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あー、私は最低女だな。
寝る前、いつも考える。
いっそ、誰か私を罰してくれないだろうか。
そうしたら、楽になるというのに。
最低女、最低女…
私の頭にその言葉が、毎晩毎晩流れる。
嫌な事があったり、腹が立つ事があると、嫌な言葉を吐くようになったのは、大人になってからだった。
10代の頃、私はいつも我慢していた。
同級生に悔しい事を言われても、言い返せなくて、帰ってから泣いていた。
ハタチのある日、ある事に気づいてしまった。
言い返したら、こんな気持ちにはならないと。
言い返したら、どんなに気分がいいのだろう。
それから止まらなかった。
私は、今まで私を馬鹿にしてきたような気がした人達に、自分でも驚くくらい汚い言葉で怒るようになった。
罪悪感はなかった。
とても爽快だった。
後にそれが、双極性障害の症状の一つなのだと知った。
本気で怒ってくれる人がいた。
だけれども、ほとんどの人が何故かそれからも私に優しく接してくれた。
何故かはわからない。
私には到底出来ない事だから…
本当は私の事なんて、心の中で大っ嫌いだと思っているはず。
それでも、優しくしてくれた。
だんだん、申し訳ない気持ちが湧いてきた。
私は変わろうと思った。
まず、心理の時間を一生懸命取り組む事にした。
そこで、怒りを抑える為の方法を学んだ。
SSTというものに参加して、自分の怒りをどううまく相手に伝えるかを学んだ。
イライラしだしたら、頓服を飲むようになった。
今はもう、あまり他人に対して、嫌な事を言うことはなくなった。
私は、過去の行いを心から反省するようになった。
例え障害があったとしても、何が理由にせよ、人を傷つけていい、とはならない。
絶対に違う。
私は間違っていた。
今あるのは後悔だ。
人を傷つけてしまった事に、とてもとても申し訳ない気持ちだ。
私は毎晩毎晩、自分を責める。
過去にしてしまった過ちを何度も責める。
責めたって変わりはしない。
最後に、
今まで傷つけてしまった人達へ。
本当にすみませんでした。
ここで、こんな事書くなんて、卑怯だと思うし、届かないだろうけれど。
謝っても、私があなたにつけた傷は消えないだろうけれども。
ごめんなさい。
本当はみんなの事、大好きです。
本当に申し訳ありませんでした。
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読んでいて涙が溢れました。
ご自身がとても苦しい思いをしているのに、“ごめんなさい”と“大好きです”が言えるのは、心がとても優しい方に決まっています。
素直で素敵なあなたの事も、きっと周りの方々は大好きなはずです。
コメントありがとうございます。そして、温かいお言葉、本当にありがとうございます。そんな風に言っていただいて、嬉しいです。本当に優しい人間になれるよう、頑張ります。