コーヒー。〜私たちが焙煎した美味しい、とっておきのコーヒーはいかがですか?〜 

コーヒー 障害者雇用

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私達の身近にある飲み物の1つであるコーヒー。疲れた時にカフェインを摂ったり、コーヒーを飲んでホッとしたい事ありませんか?

そんなコーヒーで障害を抱えていても、バリスタ焙煎士としてコーヒーを提供している、就労支援B型事業所が全国に沢山ある事が分かりました。

今回はそんなコーヒーを提供しているB型事業所をメインに紹介していきたいと思います。

『ソーシャルグッドロースターズ』がIAUD国際デザイン賞で金賞

障害を抱えるバリスタや焙煎士が活躍しているロースタリーカフェとした、東京都千代田区にある福祉施設『ソーシャルグッドロースターズ』が、SDGsな共生社会の実現へと励むユニヴァーサルデザイン(UD)取り組みを国際的に表彰するIAUD国際デザイン賞において金賞を受賞しました。国際的な権威ある表彰式で「『ソーシャルグッドロースターズ』の障害を抱える人の就労支援への活動」が評価され、SDGs17の目標の中で、「1貧困をなくそう」「3すべての人に健康と福祉を」「8働きがいも経済成長も」「10人や国の不平等をなくそう」「12つくる責任 つかう責任」への貢献が評価されました。

『ソーシャルグッドロースターズ』は障害者雇用での就労継続支援B型事業所です。コーヒーの仕事を介して、 自立と自己実現をサポートしています。 1杯のコーヒーが障害を抱える人への福祉と社会との接点となり、お客様の喜びへと還元。 そこから発生した利益は生産者や社会のサポートへと。そんな循環型社会を構築します。

画像・動画引用・参考:障がいを持つバリスタや焙煎士が活躍する『ソーシャルグッドロースターズ』がIAUD国際デザイン賞にて金賞を受賞 PR TIMES(2022年)

公式Instagram

https://instagram.com/social_good_roasters?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

島根県松江市

それ以前はイタリアンレストランだった建物を活かした、島根県松江市浜乃木6丁目にあるカフェ『るぴなす』のコーヒーが、今大きな話題を集めています。障害を抱えた人たちが焙煎の前と後の2度に渡り、一粒一粒のコーヒー豆を選別したコーヒーの味わいが、このカフェの常連客らが愛してやまないみたいです。

このコーヒーカフェは2019年10月、就労継続支援B型事業所『るぴなす』がスタートしました。知的障害などを抱えた約20人がカフェのランチの調理や接客、弁当製造、野菜の袋詰めなどの仕事をしています。

せっかく来店して頂くのだから手間暇かけたものを提供し、利用者の仕事にも役立つことを――。そんな狙いでコーヒー豆の選別を開始しました。コーヒーの産地から仕入れた生豆には欠けや割れ、虫食いがあり、手作業で不良品を除去します。その後、機械で生豆を焙煎後、欠けた豆や、煎りが浅すぎたり深すぎたりする豆を再び除去します。2度の選別でコーヒー豆に雑味がなくなり、口当たりがすっきりとしたコーヒーが仕上がります。島根県出雲市渡橋町にある「ふじひろ珈琲(コーヒー)」からコーヒー豆の選別やブレンド、焙煎の仕方といったプロの作法を直々に教えて頂きました。

カフェで飲むと400~500円。ドリップ式のパックは、ブレンド、モカ、ブラジル、グアテマラ、キリマンジャロ、マンデリン、カフェインレスの7種類あり、1パック100円、量り売りは100グラム500円。ドリップ式は月に数百個は売れるといいます。 

参考:障害ある人が一粒一粒2度選別 コーヒーおいしいカフェ 朝日新聞デジタル(2021年)

『るぴなす』の営業は午前11時~13時(週末・祝日休み)。不良品の豆を材料に、動物などをモチーフにした「コーヒーアート」(要注文)も手がけているそうです。

千葉県佐倉市

One&OnlyCafe』は、就労継続支援B型事業所を運営しています。2021年12月よりオープンとなりました。一般社団法人あいのてが携わっています。

どこにでもある機械にコーヒー豆を入れれば、どなたでもコーヒーが作れる。そうではなく本物にこだわり抜いたコーヒーカフェ『One&OnlyCafe』です。提供するメニューにはコーヒーメニュー以外にも紅茶やフレーバーソーダなども提供出来ます。またランチメニューも取り入れていて、アヒージョ、ピザ、パスタなども提供出来ます。コーヒーにぴったりなデザートでは、ワッフルやバスクチーズケーキも自家製で手作りしています。

落ち着いた空間の中でゆっくりと時間を過ごせるコーヒーカフェ『One&OnlyCafe』です。

画像引用・参考:日本初!福祉施設が運営する利用者をバリスタ化した自家焙煎カフェ!福祉の枠にとらわれず、さまざまなアプローチからカフェを運営 PR TIMES(2022年)

公式Instagram

https://instagram.com/oneandonlycafe?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

千葉県野田市

障害を抱える人の就労訓練の場として提供されている、野田市役所1階の飲食コーナー『ふれあい喫茶つくしんぼ』が2021年11月24日、千葉県野田市内で初めてとなるヨーロッパ発祥の「コスタコーヒー」の販売をスタートしました。『ふれあい喫茶つくしんぼ』の訓練生は数週間に及ぶトレーニングを経験し、複雑になった販売手順を学びます。「コスタコーヒー」のブランドイメージを背負って働く相乗効果も期待されています。オープン初日の11月24日はテークアウトを含め、30杯のコーヒーを売り上げました。

『ふれあい喫茶つくしんぼ』は1993年の野田市役所新庁舎完成に合わせてオープン。現在は同千葉県野田市船形にある「社会福祉法人はーとふる」が経営する就労移行支援事業所の20〜30代の男女合わせて4人が、焙煎や接客、調理などの訓練を重ねています。

これまで提供していたコーヒーは、ホットコーヒーの1種類のみ。「コスタコーヒー」はエスプレッソ、カプチーノ、ホットチョコレートなど12種類もあります。価格は税込み300円と350円の2種類。コーヒーマシンは、東京都港区にあるコカ・コーラボトラーズジャパンが無償で貸し出しました。

『ふれあい喫茶つくしんぼ』は、野田市役所が開庁している月〜金曜の午前9時〜16時の営業です。訓練生は商品の名前を覚え、注文を受けてマシンを操作します。最後の会計までの手順は複雑に。1日の営業終了後はコーヒーマシンのメンテナンスも行います。

「耳で焙煎するコーヒー」in埼玉県

埼玉県上尾市にある福祉作業所「領家グリーンゲイブルズ」では、主に視覚に障害を抱える人たちが農業やもの作りに励んでいます。

「領家グリーンゲイブルズ」で販売されるコーヒー豆の袋には「僕らは耳で焙煎をする。」というワードが、点字に併せて表記されています。

「領家グリーンゲイブルズ」では、視覚に障害を抱える人たちの活躍の場を拡大しようと、2020年からコーヒーの焙煎をスタートしました。最初は、時間や温度を自動調節可能な電気式の焙煎機を使用していました。

指導を仰いだ地元の喫茶店の店長から「音をきちんと聞き分けられれば、本格的な焙煎が可能になるのではないか?」と助言を頂き、ガスを使用し、直火の火力を調節する業務用の機械を取り入れました。

コーヒーの香りや味わいの決め手となる「焙煎」ですが、加熱する時間や温度の細かな微調整が必要となりますが、その塩梅を熱で膨らんだコーヒー豆が“弾ける音”を聞き分けて微調整の判断を行っています。

耳で焙煎したコーヒー豆は、通販やイベントなどで販売されています。

参考:耳で焙煎するコーヒー 埼玉 上尾 味の決め手ははじける音に NHK 埼玉WEB特集(2022年)

関連記事

「耳で焙煎する」コーヒー豆好調 視覚障害者が1秒を聞き分ける 毎日新聞(2022年)

ちひろ珈琲

高橋千尋さんが掲げているテーマは、「胃もたれしないコーヒー」でした。自分の名前を入れた「ちひろ珈琲」を埼玉県さいたま市内でオープンし、2023年秋で12周年を迎えます。「ちひろ珈琲」はJR東大宮駅から歩いて5分の住宅街に溶け込んで、珈琲豆を求めて遠方からもお客様がやって来ます。

「私自身、仕事をしている時は常にコーヒーが手放せない人間です。何杯も飲むと胃もたれして、気持ち悪くなることもありますよね。なのでたくさん飲めるコーヒーにしたかったんです」と笑顔で述べます。

「ちひろ珈琲」は、実は就労継続支援B型事業所の一環だといいます。高橋さんが代表理事である「仲良し作業所」は障害を抱えている人たちが一般就労を 目標とする施設です。現在、精神障害や発達障害、知的障害を抱えている人たち55人が通所します。店頭には「仲良し作業所」で製造された焼きたてのマドレーヌや雑貨が陳列されています。「メンバーさんは『ハンドピック』というコーヒー豆の選別を任されています。カビが生えていたり、虫食いがあるコーヒー豆を手で一粒ずつ取り除くことで、酸味がないまろやかなコーヒーの味を実現します。

福祉とコーヒー店のかけ合わせは、「ちひろ珈琲」オープン当時は全国的にも珍しいことでした。「ちひろ珈琲」の前身は高橋さんの母が、精神疾患を抱える高橋さんの弟たちのために自宅で開業した小規模作業所でした。高橋さんはシステムエンジニアとして勤務していましたが、「15年前に、障害を抱えている人たちに関与する複雑な法改正があって、母に作業所を引き継いで欲しいとお願いされました。コーヒーに携わる仕事ができるならいいよと受理しました」。

公式Instagram

https://instagram.com/chihirocoffee_norisan?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

昔はコーヒーが飲めなかった私ですが、

子どもの頃はコーヒーは苦くて飲めなかったです。大人になり無糖とミルクなしではまだまだ無理ですが、コーヒーを飲む様になりました。コーヒーは1日3杯、朝と昼(仕事の日は夕方帰宅後)、夜に飲みます。飲み過ぎと思われるかもしれませんが、夜は仕事で疲れていますし、不眠症の薬を飲んでいますし、最近は寝る準備したら5分以内に就寝しています。

コーヒーはたまに通院の帰り道にあるコーヒー専門店に寄って豆を粉にして頂いたコーヒーを買って、時々朝作って飲んでます。コーヒー飲むとやっぱりホッとしますね。今こんなご時世だから、くつろげる時間も欲しいですし。

こうやって記事化すると、コーヒーにも色んな人の思いが詰まっている事に改めて気付かされました。コーヒー好きとしては、これからの皆様のご活躍にも期待したいですね。

関連記事

捨てられるコーヒー豆がビールに変身。アサヒグループとエコアルフのアップサイクル IDEAS FOR GOOD(2021年)

クッキー付き一杯300円のコーヒーに「なぜ安く売る?」の声 障がい者が働くカフェに聞いた 神戸新聞NEXT(2022年)

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。