【チャレンジごはん】偏食や小食の子どもを専門外来で支援する〜対応次第では食べられるようになる?~

好き嫌いが多くて、給食が食べれない子ども

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こんにちは、どうも、ゆたです。

皆さんは好き嫌いってありますか?

大人になって思ったことは、大人でも意外と好き嫌いがあるな、ということです。

それは子どもの頃からの環境で好き嫌いが変わってきたり、逆に大人になってから嫌いだったものが好きになったりすることもあります。

ですが、子どもの中には障害の特性やその子自身の特性によって、初めての食べ物を拒否したり、そもそも『食』への関心が薄かったりすることがあります。

今回は子どもの偏食や小食を改善するために必要なことについてお話しようかなと思います。

チャレンジごはん

太陽の下を元気に歩くなすび、とまと、きゅうり、ピーマン

福岡のとある病院では偏食や小食の子どもたちに対して、『チャレンジごはん』という取り組みがあります。

先ほど話した通り、例え、偏食で好き嫌いがあっても、子どものうちから少しずつ食べていれば嫌いを克服することができるようになります。

そのために大事なことは子ども自身がチャレンジしてみようかな、と思ってくれるかどうかということです。

そこで考え出したのが『チャレンジごはん』です。

とある5歳の男の子は、ご飯と食パン、野菜ジュースなどの限られたものしか食べれず、栄養剤を服用する生活を送っていました、

しかし、小学生になると給食が始まるため、母親はとても不安だったといいます。

そんな状況で医者に相談してみると、食べやすい調理法や食事の時の姿勢などのアドバイスを受けた後、初めて食べる食べ物にはチャレンジごはんと名付け、男の子に与えてみました。

すると、不思議なことに、鶏肉や白身魚、ニンジンを食べられるようになったといいます。

このように。嫌いな食べ物であっても子どもの好奇心を働かせるような方法であれば、食べれるようになる可能性があります。

そして、子どものうちに克服することができた食べ物の多くは大人になっても食べ続けることができるといいます。

だからこそ、好き嫌いは子どものうちにしっかり治すことが求められているのです。

参照元:読売新聞 チャレンジごはんは食べられた?」偏食や小食の子どもを専門外来で支援…「対応は早期が好ましい」2025年02月02日

そのためには。

裏を返せば、嫌いな食べ物を大人になってから克服するのはとても難しいといいます。

そのために早期な対応が必要だといいます。

もし、自分の子どもがあまりにも偏食であったり、食に関心がない場合は専門外来を受診することを強くおすすめします。

また、こういった症状がある場合、「小児摂食障害」と診断される可能性があります。

響きは多少、怖い印象がありますが、先ほどの男の子のように専門医の指示のもと、適切な対応をすることができれば、少しずつ食べれるようになることが十分に考えられます。

小児摂食障害と診断される大まかな目安についてはこのようなものがあります。

年齢相応に食べられない状態が2週間以上続き、栄養不足などの問題を抱えている場合は「小児摂食障害」と診断される。

引用元:読売新聞 チャレンジごはんは食べられた?」偏食や小食の子どもを専門外来で支援…「対応は早期が好ましい」2025年02月02日

私が思うこと

私の友人にも子どもの頃から好き嫌いが激しく、大人になっても食べれるものが少ないままになってしまった人がいます。

友人はお菓子が大好きで、ご飯はほとんど食べず、お菓子ばかりを食べ続けています。

正直なこと言いますと、健康面で文句をいうつもりはありません。

友人も大人だし、それは自己責任なので。

ただ、困るのが遊びに行った時の外食です。

寿司屋に行ってもほとんど食べられるネタがない。焼肉に行っても肉が食えない。

これはやっぱり悲しいです。一緒に美味しいものを腹いっぱい食って「美味しかったね」って笑いあいたいのです。

なぜか、ご飯屋さんにはついてきてくれますが、どう考えても楽しくないのでは?と思ってしまいます。

もちろん、世界にはアレルギーや体質的に合わない食べ物がある人はたくさんいるでしょうし、一概には言えないですが、友人は特にアレルギーもなく、医者からも食事管理をしましょうと言われています。

なので、できれば一緒に楽しく食事をしたいなーと思います。

これは一例ではありますが、他にも会社での会食や友人の結婚式、学生の頃でいえば、先ほども上がっていた給食など、食事をしなくちゃいけない場面って結構、たくさんあると思います。

その時に、嫌いだから食べません、では乗り越えられない可能性があるのです。

とはいえ、先ほども言ったように子供の内に克服してないと、嫌いな食べ物はずっと嫌いなままになり易いですし、大人になった現在では、急に今の食生活を変えるのは困難です。

また、私自身の実体験からお話しますと、私は野菜が凄く苦手でした。そんな私をみて母は私が嫌いな食べ物にも慣れてくれるよう、兎に角、刻んで色んな料理に混ぜてくれていました。

その結果なのか、私自身、今も食べれないままなのは瓜類だけです。

私自身の話だけでは、参考にならないかも知れませんが、子どもの好き嫌い=美味しさを知らないだけ、の可能性は十分にあり得るのではないかと思います。

また、少しだけ触れていましたが、発達障害やASD、PDDなどの障害によって、好き嫌いが顕著に現れる場合があります。

拘りが強く、食への関心も低い.そこから好き嫌いを克服していくのはかなり大変ではあると思います。

ですので、必ず、周りに頼って欲しいですし、少しでも違和感を覚えたなら、専門外来を頼って欲しいと思います。

終わりに。

たかが好き嫌いだろ? 大人にだってあるさ。

そういった意見もあるかも知れません。

ですが、その好き嫌いのせいで嫌な思いをすることになるのは周りではなく、当人だと私は思います。

今、子育てをしている親世代の方々もきっと、子どもが少しでも嫌な思いをしないよう、好き嫌いを減らすために頑張っていると思います。

そういったお母さん、お父さんの努力はきっと、子どもの幸せに繋がりますし、無駄じゃないと私は思います。

少なくとも、野菜が大嫌いだった私は、毎朝、サラダを食べれるほどまでに野菜好きになり、そのおかげで色んな美味しい料理と出会いました。

私がもし、好き嫌いが激しいままだったらこんな出会いはなかった、そう思うと両親には滅茶苦茶感謝しています。

もし、今頑張っている親御さんがいれば、是非、諦めないで根気強く頑張って欲しいなと、思います!

今回はここまで、以上、相手はゆたでした。

noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨

まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!

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