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「メモを取らなくて大丈夫ですか?」
これはTANOSHIKAに入社した初めての日の出来事。
わたしがデザインを支援員さんに教えてもらっている時に支援員さんに言われた一言でした。
わたしは支援員さんが教えてくれているのをなんとなく手ぶらで「ふんふん」と聞いていましたが…
「メモを取らなくて大丈夫ですか?」と言われてドキッとしました。
引きこもりから社会に出てきて初めての、ある意味での「注意」だったので「わ〜やってしまった、わたしってダメだな」と思いました。
帰ってからも悶々としていました。
しかし、実は、この一言があったから、今のわたしがあるんです。
ミスがチャンスを呼んでくれた
翌日から、わたしは注意されることが嫌だったのが大きくて、メモ帳を常に持ち歩き、メモを取りまくることにしました。
するとそのことをTANOSHIKAの支援員さんに「メモを取る姿勢が一生懸命だ」ととても褒められるようになりました。
嬉しかったです。
引きこもりだったわたしが、久しぶりに人から褒められた瞬間でした。
大きな気づき
メモを取りまくることでとある別の変化も感じてました。
それは「あれ?わたしミスしなくなったな」ということです。
高校生の頃、アルバイトで全然仕事ができなくて、ミスだらけで、みんなにきついことをたくさん言われていたわたし。
でも、事業所でメモをとって仕事をしていると、どんどん成長していく感じがしました。
その時
「あれ?もしかして、あのバイトの時もメモさえとっておけば、あの時もミスしなかったんじゃないか」
と気づきました。
今まで、わたしはメモを取るという習慣がなかったんです。
今まで、誰もそんなことは教えてくれませんでした。
「ふつう、メモは取るよね」
と思われるかもしれませんが、わたしは発達障害もあり、メモを取ることが大事だと知りませんでした。
あの時は、支援員さんに注意されて
「なんか怖いところに来てしまったかもしれん…」
と思っていたけれど…
あの時の支援員さんの勇気ある一言が、わたしを救ってくれたんです。
誰も教えてくれなかったことを、支援員さんが教えてくれた。
支援員さんに注意というか忠告された時は、すごく一時的にきつかったけれど、あれはとても大きな大きなわたしにとっての財産になる一言だったんです。
ミスイコール新しいことを学ぶチャンス
その時から思いました。
失敗した時、人から注意された時は、新しいことを学ぶチャンスだ
と。
よく、ミスをした時に、人のせいにしたり、無駄に落ち込んだり、または意固地になったり、言い返したり、言い訳をしたりする人がいます。
実はアルバイト時代のわたしがそうでした汗
しかし、その方法は一時的にはその場しのぎになって、人のせいにしたりして、自分の心が楽になりますが、自分のためにならないんです。
厳しいことを言いますが、絶対に、一度受け止めて、例え人も少しは悪くても「100%自分が悪い」と思い「じゃあ自分は次どうするか」と次に繋げる方が、自分の成長にもつながるし、次にはミスしないし、また周囲からの評判が良くなると思います。
あと何より、無駄に落ち込む必要がないので、自分が楽になるんです。
注意されたり、嫌なことを言われるのって本当にムカつく時もある。
イライラする時もある。
でも、そう言ってくれた人は嫌われ役に徹してでも、自分を改善させようとしてくれる、自分の救世主と思った方がいいと、わたしは個人的に思いました。
あの支援員さんが勇気を出してわたしに指摘してくれたおかげで、わたしはそんなとても大きく大事なことを知りました。
これからも注意されたりすることがたくさんあると思います。
でも、わたしはその度にその言葉を真摯に素直に受け止めて、次の成長に繋げていきたいです。
そんなふうに色々なことを素直に前向きにさせてくれたTANOSHIKAはすごいです。
こんなふうな、TANOSHIKAで学んだことは、これから何回かに分けて書いていけたらなあと思っています!!
noteも書いています。ぜひ見てください。
わたしの厳選記事です。
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記事を読ませていただきました。小さな気づきが大き成果を果たしましたね。わからなくなった時にメモがあるともう一度見ることもできるし、そこから応用もできるのではないでしょうか。貴女の成長と努力が手にとるようにわかります。これからも記事を楽しみにしています。
パグさん、いつも、ありがとうございます。今はメモの取り方についてもっと頑張ろうと思っている最中です。コメントありがとうございました☺️