道徳について

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こんにちは、改めましてM. Jです。

今回は、道徳についての記事を書いていこうと思います。

ところで、「仕事に対する取り組み方」について考えたことはありますか?

M.Jは若い頃、仕事は学校の延長くらいの考え方でした。

その為、上司から「まだまだ甘い」と言われることがたびたびありました。

ずっと、その理由を考えていましたが、「甘い」と言われる理由がわかりませんでした。

しかし、何年か経過していくうちに「仕事に対する取り組み方」を考えさせられる出来事がありました

「松下幸之助哲学」に出会ったことに加えて、「耐震偽装事件」をニュースで見たことです。

これらのことは、M .J自身「仕事に対する取り組み方」を変えさせられる出来事でした。

この記事は「道徳」を重視して「仕事に対する取り組み方」を変えることによって、皆様が最高の仕事をできるようになってほしいと思って、書いてみました。

道徳とは

道徳とは、人が善悪をわきまえて正しい行動をするために、守らなければならないものです。

また「人間が守るべき個人的な行動規範や善悪の基準」です。

人として常識的に守るべき内容のことです。

参考:国語力アップ.com

「人間が人間らしく生きていく為」には「道徳」がものすごく重要です。

「道徳」が機能していない社会は、戦争や犯罪を誘発するので、恐ろしいです。

次の段落からは、私が正直に生きようと思ったキッカケについて以下の内容で記事にしていこうと思います。

  •  耐震偽装事件
  •    耐震偽装事件から学ぶべきこと
  •  企業の社会的な役割
  •  道徳の大切さ

耐震偽装事件

耐震偽装事件は、千葉県にある建築設計事務所の元建築士が構造計算書を偽造していた事件です。

2005年に公表されたとても大きな事件です。

1980年代に建築法が改正されて、建物は震度5に耐えられるような設計になっていました。

ところが、外見からは基準値を満たしているかどうかはわかりません。

国土交通大臣認定構造計算ソフトウェアの計算結果から、ビルの構造が震度に耐えられるかを判断します。

耐震偽装事件は、この計算結果の偽装を繰り返し、ビルを建築して売った事件です。

参考:ラクサスマネジメント株式会社ー建築基準法改正のきっかけになった事件とは?                  

建築物の構造計算を偽装して、地震に耐えられない、崩れてしまうものを設計してしまった事件です。

  •   元建築士は「人命よりも稼ぎを重視する」スタイルでした。
  • 「大地震が起きても知らない」と言っていたようです。
  •   元建築士は高級自動車などを買い続けていたようです。
  •   建築物に人間が住むことを考えていない、自己中心の考えだったと思います。

耐震偽装事件から学ぶべきこと

上記の「耐震偽装事件」からわかることは、利益に重きをおき過ぎて「人間としての道徳」を軽視してしまったことです。

人間として生きるために最も大切なことは「道徳」です。

仕事をする時、ある程度の「利益」は大切です。

しかし、道徳による「温かい」「優しい」心づかいを忘れてしまうと、人間関係のトラブルになってしまいます

また、場合によっては社会的な制裁を受けることになります。

「少しのウソで、楽ができるからいいだろう」という意識で物事を考えてしまうと、多くの人を危険な状態にさらしてしまうのです。

では、次に「どのような姿勢で仕事に取り組むべきか」について考えていきたいと思います。

企業の社会的な役割

松下幸之助創業者は「より豊かな暮らしを送りたい」という人々の願いを満たしていくところに「企業の役割や使命がある」と考えました。

人々の生活に役立つ優れた品質の商品やサービスを適正な価格で、過不足なく供給し「社会の発展に貢献するのが企業の本来の使命だ」という考えに至ったのです。

利益については「社会に貢献した報酬として社会から与えられるもの」と考えます。

参考:パナソニックグループの経営基本方針ー企業の使命について

松下幸之助創業者は、7つの精神を挙げました。ここではその一部を紹介します。

  •  公明正大の精神社会の規範や秩序を守るのは当然として、私心にとらわれず公平で偏りなく、正々堂々と活動を進めなくてはなりません。
  •  礼節謙譲の精神礼儀を重んじ、謙虚な気持ちをもって仕事に取り組む必要があります。

  思い上がった振る舞いを慎み、自らを厳しく反省する態度を心がけることが大切です。

参考:パナソニックグループの経営基本方針ー信条・7精神

このことから分かる通り、企業で働く労働者は「利益」よりも「社会的責任」を重視すべきだということです。

正々堂々と礼儀を重んじて「正しさ」を重視していく、仕事をしていくことが必要不可欠なのです。

その為には「道徳」を徹底的に学び、実践していくことが重要なのです。

道徳の大切さ

「道徳」は、直接生命を維持するものではないですが、「人間として生きていく」うえでは「欠かせない」ものすごく重要なものです。

仕事をする時に、「道徳」は最も重視しなくてはなりません

「周りの人が困るようなこと」は決してしてはならないのです。

ちょっとした利益が出るからといって、大きなウソをついてはいけないのです。

バレた場合、大きなしっぺ返しがくるのです。

例えば「上司や先輩が言ったから〇〇(悪いこと)をした」では、社会人としての責任を果たしていないことになります。

「正しさ」を重視して仕事や生活をすべきなのです。

「道徳」は、仕事や生活をする為に「最も重要視すべきこと」です。

周囲の人を傷つけたり、困らせたりする「言動」「行動」をしてはならないのです。

今後について

興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、優しさについて:ユニバーサルマナーを学ぶことについて、ヒューマンエラーについて、替え玉受験と内部不正の防止があります。

皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!

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5 件のコメント

  • 道徳が共有されるには、対等関係に基づく合意が必要だと考えます。一方的に決められたことを命令されるようなものでは成り立ちませんし、誰かに不利益をもたらすような内容であれば、不公平です。特に、戦前の教育勅語のような、天皇による命令で国民に犠牲を求めるようなものであってはなりません。

    • 堀田 様 コメントいただき、どうもありがとうございます。今回は、あくまでも個人的な規範について道徳を取り上げましたが、おっしゃる通り何にせよ同意のもとにあることが望ましいですね。私は「戦後の社会のシステムに準じた道徳」の視点で記事を書きました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  • 前にも書きましたが、「道徳」ということについての考え方は、人それぞれで、一方的に決められたくはありません。
    <「温かい」「優しい」心づかい>はあっても良いとは思いますが、それを「道徳」に結びつける必要性を全く感じません。
    <企業で働く労働者は「利益」よりも「社会的責任」を重視すべき>と書かれていますが、
    労働者以上に重視しなければならないのは経営者ですが、そのことへの言及がみられないのも一方的だと思われます。
    <周囲の人を傷つけたり、困らせたりする「言動」「行動」をしてはならない>ことに関しても、
    経営者は、労働者を困らせるべきではないということもあるでしょう。
    労働者は、我慢し切れないときには、労働権を行使して対抗します。それは基本的人権ですので、そこで「道徳」を持ち出してほしくはないですね。
    次に<替え玉受験と内部不正の防止>について述べるそうですが、
    そこでまた<「道徳」は、仕事や生活をする為に「最も重要視すべきこと」です>と書かれると思うと、うんざりします。

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