この記事は約 8 分で読むことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=ASiskYT0WME
先日、何気なくぼんやりTwitterを眺めていたら、とあるアプリの広告が目に留まりました。
その名も『Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)』
位置情報アプリで、日本では11月1日に配信が開始されました。
大きな話題になった、ポケモンGOを開発したナイアンティック社と任天堂の最新ゲームアプリです。
最新といっても、現在の内容は実にシンプル。
『歩くのが楽しくなるアプリ』。
その一言。
早速プレイしてみたわたしの体験も交えて、どんなアプリなのかをご紹介したいと思います。
ピクミンって何?
みなさんは「ピクミン」という存在をご存じですか?
わたしは、植物の精霊のようなものだと勝手に認識していて、ジブリ映画でいうところのコダマやまっくろくろすけのようなイメージだと思ってください。
元はテレビゲームで、ピクミンを引っこ抜いて育てて、引き連れて歩いたり敵と戦わせたり…という内容で、当時ゲーム機がなかったわたしにとっては憧れでした。
そのピクミンが、地図上を歩くわたしのアバター(Mii)の後をついてくる!
もう夢のようなアプリなのです!!
ついつい歩きたくなってしまう仕掛け
そんなピクミン ブルームは、「ピクミンと一緒に歩こう」というコンセプトです。
歩いて、ピクミンに咲いた花びらを集めて、花で溢れた世界にしよう!という感じです。
歩くほどにピクミンが増え新たな発見があるなど、ついつい歩きたくなる仕掛けの数々が用意されています。
仲良くなったら、そのピクミンを引っこ抜いた場所ゆかりのアイテムを見つけてきます。
わたしはルアーを背負ってくれる子が1匹できました!うれしい!!
この子は何を持ってきてくれるのかな?とワクワクしています。
ウォーキングをした近辺の場所にピクミンが合成されている画像のポストカードが貰えます。(アプリ上でのものです、実際に送られてくるわけではないです)
ここを歩いたらどんな画像が貰えるのかな?とワクワクしています。
そのポストカードはフレンドに送れるので、特に海外のユーザーとのやり取りは面白いようですよ。
もしこれを旅先でプレイしたのなら、どんなピクミンが育つのか、どんなポストカードが貰えるのか。
いろいろな場所を歩きたくなるのです。
などなど、とにかく「今日はどこを歩こうかな」と思わせるアプリなのです。
一日の歩数もしっかりカウントされて、歩数計がメイン、「ついでに遊んじゃおう、どうせ計るなら楽しいほうがいいよねー」、くらいの感覚で試しています。
誰も傷つかない、平和なゲームのようです。
位置情報ゲーム『ポケモンGO』との違いは?
では、同じナイアンティック社が開発したポケモンGOと比較していきましょう。
わたしはポケモンGOについてはほんの冒頭しかプレイしていないので、ネットで調べました。
ゲームをしない・うとい人も、ポケモンといえばピカチュウとかモンスターボールとか、名称が思い浮かぶことが多いかもしれません。
長く愛されていることから、幅広い年代で知られていて、子供と一緒にプレイしている親御さんも多いかと思います。
逆手にとれば、ピクミンブルームは、ゲームを知らないがゆえに、逆に既成概念にとらわれないところがとっつきやすくなってくるのかもしれません。
同じ位置情報ゲーム、似たようなものだろうと思っていましたが、同じ歩くゲームでも、ポケモンGOはゲーム性が強く、ピクミンブルームは歩数計の要素が強いようです。
ポケモンGOは、ポケモンやアイテムのところに向かって歩いていくように設計されているようですが、ピクミンブルームは歩いていたらピクミンが勝手にアイテムを拾ってくるという感じで、より歩くことに集中できます。
ポケモンGOは、歩いてゲットしたポケモンを強化し対戦するバトルもののようですが、ピクミブルームはピクミンから採った花を街に植えていくゆるいゲームになっています。
もちろん配信が始まったばかりなので、これから新しい機能が増えていくと思われます。
どちらのゲームが合っているかは、ひとそれぞれでしょうか…
実際、口コミは二分されているようです。
・普段運動しない自分にとって運動するきっかけをくれたいいアプリ
・子供たちも散歩に従ってくれるので助かる
・別アプリと併せて楽しめて良い
・ゲーム性が低く、その割に作業が多く面倒くさい
・通信状況が不安定になりやすい
・通信量と電池の消耗がもう少し何とかなると更に良い
・特に目標もなく、誰かと競い合うでもない位置ゲーはこれまで無かった
ピクミンに夢中!歩くのに夢中!!
ともかく、わたしがウォーキングにハマっている理由は「とにかくピクミンを引き連れて歩きたい!」ということ、ただそれだけ!
歩けば歩くほど増えるピクミン、ひたすらついてくる様子は健気すぎて泣きそうです。(笑)
おつかいという、帰ってきた後にピクミンがアイテムを拾いに行く機能があるのですが、ピクミンがおつかいに行くときの「よいしょ、よいしょ」的な掛け声がかわいくて、ついつい応援してしまいます。
内容もシンプル、歩く→育てる→引っこ抜く→引き連れて歩く、この淡々とした作業がたまらないのです。
バトル要素や過度な収集要素が不必要なわたしにはぴったりなのです。
ナイアンテック社のジョン・ハックCEOは、「人はソファから立ち上がるのも難しい」と語っています。
運動を促し、健康志向の人が増てほしいという企画なのだと思います。
まんまと策にはまってしまったわたしなのです…(笑)
今後の改善に期待
ただ、このアプリ、現時点で少々難ありなんです。
普段歩くのが遅いわたしが張り切ってずんずん歩いただけで、アプリに「なんかスピード速くない?もしかして車じゃないよね?」と疑われます。
日頃本格的にウォーキングしている人は使いにくいかもしれません。
通信量もたぶんすごいことになるのではないかと思っています。
バックグラウンド通信で、スマホの設定を変えない限り、常に歩数カウントと位置情報が記録されてしまうので、通信量を抑えたい人は考えもの。
そのぶん充電の減りも早いです。
さらに今は通信エラーなどの問題もあるみたいです。
しかし言い換えれば、通勤や買い物に行く間も、頻繁にチェックせずともカウントしてくれているということです。
わたしも使い始めて1週間くらいなので、これからどのくらい続いて、どのくらい請求が来るのかによって今後を考える予定です。
そして、このアプリの最大の楽しみ方は、カメラのAR機能で遊ぶことだと思います。
ポケモンGOにもあるのですが、写真を撮る時にピクミンを合成できるのです。
手に乗ったピクミンや、ソファでくつろいでいるピクミンを撮影することができます。
ところが悲しいことに…わたしのはARに対応していないんです!(泣)
少し古い機種だからでしょうか、もし今後買い替える予定がある場合は、ARの機能があるかないかチェックしてみてください。
しかしその機能がないわたしでも十分楽しめていますよ!
現在すでに攻略法を紹介しているサイトがあったり、課金して楽しむシステムもありますが、このアプリはそうやって楽しむ人は続かないかもしれません。
難しく考えず、何の知識がなくともやってみて、ウォーキングの楽しさや街の新たな魅力を見つけるのが楽しいゲームになっていると思います。
どんな機能が追加されるのか楽しみ
ここまで述べているように、このアプリは配信されたばかり。
これからアップデートされていくのだと思います。
もし今後機能が増えるのなら、ざっくりしたカロリー計算とかしてくれるようになるとか、体重を記録できるようになるとか…。
でもそこまでしちゃったらコンセプトからずれちゃいそうなので、止めた方がいいですね。
毎日コメントを残せる機能があるので、そこを上手に使うことにしましょう。
あとはナビ機能とかはどうでしょう。
少し世界観が違ってくるかもしれませんが、進む先をピクミンが先導してくれて、他は後をついてくる、みたいな。
…どれも素人考えです。(笑)
魅力の紹介ばかりで、説明が意味不明になっているかもしれません。
結局何なの?と思われる方は、ぜひ実際にプレイしてみてください。
まだ配信されて2週間弱(投稿時)、公式HPもまだまだ簡素なもの。
これからいろいろな機能が増えていくことでしょう。
なんでも中途半端、三日坊主のわたしがこの先どれだけ続けられるのか…。
他の歩数計アプリや位置情報ゲームが無理だった人は、一度試してみることをおススメします。
みなさんもピクミン達と一緒に歩いて、運動する習慣を身に着けて、健康への一歩を踏み出しましょう!
『Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)』公式サイト
https://pikminbloom.com/ja/
暮らしや健康に関する有益な情報を発信するWebライターichihimeのおすすめ記事
→HOME
コメントを残す