この記事は約 7 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
がんは、2人に1人がかかる病気です。がんは私が知る限り、ならない臓器はないのではないか?と思う位、あらゆる臓器ががんになります。他の臓器への転移も起こり得る病気です。
有名人の方が、がんで亡くなった時、よく「こんながんがあるの?知らなかった」と思うことがよくあります。
がんは、テレビで、「がんになるのは、運が関わっていて、運によって、なる人とならない人がいる。今がんでなくても、今後誰にでもなる可能性が高い」と言われていて、非常に怖いなと感じています。
この記事では、2024年3月に、イギリス王室が明らかにした、キャサリン妃にまつわる、がんの話を主体に取り上げます。
2024年3月、イギリス王室は、キャサリン妃ががんと診断され、治療を受けていると明らかにし、がんと診断されたキャサリン妃はビデオメッセージを公開しました。
キャサリン妃はビデオメッセージで、子ども達に関して、
「何よりもジョージとシャーロットとルイに適切な方法を取り入れて全部を説明し、私は大丈夫だからと安心させることに時間を要しました」
と述べました。
キャサリン妃の告白にSNSでは共感の声が拡大しています。
「子ども達への説明に時間を要したって説明に共感しかない」
「子どもにがんである事を伝える事がどんなに悲しい気持ちか」
貴方はがんだと診断されたら、お子さんにどう、がんがあると伝えますか?
今回は、がんになった親御さんが、お子さんに伝えるべき、“3つのC”を発信します。
がんは移る病気ではない。専門家が掲げる、“3つのCとは?
医療関係者で構成されたNPO法人「Hope Tree」は、親御さんががんになったお子さんをサポートしています。
代表者で医療ソーシャルワーカーの大沢かおりさんはお子さんが不安や孤立を募らせないために、正確な情報を伝える必要があると説明しました。
話す時には“3つのC”を念頭に置くことです。
それは
がんという病気に関して正確な情報を伝えることで、移らないこと以外や、想像を巡らせ、過度な不安や孤独を感じない様になることを説明するとお子さんが安心して親の側にいることができる様になる。
また、お子さんは自分のせいで両親が病気になったと思いがちなので、誰のせいでもないよと伝えることが大切です。
参考:がんの診断を受けたら 子どもにどう伝える? NHK NEWS WEB(2024年)
子どもの年齢によっても伝え方を工夫することも必要だと言えます。
その反面、お子さんが拒んだ時や、親が話したくない時には、手紙やノートを利用してやり取りを続けたり、記録に残したりすることがいいそうです。
2025年1月、
2025年1月14日、イギリスのキャサリン妃は、自身のがんに関して、症状が治まり、再発しない状態が続く「寛解」になったことを、夫のウィリアム皇太子と共有しているSNSで明らかにしました。
イギリスのキャサリン妃は2024年1月に腹部の手術を受け、その後の検査でがんが発見されたと2024年3月に公表しました。
がんの進行度や種類は明らかになっていませんが、2024年9月には化学療法の治療を終えたことを述べ、徐々に公務に復帰しています。
1月、43歳になったキャサリン妃は2025年1月14日、自身が治療を受けてきた首都ロンドン郊外のロイヤル・マーズデン病院を訪問し、患者やその家族を見舞った以外にも、セラピー犬と触れ合ったり、病院のスタッフと意見交換をしたりしました。
この日、公式X(旧Twitter)投稿では「患者として過ごした間ずっと、病院で受けた助言やケアが本当に素晴らしかったです」と謝意を示しました。
この後、公式X(旧Twitter)のアカウントで、自身のがんに関して、ほぼ症状が出ない「寛解」の状態になったことを明らかにし、
「今は寛解となって、ほっとしています。安堵すると同時に、回復にこれからも集中し続けていきます。がんと診断を受けた人なら理解できる様に、新しい日常に適応するには時間が要しますが、この1年が充実したものとなることを楽しみにしています。皆さんの継続的な支援に感謝します」
と述べました。
ロイヤル・マーズデン病院では、がんの治療を専門的に行っていて、キャサリン妃は、これから先、ウィリアム皇太子と一緒に、病院のパトロンとして支援を行う予定だといいます。
参考:イギリス キャサリン皇太子妃 がん「寛解」の状態 SNSで公表 NHK NEWS WEB(2025年)
最新のがんの治療法とは?
がんの治療法の1つ「がん免疫療法」で、あるたんぱく質を突き止めたことで、安全性が上がるという研究成果となります。
「がん免疫療法」の安全性を高める鍵となるたんぱく質「PF4」を、マウスを用いた動物実験で突き止めたと、大阪大学の研究グループが明らかにしました。このたんぱく質「PF4」の機能を抑制すれば、がんを攻撃する免疫細胞が活性化する反面、副作用は軽減できる可能性を秘めています。
2024年11月22日、この研究成果は、アメリカの科学誌[サイエンス]にて発表されました。
がんは治療法は多いですが、人によって合う合わないもあって、かなり治療の難しい病気です。
それでもキャサリン妃が、がんを公表し、寛解したということで、前向きなメッセージを届けていることが、がん患者さんの希望となるのではないか?と思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す