男性トイレにサニタリーボックス設置をー。〜前立腺がん・膀胱がん当事者の悲痛な声〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。女性トイレには普通にサニタリーボックスが設置してありますが、前立腺がんや膀胱がんを患っている男性にとっても、この男性トイレにサニタリーボックスの必要性が訴えられていますが、まだまだその活動が浸透していません。今回は当事者がどういう事で困っているか、その話を交えながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

男性トイレに、サニタリーボックスをー、と訴える(前立腺・膀胱)がん当事者。

男性トイレにサニタリーボックス(汚物入れ)を設置してほしいとの声ががん当事者の間で拡がっています。前立腺がんや膀胱がんなどの病気が原因で、尿漏れ用のパッドやおむつなどを使用している人たちが、替えた後捨てる場所がなく困っている事が始まりです。こうした当事者の声を受け、公共施設の男性トイレにサニタリーボックスを設置しようと、活動を始めた自治体も出て来ました。

2020年秋に前立腺がんの手術を受けた埼玉県加須市の男性は、尿漏れパッドを下着に貼って使用しています。前立腺がんの手術後、尿道を締める筋肉が傷ついた影響で排尿コントロールが困難になり、頻尿や尿漏れに悩まされるようになりました。特に寒い冬の時期はトイレが近く、1日2〜3回尿漏れパッドを交換しますが、外出時は尿漏れパッドを捨てる場所に困ると話します。「私が手術を受けた病院では、同じような悩みを持つ患者が多いためか、男性トイレにサニタリーボックスを設置しています。その他の場所には、設置をほとんど見た事がない」

公共トイレの環境改善活動を行う一般社団法人「日本トイレ協会」(東京都)は2022年2月、インターネット上で男性に男性トイレのサニタリーボックス設置に関するアンケートを実施。回答した男性336人のうち、40人が尿漏れパッドやおむつなどを使用しており、そのうちの約7割が、男性トイレにサニタリーボックスが設置がなくて困った経験があると返答しました。

参考:「男性トイレにサニタリーボックスを」 前立腺がん患者ら 尿漏れパッド捨てられず 東京新聞(2022年)

「日本トイレ」事務局長
ッドなどが必要な男性は少数派かもしれないが、多様性を尊重する社会の実現に向けて、男性トイレのサニタリーボックス設置を考えてほしい

前立腺がん、膀胱がんの患者数

前立腺がん

引用:[国立がん研究センター がん統計]-がん情報サービス

膀胱がん

引用:[国立がん研究センター がん統計]-がん情報サービス

参考サイト

武田薬品工業株式会社

さいたま市が男性トイレに、サニタリーボックス設置へ。

埼玉県さいたま市では、市内の10区役所では既に男性個室トイレにサニタリーボックスを配置されています。さいたま市浦和区や桜区など8区役所ではサニタリーボックスが男性個室トイレに配置が終わって、サニタリーボックスをまだ配置が完了していない2区役所に関しても今月2022年4月中に配置する指針だと話します。

さいたま市の市庁舎管理課や区政推進部らの話では、2022年3月に開催された10区役所の総務課長会議の中で、多くの市民が区役所に利用することから、男性個室トイレにサニタリーボックスの配置が進んでいない、さいたま市の残りの10区役所でも順次配置する指針が決まりました。浦和区役所では2022年4月1日、庁舎1階の東側と西側トイレにある男性個室トイレ5カ所にサニタリーボックスを配置しました。まだ配置が済んでいない10区役所につきましては、さいたま市各区の男性個室トイレの敷地の広さなどによってサニタリーボックスの配置数を判断の目安にしていると回答を得ました。

参考:男性トイレに汚物入れ、さいたま市が全ての区役所に設置完了へ 前立腺がん、ぼうこうがん治療の男性に便利 埼玉新聞(2022年)

男性個室トイレのサニタリーボックスの設置については、前立腺がんやぼうこうがんの治療を受けた男性が治療後、尿漏れパッドが生活に欠かせず、外出先で捨てる場所を探す必要があると指摘されていました。

男性がサニタリーボックスが男性トイレになかった場合の処分の仕方

サニタリーボックスがなくて困った経験を訊いた。女性トイレにはだいたい設置してあるので、男性の回答を紹介する。するとやっぱり、補助物を使っている男性の7割ぐらいが、捨てる場所がなくて困ったことがあると答えた。

サニタリーボックスがなかった場合にどう処理したかを訊くと、家に持って帰ったという人が62.5%で一番多かったが、トイレに備え付けの大きなゴミ箱に入れた、施設内の他のゴミ箱に入れた、個室の中にそのまま放置してしまったといった回答があった。

非常に少ない回答だったが、便器の陰に隠したという人とか、トイレに流してしまったという人もいた。

引用:第10回セミナー「うんと知りたいトイレの話」報告 一般社団法人 日本トイレ協会(2022年)

女性トイレには当たり前にあるので、深刻さが分かっていなかった。

サニタリーボックスは女性トイレには昔から当たり前にあります。多分ないと言うなら、そういう必要な年代の女性が、いない家庭なら設置がないかもしれませんが。記事化するまで、そういうのが必要な当事者が身近にいなかったので、深刻さに気付いていませんでした。

そうですね、尿漏れパットを使っている方にとっても、女性と同じ頻繁に替えないと気持ち悪くなるし、やっぱりサニタリーボックス、必要ですよね。昔から言われて来た問題ではあったと思いますが、まだ埼玉県のさいたま市にしか本格的な導入が始まっていないのですね。トイレは気持ちよく使いたいですし、今後設置が全国的に進んで欲しいですね。

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TANOSHIKA 翼祈|note

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。