久々に「メニエール病」の症状が出る

メニエール病

この記事は約 4 分で読むことができます。

こんにちは、金次郎です。

 11月2日の朝、いつもの時間に目を覚ましましたのでトイレに行こうと立ち上がったところ、グルグルと回転するめまいに襲われ、歩くどころか立ってもいられませんでした。
 何とかはいずりながらトイレに行き用をたしましたが、部屋に戻ってもめまいは続いており、ノートに記録している起床時間や睡眠時間を書こうとしてもノートの文字が何重にも見えて上手く書けませんでした。
 お茶を飲みながら安静にしていて、1時間ほどしてめまいが収まったので朝食を食べましたが、その後の在宅勤務前の散歩でも「なんか、まだ少しふらつきながら歩いているな」なんて思っていました。

職員さんに相談して、思い出しました

 その日は、テレワークでしたが日中はめまいもなく作業は出来ました。
 でも「明日は作業所への通所日だけど、明日の朝もめまいの症状が出たら作業所へ行けるかな?」と思いながら、寝る前の薬を飲み床につきました。
 翌朝、めまい症状は出なかったので、予定通り電車に乗り作業所に向かいました。
 そして職員さんによる面談で、昨日の朝の事を話すと「それってメニエール病の症状じゃない?、私も時々なる事があるんだけど、あなたの場合は難聴で耳が悪いけどなった事は無い?」と問われてやっと思い出しました。
 新卒で入社した会社員時代に、電車に乗っている時にパニック発作を起こした時、やはりグルグル回るめまいを起こしていた事を。

メニエール病とは 

 体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の「内耳」に、リンパ液が溜まる事によって生じる病気のことでして、体の平衡感覚に異常が起きて見ているものがグルグル回るようなめまいが生じます。
 しかし、現代においてもどの様なメカニズムで内耳にリンパ液が溜まる事が生じるのかは明確には解明されていません
 発症すると耳が詰まったような違和感軽度の聴力低下が引き起こされ、一度症状が治まっても再発を繰り返し聴力が徐々に低下して行きます。
 基本は薬物療法ですが、メニエール病は治療が難しい病気です。
 また、この「回転性めまい」の症状はストレスや疲れがたまった時に発生しやすいので、生活習慣を見直して再発を予防する必要があります

症状

 一番特徴的な症状は、ぐるぐると目が回るような「回転性のめまい」ですが、「耳鳴り」や「難聴」「吐き気」を伴う事もあります。
 めまいの発作は30分ほどで治まりますが、人によっては数時間続くこともあります。
 メニエール病は、一時的にこれらの症状が治まっても再発しやすいので注意が必要です。
 それで再発を繰り返しているうちに症状が悪化して行き、聴力が少しづつ低下して行き、発症当初は低い音のみが聞こえにくくなりますが、症状が進行すると高い音も聞き取りにくくなります。

私の場合

 最初にパニック発作を起こした時に「めまいはパニック発作の症状の一つなんだろう」と勝手に思い込み、特に耳鼻科に行く事はしませんでした。
 それで聴力低下が徐々に進行して行き、発作が起こってから9年目に会社の保健婦さんの勧めで補聴器を着ける事になりました。
 上記の様に低い音(男性の声など)が会議等で聴き取り難くなったからです。
 でも、聴力低下はその後も進行して行き、約5年毎により出力の高い補聴器へと買い直しが続きましたが、補聴器を着けていれば会話も出来るし電話対応も出来ていましたので普通に働いていました。
 そして2016年(平成28年)遂に「障害者手帳」が交付されるほどにまで聴力は落ちてしまいました。

終わりに

 と言う事で、久しぶり(約25年ぶり)にメニエール病の症状が出て少し焦りました。
 病気の元となるストレスや疲れの原因を色々と考えてみましたが、何だろう?と思っています。
 ここ2年は在宅勤務がメインで、ずっと家にいるので認知症の父との対応に苦慮しているからか?作業前の朝の散歩だけではやはり運動不足かな?などと考えていますが分かりません。
 耳鼻科には今年3月に「障害者手帳」が交付されて5年目と言う事で、聴力検査に行きましたが、先生から「聴力は、手帳交付時と変わらないよ」と言われましたので安心していましたが、今回の件で1回耳鼻科に行って相談してみないといけないなと思っています

メニエール病

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です