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こんにちは、どうも、ゆたです。
皆さんは分身ロボット『OriHime』をご存じでしょうか?
OriHimeはこの場に参加できない、遠く離れた仲間に簡単に“来てもらう”ことができる遠隔操作ロボットです。
見た目はロボットですが、人工知能で自動で動くAIロボットとは異なります。
その場にいない人がリアルタイムに見渡せて、会話でき、首や手を動かすことができる、いわば“乗り物”です。
画像引用元:分身ロボットOriHime 公式
OriHimeの活用方法として、受付や接客、介護現場、会社の会議など仕事面での活用もできますし、学校などの授業を遠隔で受けたり、修学旅行を一緒に回ったりなどに活用することもできます。
映像や音声がハイクオリティで遅延も少ないため、そこに本当にいるように感じられ、違和感なく溶け込むことができます。
ロボットだけど人間のように温かみのある、それがOriHimeの魅力だと思います!
福岡市でも!
OriHimeはその特性上、身体的な障がいを抱え、動くことが困難な方々と外の世界とで交流することができるようになります。
その利点を生かし、障がいを抱えた方々が受付で働いたり、カフェで店員をしたりすることだってできるようになります!
最先端って感じで、ドキドキしますね!
そして今回、福岡市役所でもOriHimeが導入されました!
それに伴い、パソコンやタブレット端末を使ってOriHimeを遠隔操作し、相手とのコミュニケーションをはかるような業務をして頂ける方を募集しています!
一時間のシフト制のため長時間労働が難しい場合でも応募可能です。
詳しい応募要項につきましては以下の通りです。
(1)障がいなどのため外出して就労することが困難な18歳以上の人
(2)パソコンやタブレット端末等を所有し、操作できる人
(3)分身ロボットを活用した新しい働き方に関心がある人
応募方法などは下記のURLからご確認ください!
参考:福岡市「分身ロボットを活用した重度障がい者等就労実証事業」での分身ロボット操作者を募集します_募集要項.pdf
OriHimeと障がい者、そして。
以前にも少し話した内容ではありますが、今、社会全体が働き手不足に陥っています。
どんな会社でも労働力の確保という点において試行錯誤し、日々悩んでいます。
そんな中、期待される労働力は今まで働き口がなかった人たちです。
「身体は健康でまだまだ働きたいけど、年齢がね……」
「社会の役に立ちたいけど、病気のせいで……」
全国にはそういった労働意欲があるのに働けない人が山ほどいます。
そういった人たちこそ、今の日本には必要不可欠な人材なのです!
私は実は心の中に野望(?)があります!
それは自分の障害を公表しながら働きたい、ということです。
ここで話している内容は病院の先生や支援員の方々から聞いた話、またはインターネット上の情報がほとんどです。
なので、私が実際に障害と向き合いながら働くことができれば、ある意味、ここで記事を書いてきた意味があるように思えるのです!
話は脱線しましたが、OriHimeのように、障がいの壁を超えることができるようなシステムやロボットがもっともっと社会に浸透していけば、多くの人が働ける世の中になるのではないか、そう思うのです。
終わりに。
技術の進歩はここ数十年で飛躍的に進歩しました。
今まで冗談のように思い描いていた理想もいつか当たり前と呼ばれるような世界になっていくのではないでしょうか。
ロボットが働くカフェ、ロボットが受付をする市役所、その先にはどんな仕事でもロボットが担い、そして、どんな障がいがあっても社会でやりがいをもって働ける、そんな社会は案外、そう遠くない未来の話なのかも知れませんね。
以上、相手はゆたでした。また次回の記事でお会いしましょう!
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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