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こんにちはYUKAです。この度インタビューシリーズ『YUKA’S ROOM』を立ち上げました。
このシリーズでは、TANOSHIKAやAKARIに関係している様々な方に私YUKAがインタビューを行い、それを記事にして皆さんにお届けし、よりTANOSHIKAやAKARIについて皆さんに知って頂こうと考えています。
今回はTANOSHIKAの支援員「島川修一さん」にインタビューしてみました。
島川さんは昨年9月にもインタビューを別の方から受けて頂いています。その時の記事はこちらになります。今回は、TANOSHIKAやAKARIについて聞いてみたので、ご紹介したいと思います。
⒈自己紹介
〜本日はよろしくお願いします。さっそくですが、自己紹介をお願いします〜
広島県から参りました島川修一と申します。この間まで教師を9年ほどしていましたが、TANOSHIKAに入社するために久留米に引っ越して参りました。
⒉TANOSHIKAでの仕事について
〜以前に教員の仕事をされていたということですが、今の仕事と違うことはありますか?〜
以前はこちらが知識とかを教えるという立場だったんですけれども、ここでは皆さんが自分が勉強されていることや取り組まれていることをサポートをするというところが違うことです。
〜やりにくい所はありますか?〜
そうですね……こちらの考えている支援や学びの方向性と、本人との思いがずれてたりしてしまうことがどうしてもあります。また一般就職を1番に考える人もいれば、ここに来ることが精一杯の人もいるので、同じように言えないというか、言葉がけ1つにしても言い方を考えないといけないところが難しいところです。
〜TANOSHIKAではどういうお仕事をされてますか?〜
TANOSHIKAでは主に、日常のことをSNSにアップする広報活動や、自社運営サイトのAKARIの編集全般を担当させてもらっております。記事のアイデアから一緒に考えたり、表現の仕方などを一緒に考えていくなどしています。
〜AKARIに携わってどうですか?〜
AKARIは今ちょっと見られている数がですね、一時は月に2万PVあったこともあったんですけど、現在は数がかなり減ってしまっています。
今SEO対策っていうのを勉強しながらガンガンやっているところですけど、なかなかすぐに効果がでないことなので、時間がかかるんですけど焦らずにやっていけたらと思っています。
〜この仕事で気をつけていることはありますか?〜
AKARIの仕事に関して一番気をつけていることは、あくまでも読者の為にあるものなので、こちらがあまりにも押し付けがましくなったりだとか、自分のことを書いたはいいけど、読んであまり明るい気持ちになれないようなものを載せないようにしようとか、なるべく明るい形で最後締めくくれたりとか、読む人が明るい気持ちになって終われるように記事を編集していこうと考えております。
〜私もどうしてもマイナスな方に持っていってしまって明るい記事しようとするんですけどなかなかできなくて……むずかしいですよね……〜
そうですね(笑)
⒊支援員になってみて
〜支援員になっての苦悩とかありますか?〜
支援員になって苦悩といいますか……まず自分が支援できるところと出来ないところがまだハッキリあるので、足りないところをすごい今勉強していたりとか、目の前で困ってるけど何もしてあげれなかったりということがあります。また自分の思いが言い方ひとつで伝わったり伝わらなかったりとか正しいこと言えば伝わることでもなくて、一度一回全部受け止めてから話をしなきゃいけないこともあるので、その辺が学校の先生をやっている時よりもっと気をつけなきゃいけないというか……
〜反対に(支援員になって)よかったなっていうところはありますか?〜
こっちにきてよかったなと思うのは、自分が働きたい人と働けるということですね。僕がここに来たのは、社長とか責任者でもある田代さん達と一緒に働きたいこの場所で働きたいと思って来させてもらったんですけど、前の職業の時は、自分で働く場所も働く人も何をするかも自分で全く決めれないというのが正直あったので……そういう意味でいうと今は自分が働きたい場所で働きたい人とやりたいことができるのですごく満足しています。
〜広島から来られたっていうことなんですけどご家族の反応とかはいかがでした?〜
まぁ家族としては最初は福岡に行くとなってビックリはしてましたけど……でも親たちは最終的には、僕が本気だということをわかってくれたので、最後はいってらっしゃいと言ってくれました。今でも心配はかけてると思います。
〜たまには電話とかしてます?〜
そうですね(笑)
〜なぜ就労継続支援施設A型を選んだんですか?〜
最初ここを知ったのがクラウドファンディングだったのですが、ITをやっているA型があるのを聞いたことなくて、どういったところになるんだろうというのが一番興味がありました。
教員時代に特別支援の生徒を扱うことが多かったんですけど、その子達が働く場所というのがまだまだ全然ちゃんとしたところがないというか、一般就労もしたいけど、やっぱりA型に行く子がすごく多くて、まずはそのA型を自分も作ることで、その子達が働ける場所をもっと作りたいなという最初の思いではありました。
その勉強をしに来させてもらってるっていうのが現状です。
⒋心境の変化について
〜3カ月経ちましたけど心境の変化ってありました?〜
最初は自分でもA型を作りたいなと思っていたのですが、皆さんと働いてる中で話して聞くと、A型に来たいというよりは最終的には一般就労をしたいという想いを持っている方が多くて、そのためのステップアップとして来ているってことは、僕が作るべきなのはA型ではなくて一般企業を作るべきなのかなと思って……
〜障害者の人達が働ける職場を?〜
はい。実際その一般企業を立ち上げて、障害を持つ人を雇えば同じくらい補助はもらえる。だったらA型をするのと実質やっていることは同じだなと思って……
〜そうですよね〜
だとしたら働く人からすると、一般企業に入って職歴があって給料をもらえたりするほうがありがたいのかなっていうのもありまして……そういう方向で今、考え方がちょっと変わって来てます。それに気づけたことが今後の自分にとって大切なことになると思います。
⒌これからについて
〜最後にこれからのこと、将来の夢とかあったら教えてください〜
自分の会社ができたらTANOSHIKAさんと提携して宣伝とか広告、プロモーションとかのお手伝いをしていただけたらなと思っています。そういう風になるのが今のところ目標です。
〜頑張ってください!〜
ありがとうございます。
今回は島川さんから話を聞きましたが、次回から別の支援員さんやメンバーにインタビューをしていこうと考えています。最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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