり20万円です。

高齢者や障害を抱えている人、妊婦などの利用を想定し、荷物置きとしても活かせます。

ベンチが設置された福岡市南区の南警察署前の交差点では、市民から、「通りかかった人が、これをベンチと判断できるかが問題で、形状も丸イスだと頼りなさを感じます」という意見や、「ちょっと休んだり、荷物を置いたりしたい時に便利だと思います」という声が届いたそうです。

福岡市はベンチを設置した一定の効果に関して1年ほど検証し、活用を促しています。

参照:“信号待ち長い”交差点にベンチ設置 福岡市が効果検証 福岡 NEWS WEB(2024年)

身体にも良いと思います

2024年4月頃から、「レジでの接客で椅子を置かせて欲しい」との現場の声を受けて、色んなお店でレジのところに椅子を置く、実証実験が行われています。

専門家も、「立ちっぱなしは、筋肉が疲労し、股関節や膝などに痛みが出る恐れが大いにある」と、以前から警鐘を鳴らしていたことでした。

レジに椅子を置いたお店で、店員さんの負担軽減や作業効率も上がっているといいます。

この取り組みを受けて、一般の方からも、「なぜ今までそうして来なかったんだろう?」と、賛成する声も上がっています。

もちろん立ちっぱなしも座りっぱなしも、どちらも身体には良くありません。座りっぱなしも腰痛を発症しやすくなりますし、半々くらいが身体には良いですよね。

この『ベンチプロジェクト』は、勝手に置いたものではなく、福岡市が積極的に取り組んでいる公式のプロジェクトで、誰が座っていても、全く問題は生じません。

私の様に内部障害があって、見た目では分かりづらくても必要としている人がいる。座ることを必要としている人もいる。

そんな誰も排除せず、全ての人を支え包み込む、素敵な社会福祉だと思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。