『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。ろうの両親を持つ、CODAの息子の葛藤と成長物語。

ぼくが生きてる、ふたつの世界

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

この記事の本題は、コーダ(CODA)となります。まず、コーダ(CODA)の説明をしたいと思います。

コーダ(CODA)とは、聴力に障害を抱えている親御さんのもとで育った、健聴者の子どものことを指す言葉です。

親御さんが聴覚障害者のケース、父母の一方が聴覚障害者のケースのどちらも含まれ、親御さんの聞こえの程度に合わせて口話や手話、筆談など色んな方法でコミュニケーションを図っています。

親御さんが補聴器を着けても音を判別できない「ろう者」の場合、コーダ(CODA)は小さい頃から手話をベースにコミュニケーションを図ることがほとんどで、家庭内では触覚と視覚を重視したやコミュニケーションが多く見受けられます。

聴覚障害を抱えている親御さんから生まれた子どものおよそ90%は聞こえる子どもであると推測されています。それは、聴覚障害を抱えている親御さんから生まれる子どもは高確率でコーダ(CODA)になるため、決して珍しい存在ではありません。正確な統計は出ていませんが、日本にはおよそ2万2000人のコーダ(CODA)がいると言われています。

この様に決して珍しい存在ではない、コーダ(CODA)。そんなコーダ(CODA)を題材に、日本を舞台にした映画が、2024年9月に公開されます。

俳優の吉沢亮さんが主演する、呉美保監督9年ぶりの長編映画となる、耳の聞こえない親を持つコーダ(CODA=Children of Deaf Adults/聞こえない、または聞こえづらい親御さんを持つ聴者の子どもという意味)として生まれ育った作家・エッセイストの五十嵐大氏によるノンフィクション『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が2024年9月20日(金)より東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか、全国にて順次映画の公開が決定しました。

本作は、コーダ(CODA)という生い立ちを踏まえ、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする、五十嵐大氏による自伝的エッセイ[ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと]をベースに実写映画化された作品です。

今回はこの映画のあらすじと、実際にコーダ(CODA)であるお子さんに迫った特集記事を紹介したいと思います。

あらすじ

宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家に、男の子が生まれた。両親、祖父母は“大”と名付けて誕生を喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、父・陽介と母・明子の耳がきこえないこと。幼い大にとって、ときには母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。

しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母の明るさすら疎ましく思いはじめて、冷たい態度をとることが増えていく。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ大。そして数年後。“きこえない世界”と“きこえる世界”のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出し…。

画像・引用:吉沢亮、“コーダ”を演じる 呉美保監督『ぼくが生きてる、ふたつの世界』2024年公開 cinema cafe.net(2023年)

予告編も公開中

ここからは、コーダ(CODA)の人を特集した記事を紹介させて頂きます。

コーダ(CODA)だからこそある悩みとは?

とある都道府県に住む、小学5年生の長女と小学4年生の妹はテニスが大好きな姉妹で、コーダ(CODA)です。

2人の両親は、生まれた時から耳が聞こえないろう者です。親子の会話は、手話がメーンとなっています。

スーパーで買い物する際には、お会計をする時に、手話を用いて母を手伝います。この日は店員が「レジ袋はなくて大丈夫ですか?」と質問したのを受けて、2人が手話で母に伝えた後、「要りません」と店員に答えました。

母は、「店員さんに、レジ袋とか、ポイントカードとか、聞かれますが聞こえなくて。時間がかかって、後ろに並んでいる人の視線が気がかりです。いつもは1人で買い物しますが、娘たちが一緒にいて手話通訳してくれる時は助かりますね」と述べます。

母は、大人の集会の時にはほとんど、手話通訳を手配しています。ですが、急な場合は、手話通訳の手配ができない場合もあります。この日は地元のお祭りに向けた打ち合わせに急遽参加することになったので、長女に手話通訳をお願いしました。

打ち合わせでは祭りの衣装の話など、長女にとって初めて耳にする単語ばかりで、手話でどう伝えれば良いのか分からず困ってしまいました。長女は、上手くいかず、頭を抱えました。

長女は、「手話通訳で上手く伝えられなかったところが悔しかったのですが、打ち合わせで手話が分からない言葉を言われたことで、どの様に母に伝えれば良いか分からず、そこが難しいことでした」と語りました。

母は、娘たちに手話通訳で大きな負担を負わせてしまっているのではないか?、一生懸命手伝ってくれる娘たちに感謝をしていますが、今後は子ども達の時間を大切に、応援していきたいと考えています。

母は、

「手話通訳をするというプレッシャーを与えてしまっているのかなと思うと、とても申し訳ない気持ちになります。長女がテニスができる学校に進学したいとの話があって、今後はもっと進学に向けて勉強をすることになるかもしれません。そう考えると、娘たちの時間を作ってあげたいなと思っています」

と説明しました。

参考:CODA(コーダ)親が聴覚障害の子 社会全体で支えるには NHK 首都圏ナビ(2023年)

自身もコーダ(CODA)である専門家は、親御さんの近くに耳代わりになって手話通訳を担当してくれる子どもが近くにいると、どうしても、その子どもに依存してしまい、子ども達に大きな負担がかかります。そして、その負担を軽減することが大事だと示唆します。

東京大学バリアフリー支援室の特任助教の女性は、

どうしたら目の前にいる自分と違うコミュニケーション手段を持つ人に自分の言葉を伝えることが出来るか、思い巡らせてまずは始めてみましょう。そうした意見を社会全体で共有していくことも、コーダ(CODA)の負担を解消させていくことにつながるものと考えています。

子どもはやはり親御さんのためにどうにかしてあげたいという気持ちを抱くこともあることで、コーダ(CODA)が頑張って手話通訳をしていると感じた時に、最初に別の家族と直接聞こえない親御さんと直接コミュニケーションを図ることを身近の人はやってみて頂きたいなと考えています」

と説明しています。

東京大学バリアフリー支援室の特任助教の女性は、いま、全国のコーダ(CODA)の中学生、高校生を対象に実態調査を進めている段階です。その内容は、85項目にも及び、親御さんとのコミュニケーションの方法や、どんな気持ちを抱いているのか、親御さんの手話通訳をすることはあるかなどの設問があります。

東京大学バリアフリー支援室の特任助教の女性は、2023年度中に調査結果を総括し、コーダ(CODA)が必要なサポートに結び付けていきたいといいます。

私と吉沢亮くん

私は12年前から存じておりまして、普段はお亮と呼んでいるので、ここではお亮と呼ばせて頂きます。

私とお亮の出逢いは、2012年でした。それまで顔も名前も知らなかったのですが、SNSで、「仮面ライダーの舞台挨拶、誰か代わりに行きませんか?」という投稿を観て、連絡して譲って頂き、行ったのが初めてでした。

それから、2015年にカレンダー、2017年に写真集のお渡し会に参加しました。2017年は舞台挨拶にも行きました。

2015年の時、「仮面ライダーの舞台挨拶、行きました」と話すと、「お、ありがとう」と言って握手して貰えました。2017年は、握手して、名前を呼んで貰え、頭ポンポンもリクエストして、して頂きました。

今はなかなか交流イベントはありませんが、2015年の時はお金を支払って参加券を買えば、何回でも参加でき、ファンサービスの良さから、あの当時、「ファンサの神様」と呼ばれていた位、神対応でした。

私が思うにお亮の名前が知られる様になったのは、[週刊少年ジャンプ]の作品と、[週刊ヤングジャンプ]の作品の実写映画化の出演に、抜擢された時からだと思います。特に2017年公開の[週刊少年ジャンプ]の第1弾の作品から、「吉沢亮くんのこと、初めて知った」という声が、チラホラ聞かれる様になりました。

2024年で30歳の誕生日を迎え、近年は難しい役が多くなり、作品の幅が広くなったなと感じています。この記事の題材のコーダ(CODA)を演じるのも、大変だったと思います。

でも、お亮もしっかり努力される方で、この映画に主演する前に、海外発など有名な作品で、舞台の主演をしたり、その後大河ドラマの主演をしたりしました。

下積み生活や、大役主演などに抜擢されることが増えた分、今回の難役もやり遂げ、素晴らしい作品になっていると思います。

海外ではCODAがテーマの作品は多くありますが、日本版コーダ(CODA)として、この作品を多くの方に知って頂けます様に…。

最後に個人的にお亮は歌も上手いので、いつか映画など、歌が聴ける作品を観たいです。

参考サイト

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。