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こんにちは、翼祈(たすき)です。
全国に音の出る信号機を必要としている人、又その設置に向けて取り込んでいるラジオの存在を、皆さんはご存じですか?
今回はそんな音の出る信号機を全国に設置などを中心にご紹介していきます。
音の出る信号機を設置へ模索
視覚に障害のある人向けにスマートフォンで信号の色を音声や振動で伝え道路横断を補助する機器を、警察庁が2021年度に約2000基の信号機に全国に設置する方針を固めました。視覚に障害のある人の横断補助システムは音響式が主流で、2020年運用が開始されたスマホによる補助機器は2020年3月現在、宮城、千葉、静岡の3県の74カ所しか設置がありません。警察庁は約25億円を2021年度予算の概算要求にかかげました。東京都や政令指定都市からまずは整備し、その後、全国に浸透させたい意向です。
2020年3月時点で、「ピヨピヨ」「カッコー」などの誘導音で青信号を知らせる音響式の信号機は、全信号機の11・7%に当たる2万4370基が設置されていますが、近隣住民の騒音対策でほとんどが夜間・早朝は鳴らない設定で、それ以外の鳴動時間外での死亡事故も起きています。
専用のアプリをダウンロードすると、交差点などに取り付けた機械から近距離無線通信「ブルートゥース」でスマホに信号の色などが発信され、音声や振動で視覚に障害のある人へ伝わる仕組み。一部の交差点で青信号を延長できる機能も搭載あります。
2021年3月末までに全国で計約130基に設置を増設予定ですが、2021年度は大幅に設置箇所を増やし、機器設置費も全額国の費用で補填する方向で固めています。設置を進めていくのは病院や盲学校の周辺など、視覚障害者がよく利用する地域からまずは整備。将来的にはナビゲーションアプリとの連携なども期待が高いといいます。
『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは、
ニッポン放送ほかNRN系のAMラジオ局11局が共同で、24時間(一部地域を除く)放送するチャリティーラジオ番組である。略称はミュージックソン。ラテ欄表記ではさらに短くしたMソンも使用される。
「目の不自由な方へ音の出る信号機を!」、「目の不自由な方へ通りゃんせ基金を!」、「目や体の不自由な方へ通りゃんせ基金を!」を共通キャッチフレーズとして募金を呼びかけるとともに、放送を通じて障害者への理解促進と思いやりの育成を図る目的の下で、各地からの中継を交えながら放送している。
公式Twitter
https://mobile.twitter.com/rcm1242?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
通りゃんせ基金とは?
みなさんへ協力をお願いしている募金を「通りゃんせ基金」といい、音の出る信号機の設置のほか盲導犬育成のために使われる募金です。
2021年、
SixTONESがメーンパーソナリティを担当したニッポン放送『第47回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のトータル募金総額が、8,322万212円となったことが、2022年2月4日に公表されました。
2021年11月1日より、ニッポン放送の本社を皮切りに、日本各地の11のキーステーションで視覚に障害を抱えている人が安心して街に出かけられる様に、「音の出る信号機」を全国へ設置する募金を発信していた、チャリティ・キャンペーン『第47回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の募金受付が2022年1月31日をもって終了しました。計3ヵ月で8,322万212円の募金が集まりました。
チャリティ・キャンペーンの啓発として2021年12月24日の正午から2021年12月25日の正午まで24時間特別番組『第47回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』が生放送され、ニッポン放送では、SixTONESみんなでメーンパーソナリティを担当。今回のテーマフレーズ《ココロのバトン MY HEART YOUR HEART》に合わせ、視覚障害に関係する体験取材をお届けする「ハートフルレポート」と朗読「ハートフル ストーリー」を読み終わると、メールやSNSでは「思わず涙が流れた」という声が多く番組に届きました。
2021年の募金を入れて、【ラジオ・チャリティ・ミュージックソン】の累計募金総額は48億4,586万196円となります。全日本交通安全協会や日本点字図書館など介して、全国に「音の出る信号機」の設置することや、本を音声朗読化した「声の図書」、「立体コピー機」などその多くを視覚に障害を抱える人用の機器、そして募金の一部は日本看護協会を介し、医療従事者の活動支援へと役立たれます。
参考:SixTONES、ラジオ『ミュージックソン』最終募金総額8,322万212円に マイナビニュース(2022年)
2022年、
SixTONESがパーソナリティを果たし、2022年12月24日の正午から2022年12月25日の正午に生放送した、ニッポン放送主催のチャリティプログラム【第48回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン】の最終募金総額が、8641万3880円を集めたことが分かりました。
同【第48回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン】は、今回のメインテーマ「夢をチカラに」に合わせ、SixTONESのメンバーや視覚に障害を抱える人、リスナーの色んな夢に関するエピソードを発信しました。“視覚障害”に関する、色んなストーリーをSixTONESのメンバーが「生朗読」に挑んだ企画「ハートフルストーリー」では、視覚に障害を抱える人の未来を変換させたいと挑戦してきた人や、現在挑戦している人たちのストーリーを届けました。リスナーからは、朗読作品を聴いて涙が流れたという大きな反響が、SNSやメールで多数届きました。
また、SixTONESのメンバーによる盲導犬の体験生リポートや、視覚に障害を抱える人の外出を支援する最新技術、盲学校での立体コピー機の活用の仕方など、視覚に障害を抱える人を取り巻く現状もリスナーに発信しました。
1人のメンバーが、「【ラジオ・チャリティ・ミュージックソン】の夢は、日本各地の、そして世界の信号機の全てが音の出る信号機に変わることです。1人では到底叶えられない夢です。いつかその夢が叶えられた時、皆さんと一緒に笑って、歌いたいと思います。音の出る信号を世界中に、その夢が叶う日まで、今後も【ラジオ・チャリティ・ミュージックソン】をずっとずっと見守って頂きたいです」と説明し、その後、メンバー全員で元気に感謝の言葉を述べて、24時間の生放送を終えました。
参考:SixTONES、24時間生ラジオ「ミュージックソン」最終募金額発表 modelpress(2023年)
2023年8月現在、
視覚に障害を抱える人たちに向けた横断歩道で童謡「通りゃんせ」「おうま」などの音楽を流す信号機の数がかなり減っています。地域ごとに曲が異なると、今が青信号の合図か否かが判断しづらいからでした。このことを受けて、「カッコー」「ピヨ」という鳥の鳴き声式の信号機に切り替えが加速しています。
ここは愛知県名古屋市の東山動植物園の正門前です。家族連れなどが混じり合う交差点では、信号が青に切り替わると「おうま」の音楽が聞こえてきました。愛知県警によりますと、1996年から童話の音楽式の信号機が使用されてきました。近日中を予定する信号機の更新の時には鳥の鳴き声式の信号機に切り替わるといいます。
以前は童話の音楽式の信号機は一般的な存在でした。警察庁によりますと、2003年3月末には2209基あって、記録の残っている1975年には、日本各地で21曲の童話の音楽が流れていました。
ですが、2022年3月末の童話の音楽式の信号機は日本各地で307基で、青信号の間に音が出る信号機に占める割合は、僅か1%のみとなりました。
数がかなり減った要因は、音の出る信号機を利用する視覚に障害を抱える人たちからの要望に応じたからでした。地域差で童話の音楽が異なると混乱を招くためだといいます。その上、横断歩道の両端から流れる音楽に関しても、日本視覚障害者団体連合の三宅隆常務理事は「横断歩道の真ん中で前後から同じ音量で音楽が流れて来ると、距離や進行方向が判断できなくなります」とも主張していました。
これを受け、鳥の鳴き声式の信号機は、前後の信号機で「ピヨピヨ」「ピヨ」と違う音を上手に使い分けて進行方向が示すことができます。
そして、警察庁は2003年10月、都道府県警に順次、鳥の鳴き声式の信号機への切り替えを要求した通達を発出しました。鳥の鳴き声式の信号機は童話の音楽式の信号機の設置から「大体19年超化したもの」が更新の対象となり、少しずつ鳥の鳴き声式の信号機へと切り替えられていきました。
参考:信号機の「音」、「通りゃんせ」から「ピヨ」「カッコー」に統一…視覚障害者の要望で 読売新聞(2023年)
『10年後の歩行って?』アイデアコンテスト
国土交通省は「バリアフリー・ナビプロジェクト」の一環として、高齢者や障害者、ベビーカーや車いすなど、すべての歩行者がスムーズに移動できる「10年後の歩行空間」について、アイデアを公募するコンテスト『10年後の歩行って?』を開催します。
角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区)は、当プロジェクトの事務局を務めています。
国土交通省では、高齢者や障害者といった、歩行者の誰もが安全してスムーズに移動できる、ユニバーサルデザインによる「歩行空間の整備」が急務と考えています。
この「歩行空間の整備」とは、歩道などを作り替えるだけではなく、ICTなどを利用して歩行空間を利用するすべての人が快適に歩行するために必要となる、歩行空間情報のオープンデータ化も含まれます。
「バリアフリー・ナビプロジェクト(ICTを活用した歩行者移動支援を推進)」では、この歩行空間についての認知を促進するために、車いすやベビーカーでも自由に街を歩くことが出来る、10年後20年後の歩行のあるべき姿に関するアイデアを一般公募します。
画像・引用:国土交通省 バリアフリー・ナビプロジェクト『10年後の歩行って?』アイデアコンテストを開催 PR TIMES(2022年)
ラジオの事は知っていましたが、
ラジオの事は知っていましたが、普段左耳の感音性難聴の為、なるべく大きな音を聴かない様にした生活を送っているので、ラジオの全容を今まで知りませんでした。
ちょっとずつ設置が進んでいるとはいえ、全国的には音の出る信号機はまだまだ足りませんね。私の住んでいる地域にもありませんし、県内の都会エリアでも観た事なかったですね。
私の場合、考え事をしながら歩いて、赤信号で歩きそうになった事もあるので、視覚に障害なくても、うっかりしてしまった私みたいな人にもこの信号機は良いかと思います。この取り組みが更に、加速します様に。
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noteでも書いています。よければ読んでください。
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