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こんにちは、翼祈(たすき)です。
日本を取り巻く、食べ物事情が、大きく変わろうとしています。
特に変わろうとしているのが、米です。
農林水産省は、2025年7月までに30tの備蓄米の放出を決め、入札の参加要件を国が放出した備蓄米と同じ量を買い戻す期限に関して、現行の運用指針の「原則1年以内」から5年以内へ延長されました。
参照元:日本経済新聞 備蓄米、7月までに計30万トン放出、買い戻し期限5年に(2025年5月16日公開)
このような報道があった後で、失言に伴う大臣の辞職で、2025年5月21日に、新大臣の就任会見がありました。
この中で、
「希望があれば、バンバン備蓄米は放出する」
とも言っており、これが英断か、違うのかは、もう少し世の動きを注視してみるしかないと思っています。
また、クレーンゲームの商品に、コシヒカリなどの無洗米を出している、施設も出てきました。
参照元:毎日新聞 クレーンゲームにもコメ ファミリー層がコシヒカリ狙う(2025年6月9日公開)
物価高だけでなく、米が手に入りづらい世の中で、希望というものが消えつつあります。
その中で、『フードリボンプロジェクト』という、2021年5月にロングスプーン協会が、飲食店による新しい子ども食堂の仕組みとして始めたプロジェクトがありました。
2024年8月現在、全国で196店舗が『フードリボンプロジェクト』に登録しています。
今回は、『フードリボンプロジェクト』が大体どんな風にして、困窮している方を支援しているのか?などを、お知らせします。
飲食店を利用する方が、子どもの1食分として1つ300円のリボンを先払いで買って、店頭にあるボードに掲示します。
子ども達は、1つ、掲示されているリボンを取り、お店の人に渡すことで1食分(※無料)の食事ができます。お腹を空かせた子ども達がいなくなる様に、「今日の一食」を地域ぐるみで支援するプロジェクトです。
『フードリボンプロジェクト』の概要、どんな支援をしていますか?
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生まれた場所がどこであろうと、育った境遇がどうであろうと、
「ご飯を食べ、社会に見守られ、元気に外を駆けまわる——」
そんな光景が、全ての子ども達にとって当たり前であるよう、
日本中、世界中に活動を届けていきたい!
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飲食店によるフードリボン活動が全国20,000ヶ所で実施される事を目指して、
私たちは、日本中での普及に取り組んでいます
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画像・文章引用元:フードリボン FOODRIBBON
『フードリボンプロジェクト』は、今、困窮している家庭が多い中では、とても良い取り組みだと思います。
子ども食堂で食べたり、勉強を教えて貰う子ども達もいる。
私が子ども食堂の記事を初めて書いた時より、その必要性が増しています。
学校でも、給食費が払えない家庭もありますし、最近SNSでランドセルが高すぎて、中古を希望する家庭も多いと聞きました。
給食費や授業料だけではなく、制服も無償で貸し出している学校も、全国で数校あるそうですね。
『フードリボンプロジェクト』で、寄付する方も、物価高の波は同じ様にあって、自分も苦しい中、寄付して下さる方もいらっしゃるかもしれません。
人の善意で成り立っている、『フードリボンプロジェクト』。
この優しい世界で、苦しい状況で疲弊する日本が満たされます様にー。
私の同僚が、
2024年9月、まだ米がここまで高くない時のことです。
当時一緒に働いていたライターさんの同僚が、
『スーパーで、米がお一人様、2つまでって書いてあって、米が本当に手に入らないから、嬉しくて、乗って来たバイクで、ウキウキして2つ買いました。本当に、今、手に入らないから大事に食べなきゃ』
と言っていて、あの当時は、
「新米が流通すれば、米は安くなるし、手に入るらしいですよ」
という話が上がっていました。
しかし、2025年5月現在でも、高止まりな日々が続いています。
米を買い占めて、転売する人がいたり、2024年秋より、倒産や廃業する米屋さんも増えて来ました。
かつ、インバウンドで、日本に来た海外の方も、米を好んで食べるとも言っています。
正直、私もずっと「新米の時期になれば、安くなる」とテレビで度々言われていたので、そうなると思っていました。
しかし、そうなりませんでした。
2024年夏から、「米がどこにもない」騒動が、今は「米が店頭に並んでいても、高くて買えない」騒動にまでなるなんて、かなりショックな出来事が続いています。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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