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皆さんこんにちは。Pinkです。50代に入ってから、「終活」や「葬儀」のことについてよく考えるようになりました。現在独身の私には、子どもがいません。なので、将来のことを考えると身内に「葬儀」のことなどお願いしないといけないからです。
そんな時に、イギリスでは、「葬儀」をめぐり興味深い傾向が明らかになったという記事を読みました。伝統的な形式での「葬儀」に代わり、「人生の祝福の場」として自分の「葬儀」を行ってほしいと希望する人が増加しているとのことです。
もちろんイギリスと日本では、文化も違うので、同じようにはいかないと思うのですが、「葬儀」において、棺の周りで人々に涙してほしいのか、それとも会場全体が笑顔に包まれていてほしいのかというのは、個人の考え方でいいのではないかと私は思います。
実は祖父が亡くなったとき、私はまだ小学生で、可愛がってもらっていたので、とても悲しかったのですが、「葬儀」そのものはよくわかっていなかったと思います。しかし、今でも覚えているのは、祖父が「明るいお葬式がいい」と言っていたと母に聞いたことです。
そこで今回は、イギリスでトレンドとなっている「ポジティブな葬儀」について書きたいと思います。
「ポジティブな葬儀」
2024年に実施されたした調査によると、回答者の68%にあたる約3,800万人が、先述の伝統的な形式での「葬儀」に代わり、「人生の祝福の場」として自分の「葬儀」を行ってほしいと希望するといった考えに同意しているとのことです。ちなみに2019年の調査では、回答者のうち58%が同様の意見を持っていたそうです。
今のトレンドとして、亡き人の人生を祝う、飾らない個性的な「葬儀」が好評とのことです。また、音楽やカラフルな装飾に加え、個人的な部分を取り入れることが一般的になってきており、様々な要望もあるそうです。
さらに、「葬儀」が行われる場所も様々で、亡くなった飼い主の「葬儀」にペットが招待されることもあるとのことです。私も、今茶トラの雄猫を飼っているので、招待されることにとても共感しました。
「グリーン葬儀」について
イギリスでは、多くの人々が環境に優しい「葬儀」を選ぶ傾向が見られるとのことです。再生可能な素材を使用した棺や、自然に還る「コンポスト葬」などが人気だと言われています。
こういったトレンドをリードするのは、新世紀世代などの若い世代であり、独自性要素が強い、「葬儀」の形式を好む傾向にあるとのことです。
「葬儀」の計画においても「死」は暗い題材として扱われることも多いけれど、「死」について、前もって自分の希望を詳しく記録する人が増えているそうです。また、メメント・モリの考え方があり、特にヨーロッパでは飾らない「死」について議論する「デスカフェ」も広がっているとのことです。
参考サイト:音楽にカラフルな装飾。最期を祝う“ポジティブな葬儀”がイギリスでトレンドに | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
最後に
今回、自分を失った悲嘆に暮れるのではなく、涙だけではない新しい「葬儀」の形を知って、「死」に対する考えも少し変わったのですが、世の中には様々な「死」の形があることを決して忘れてはならないと思います。
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてください!
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