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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、ゲームがお好きですか?
私は断然RPG派なのですが、かなり小さな子向けの難易度の低いものしか全クリできず、いつも途中で投げていました。
RPGの誰かとゲーム内で仲間になって、経験値を積みながら、ボスを倒すという爽快感は好きなのですが、ゲームが下手ゆえに、本来の楽しみ方ができていない様に思っていました。
多分この記事で取り上げる、『ぷよぷよ』とか、パズルゲームの方が得意だったのかもしれませんね。
なぜ『ぷよぷよ』を挙げたかというと、この記事の本題が、「eスポーツ」だからです。
近年、日本は急激な高齢化が進み、高齢者の社会参加の促進が大きな課題となっています。総務省の発表によりますと、高齢者人口は1950年以降で初めて減少を見せましたが、人口割合としては29.1%と過去最高となっています。
その反面、生活支援を行う介護人材・家族の不足や、地域との結び付きなどの希薄化によって高齢者の生活をサポートする力は低下していくことが懸念されています。そのことで、高齢者の地域との結び付きや健康を促進する活動が盛んに行われています。
中でも、「eスポーツ」をとり入れる地域企業や自治体がここ数年で急増しています。
ストリーマー(ゲーム実況者)やプロゲーマーなど職業として注目を集める「eスポーツ」ですが、「自宅から移動することなく複数人で楽しめる」「スマホ100つで始められる」「怪我や事故の心配がない」などの手軽さから、世代を超えたコミュニケーションを深める手段としての活用にも注目が注がれています。
今回は、「eスポーツ」を導入した都道府県から見えて来る、実際にプレーしている人に与えるその効果などを解き明かしたいと思います。
2023年、
画像引用・参考:【関彰商事株式会社 × 筑波大学】高齢者向け『運動+eスポーツ』の科学的検証実験に着手 PR TIMES(2022年)
コンピューターなどを介した対戦型ゲーム競技「eスポーツ」が、高齢者の認知症や心身の状態が弱るフレイルの予防に役立つのか検証しようと、埼玉県加須市は高齢者層向けの「eスポーツ」体験教室を開催しました。検証で予防効果が認められれば、2024年度から本格的に「eスポーツ」教室を開催したい意向です。
「よっしゃー」「あ、しまった」―。トータル8回の体験教室の最終日となった2023年8月30日。60~85歳の男女12人が埼玉県加須市にある平成国際大学に集合し、平成国際大学スポーツ健康学部の水國照充教授の指導を受けながら、人気の対戦型パズルゲーム『ぷよぷよ』にチャレンジしました。
参加者は今までゲーム機やパソコンなどのデジタルゲームに全く触れてこなかった高齢者です。最初はコントローラーの操作に苦戦していましたが、次第にコツを掴み、スコアが伸びて喜んでいる姿も見られました。
加須市は高齢者の介護予防として、筋力トレーニングやエアロビクス教室などに励んでいますが、「参加者が身体を動かすことが好きな人に偏るなどといった課題がありました」と説明しました。
そこで加須市は、誰でも気軽に楽しく継続できる「eスポーツ」に着目しました。
加須市が検証を依頼した水國教授は、「eスポーツ」と高齢者の関わりなどを研究しています。2019年に行った『ぷよぷよ』の研究では、落下してくる「ぷよ」の色に反応し、フィールド内にある同色の「ぷよ」に素早く繋げるという操作が、高齢者の認知機能や反応速度を向上させることが判明しました。
水國教授は今回の体験会を介して、参加した人たちが体験する前と体験した後の認知機能を比較することで、「eスポーツ」が認知症予防に役立てることをさらに証明したいとしています。
参考:「ぷよぷよ」が反応速度や認知機能を向上、埼玉・加須市でシニアのeスポーツ体験教室 読売新聞(2023年)
2024年、
2024年10月19日に鳥取県で開幕する高齢者のスポーツ・文化の祭典「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」で、「eスポーツ」が正式種目として初採用されます。「eスポーツ」は孤立解消や認知症の予防に結び付くとされ、鳥取県内の高齢者層にも少しずつ浸透しています。
ドン、ドン、ドンドンドン―。2024年9月下旬、富山県高岡市戸出地区にある公民館を訪れると、室内から笑い声と小気味よい打音が聞こえてきました。地域の老人クラブ「戸出町6丁目瑞穂会」のメンバーおよそ20人が集合し、音楽に合わせて太鼓をたたく【太鼓の達人】で対戦を繰り広げていました。
メンバーは「太鼓の達人」を始めて1年少しの初心者ばかりで、「戸出町6丁目瑞穂会」では高岡市老人クラブ連合会の案内をきっかけで、会員の健康長寿に結び付くとして2023年3月に体験会を開催して以降、毎週土曜日の午前9時頃から公民館に集合し、「eスポーツ」に親しんでいます。
参考:eスポーツ シニア層にじわり浸透 読売新聞(2024年)
画面を見つめる眼差しは真剣そのもので、リズムに乗ったバチさばきを見せる男性は「点数に一喜一憂します。いい点をとりたいと思えるから続けられます。足腰が悪くても座ってでき、みんなで交流できるのが良いと思います」と笑顔が弾けました。
「eスポーツ」に関する高齢者の意識調査
生活者をメーンにしたマーケティング支援事業を提供する、東京都渋谷区にある株式会社ネオマーケティングは2024年9月5日〜2024年9月6日の2日間、全国の60歳以上の男女を対象に《シニアのeスポーツ》をメインテーマにインターネットで実態調査を行いました。
「eスポーツ」の認知度は79.7%(「内容まで理解している」と「名前のみ理解している」の合算)でした。
「名前のみ理解している」が70.4%を占めていて、「eスポーツ」という名称自体は高齢者層にも広く浸透していることが判明しました。
「会場で『eスポーツ』を見たことがある」というほどの熱心な層は0.8%に留まりましたが、映像で目にしたことがある層は27.0%に上りました。
画像引用・参考:「シニアのeスポーツに関する調査」 PR TIMES(2024年)
『ぷよぷよ』が大好きだった子どもの頃の私
今、『ぷよぷよ』は別の会社が作っていますが、元々別の会社のゲームだった時から、『ぷよぷよ』のキャラデザインが大好きでした。
元々私は女の子のキャラが大好きというより、ゲームのキャラが好きになるタイプの人間で、子どもの頃からゲームのキャラが大好きで、よくその攻略本を読んで、「あー、このキャラ、大好きだな」と言って、笑顔になる子どもでした。
特に『ぷよぷよ』に関しては、別の会社のゲームだった時、凄く大好きで、持っていないソフトの攻略本も買って、今、ご存知の方がどれ程いらっしゃるでしょうか?、結構マイナーな作品のキャラデザとかも知っていました。
小学⚪︎年生で連載されていた、『ぷよぷよ』の漫画も愛読していて、そこでしか出ない、オリジナルキャラクターもいて、本当に大好きでした。
あの当時凄く攻略本とか集めたのに、家を建てる前に引越ししてから、その本が確か大切になおしたはずなのに、家が建って、引越し用の段ボールの中を観ても、その攻略本が見つからず、そのまま20年以上経過しました。
子どもの頃集めたゲームの本は、多くが見つからないまま、「また、読みたい」と思っても、探すあてはありません。
特に別の会社のゲームだった時の『ぷよぷよ』の本は、高騰化しており、大人になった私も、買い直すことはかなり不可能です。
子どもの頃大好きだった『ぷよぷよ』が、今は高齢者の方の認知症やフレイル予防などの効果があると証明されている。
あの頃、1つのゲームカテゴリーだった『ぷよぷよ』が、こうして誰かの役に立っていることは、非常に嬉しいです。
確かに違う会社のゲームになって、出て来なくなったキャラもいたり、新キャラもかなり増えましたが、それでも『ぷよぷよ』が、社会貢献というカタチで、残り続けたことには、とても感謝しております。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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