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皆さんこんにちは。Pinkです。
私は「適応障害」と「双極性障害」があり、様々な薬を服用しているのですが、いつも思うことは、依存してしまったりするのが怖くて、なるべく薬は最小限でと、心療内科の先生に相談しています。
「精神疾患」もですが、今までギリギリセーフだったコレステロール値が想像以上に高く、昨年健康診断の結果表をみてもらった後で、通院してる内科の先生から、ついに薬を服用した方がいいと言われました。
勿論、今心療内科で処方してもらっている薬を伝えて、出来ればコレステロール値を下げる薬を飲まなくていい方法はないのか相談しましたが、結果としてはコレステロール値を下げる薬の中で軽いものを服用することになりました。
これ以上、服用する薬が増えないことを願っていた私はとても残念に思いました。そんな時に、AERA dot.の下記の記事を読みました。
【医師が解説】コレステロール下げればよいわけではない 薬を飲む前に見直すべきこと
です。今回は、そのことについて書きたいと思います。
コレステロール値について
中高年になると、健康診断で気になる評価の一つにコレステロール値が挙げられます。高い数値が出てしまい、薬の服用でコレステロール値を下げる人も多いけれど、不調に悩まされる例もあるとのことです。
ハーバード大学で栄養学を学び、アンチエイジングクリニックを開院した医師は、「薬の使用はもっと入念になるべき」と警戒を促しているそうです。
コレステロール値は、血圧と同じように、中高年になると上がってくる人が多く、「病気を未然に防ぐためにも、コレステロール値を下げなければ」と信じている人も多いため、健康診断で数値に問題があると診断されて、コレステロール値を下げる薬を処方されている人もいるそうです。
しかし、元々コレステロールは、細胞膜を作る原料となる大切な栄養素で、ホルモンやビタミンDもコレステロールから出来ていて、脳神経細胞を作るのにもコレステロールが必要とのことです。
コレステロールをむやみに減らしてしまうのは、長生きするためにとても危険なことなのだそうです。
コレステロールとは
コレステロールには、下記の2種類があります。
① HDLコレステロール(善玉コレステロール)
…末梢の組織→肝臓へコレステロールを運ぶ役割がある
② LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
…肝臓→末梢の組織へコレステロールを運ぶ役割がある
以上です。
2つのうち、① LDLコレステロール(以下LDLと記載)が悪玉コレステロールと言われるのには、LDLが高いと「心臓疾患」が起きやすいという理論が前提としてあったためとのことです。
しかし、この数年研究が進み、「心臓疾患」の本当の原因は、組織の炎症にあるという理論が色濃くなっているそうです。
また、悪玉と名付けられてしまったLDLも本質的には悪者ではなく、どちらも組織の炎症から体を守るために大切な役割を受け持って働いているとのことです。
そのため、全身の細胞が傷んでコレステロールを必要とする時にはLDLが増えて、必要でなくなった時には、HDLが増えると考える方が、理論的に矛盾がないそうです。
LDLコレステロール値が高いのは、生活習慣が悪くなって細胞が傷ついており、正常に戻すためには、コレステロールを必要としていると考えるべきであり、むやみやたらに薬を使ってLDLを下げてしまうことは、かえって修復を遅らせてしまう危険があります。
コレステロールの摂取基準
コレステロールの摂取基準については、国内外でも多様な話し合いがあり、日本では日本動脈硬化学会の基準に基づいてLDLコレステロール140mg/dLとする病院が多くありますが、病院によっては120mg/dLとするところもあるそうです。
その一方で、アメリカ心臓病学会、および心臓協会の2013年の基準では190mg/dLと差があり、日本脂質栄養学会はコレステロールを下げる医療そのものをすすめていないとのことです。
この問題についてはもっと話し合いが必要とのことですが、少なくとも下げれば下げるほどよいわけではなく、特に女性はやや高めでも問題はないそうです。コレステロールを下げる薬の使用についてはもっと注意するべきだと言われています。
例えば、薬で総コレステロールを130mg/dLまで下げていて、うつ症状のような不調に苦しんでいた人が、薬をやめて元気になったという例もあるそうです。
生活習慣を向上させて全身の状態が良くなると、LDLが減少して、HDLが増える出来事は多くの人で見られるとのことです。薬でコレステロール値を下げる前に、できるだけ生活習慣で炎症を抑えることを目指すことを勧められています。
生活習慣の見直し
食事では、卵やエビ、イクラを食べるとコレステロール値が上がると言われ、根強く信じられているそうなのですが、実はこれらの食品がコレステロールを上げるという根拠はどこにもないそうです。
敢えて言うなら、「動物性脂肪」特に牛乳やヨーグルトなどの「乳製品」を多く食べていると、LDLを上げる傾向があるようですが、元々血中のコレステロールの約8割は肝臓で作られており、食品由来のものは全体の2割に過ぎず、それほど神経質になる必要はないとのことです。
しかし、体質的に上がりやすい人や、健康診断などで指摘されて気になる人もいるため、その場合も薬の服用は慎重に、主治医の先生と相談しながら、なるべく食生活で調整することが大切だと言われています。
また、その他にも中性脂肪は体脂肪の大部分を占める血液中の脂質成分です。中性脂肪が増えすぎると肥満やメタボリックシンドロームなど健康上の危険に繋がるとのことです。
中性脂肪値を高くする要因として、アルコールの飲みすぎや、甘いもの・糖質の摂りすぎ、または運動不足などが挙げられています。コレステロールと同じく気になる人は、まず生活習慣を見直すことから始めるといいそうです。
参考サイト:【医師が解説】コレステロール下げればよいわけではない 薬を飲む …
最後に
今回、コレステロールについて、色々と学ぶことが出来ました。勿論、どうしても薬が必要な場合もあるかと思いますが、そうでない場合は、先程書いた通り私も、生活習慣の見直しから始めてみたいと思います。
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてください!
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