保護猫を迎え入れよう~注意点と重要なポイント~

ハチワレ猫とトンネル

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はじめに

愛猫のサラダさんを亡くして、はや8ヵ月がたとうとしています。

17年も一緒にいたのに、8ヵ月そばにいないことが、ものすごく長い時間を一人で過ごしているように感じます。

いなくなっての生活は、ぽっかりと穴が開いてしまったようで、気が抜けてしまったような生活を送っていました。

そんな私も少しづつですが、新しい子を受け入れようかと思うことができるようになってきました。

保護猫を受け入れようと思った理由

サラダさんとの出会いは、突然ではありませんでしたが、もともと妹の猫だったサラダさんは妹の結婚で、実家に置いて行かれた猫でした。

なので、サラダさんの子猫時代というものを私は知りません。

だからこそ、次の子を受け入れようと思ったときに、子猫ではなく成猫を受け入れようと思いました。

大きくても可愛いことには変わりないですし、子猫は単身者が飼うには、向いていないと感じます。

それに、やはり子猫は貰い手が多くいますが、成猫は貰われるには難しいと聞きます。

だったら、成猫でも大丈夫だと思う私が引き受けようと思ったのです。

実際に保護猫を受け入れるには

1、譲渡会など保護猫活動をされている団体から受け入れる

譲渡会は、猫とその保護主、保護団体、里親を希望する人をつなげるイベントになります。

動物愛護相談センターや動物愛護団体などが実施しており、里親募集中の保護猫たちがたくさんいるなかから、迎え入れたい猫を選びます。

2、保健所などから受け入れる

保健所は捨て猫、野良猫、迷子の猫、飼育ができなくなった飼い主から引き取られた猫などが保護されている施設です。

自治体によっては、動物の収容施設がない場所もあれば、猫の引き取りから譲渡まで実施する保健所もあります。

猫の譲渡を行っている保健所では、各自治体のサイトから譲渡対象の猫を確認できます。

3、ネットなどで保護している方から受け入れる

ジモティーや地域のコミュニティサイトでも、個人で保護された猫などが、里親募集をされています。

4、動物病院で受け入れる

以上のような受け入れ方があります。

受け入れるポイントと注意点

保護猫をいざ受け入れようと思ったときに、注意すべき点が何点かあります。

1、命ある生き物であることを十分に理解しているか?

犬であろうと、猫であろうと、小動物であろうと、命あるもの。その命を預かる覚悟はありますか?

この先、10年以上は、その命を守っていかないといけないこと、命を守るためには、金銭面やご自身の健康面なども関係してきます。とても責任の重いことになります。 

2、保護団体などから受け入れる場合、団体の規則には違反していないのか?

多くの保護団体には、譲渡の規則があります。

例えば、

譲渡条件は色々とありますが特に重要な条件は、

 

譲渡の条件
  • 完全室内飼い、脱走防止対策の徹底
  • 適切な時期に不妊去勢手術
  • トライアル時の猫のお届け時のお宅訪問(飼育環境拝見)
  • 55歳以上のご夫婦様、単身者様、保護者様がお一人の方、未婚カップルの方には猫の引受人のご紹介

などの条件があり、譲渡費用もかかります。

譲渡費用とは、譲渡までにかかったワクチン代や、避妊・去勢手術代などになります。

3、トライアル期間があるのか?

トライアル期間とは、保護猫とご自身との相性をみるための期間となります。

いきなり、保護猫を引き受けるのはトラブルの元になりかねません。かならずトライアル期間を持ちましょう。

4、先住猫や犬などとの相性はあうか? 

相性があるのは、人間だけではありません。すでに一緒に住んでいる先住の猫や、犬などとの相性も大変、重要になってきます。

責任と覚悟

保護猫を受けいれるためには、トイレ用品、キャットフード・水、キャリーバッグ、ケージ、爪とぎ、お手入れグッズ、逃走防止用フェンス、キャットタワーやおもちゃ、ペット保険なども必要となってきます。

たかが猫を飼うのに、そんなに決まり事が必要なのか。という声もちらほら聞くことがあります。

しかし、前述でも書かせていただきましたが、「命あるもの」には「責任や覚悟」がついてくるのは絶対です。

もし、少しでも躊躇するのであれば、保護猫を引き取ることは、考え直した方がよいと思います。

責任をもって飼えるという方は、保護猫との楽しい日々を過ごしていただければ幸いです。

猫のシルエット

さいごに

私の生活には、猫は不可欠だと、思い知らされました。

あんなに愛情深く、思慮深い動物はいないと思います。

そして、サラダさんという猫だったからこそ、私に猫の魅力を伝えてくれて、あんなに愛情深い生活を送らせてもらったと感謝しています。

猫との生活は、私にとっては潤いであり、感謝の日々であり、愛情深く、一日一日が発見の日々でもあります。

サラダさんのおかけで、私には猫飼いとしての経験と知識が身についたようなものです。

その知識と経験を、残念にも捨てられてしまった子猫や、飼い主のいない成猫などに活かせればと思います。

 

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参考サイト

保護猫の迎え方と向き合い方 | ウェブマガジン ペットと、ずっと。

里親としての猫の迎え方を解説!条件や必要なもの、流れなどを紹介

 

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TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。