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皆さんこんにちは。Pinkです。私はA型事業所「TANOSHIKA CREATIVE」でライターをするまでに、一般就労で、30年近く様々な会社で働いて来ました。
その後、自分の「障がい」である「適応障害」・「双極性障害」が分かってから、長年働いた会社を退職した後、「就労移行支援事業所」へ約1年通所し、「障害者雇用」での就職を目指したのですが、思うようには行きませんでした。
そんな時、A型事業所「TANOSHIKA CREATIVE」の見学、体験を通して、デザインやコーディングは無理でも、ライターの仕事をどうしてもやりたいと思い、現在働いています。
最初は年齢のことや、周りのメンバーさんがパソコンを使用する姿を見て、今からでも大丈夫なのかとても不安でした。今までの仕事でもパソコンを使っていたのですが、Windowsで、「TANOSHIKA CREATIVE」ではMacBook・iPad・iMacを使用しています。
さらに、zoomのチャット・オンラインミーティングなど、頭の中が「?」マークでいっぱいになりました。
しかし、支援員さんや周りのメンバーさん達のおかげで、少しずつiPadの使い方にも慣れてきて、「AKARI」の記事以外にも「note」で記事を書くまでとなりました。
今回は、ELLE の記事の中から、「キャリアチェンジ」「リスキリング」について書きたいと思います。
スウェーデンのお仕事事情
そもそも「キャリアチェンジ」とはどういったことなのでしょうか。調べてみると、未経験の業界や職種へ転職することでした。また、 業界と職種を変えることや、どちらかだけを変える場合も「キャリアチェンジ」と言うそうです。
スウェーデン統計庁の調査によると、同じ職場にいるのは平均5年間とのことです。以前日本では、同じ会社で定年まで働くといった風潮があったので、国によってこんなにも違うのだと思いました。
スウェーデンでは、職種は同じでも会社を変わることにより、専門性や給与を高めていく形の転職が主流であったそうです。
また、社会や産業構造が力強く変化していく中で、AIがやって来るのを待つまでもなく、激しく動く労働市場の中で、人々は自分のキャリアが上手く行くようにして来たとのことです。
しかし最近では、以下のような転職の例が見られるそうです。
① 弁護士を辞めて、料理学校で学び直してコックになる
② 50歳を過ぎて会社員を辞め、必要な研修を受け、資格をとり、昔の夢だった警察で働く
③ 銀行員から、失業を機会に職業特化型高等教育を受けて、工作機械オペレーターとして働く
人生半ばでキャリアの大きな変化ですが、スウェーデンでは、2022年から「転向のための教育補助金」という制度も始まったとのことです。
リスキリングとは
「リスキリング」とは、新しい分野や職務において、技術を学習することを指す言い方です。 ビジネス環境が変化したことにより「リスキリング」の注目度が高まっているとのことですが、海外に比べると日本企業の「リスキリング」の認知度は高くないそうです。
しかし、経済産業省が「新しい職業に就く、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを獲得する、させること」と決定しています。
これから5年間で国が1兆円投入する計画の「リスキリング」が話題とのことですが、スウウェーデンの「転向のための教育補助金」制度も、あまりの応募の多さに書類審査が滞るほどの人気となっているそうです。
日本では、「リスキリング教育」を行う企業や、社員のために教育を提供する企業への取り組みが先立つように思われますが、スウェーデンの「転向のための教育補助金」は、個人が対象となっています。
これまでも、雇用主と合意すれば勉学のために休職することが出来たのですが、その場合は無給だったので、これから先の人生を大きく変えると思われる「高等教育」や「職業訓練」を、経済的な問題からためらう人も多かったそうです。
転向のための補助金制度
この「転向のための教育補助金」制度では62歳まで、最高限度や条件はあるものの、最大で給与の80%まで、常勤で44週間分の補助金がもらえるとのことです。財源は国からで、スウェーデンの国家機関CNSの担当者は、最近は人生の後半に勉強することが一般的になってきていると話しています。
また、60歳になるまで国から学資の援助やローンを受けることが出来るそうです。子育ても落ち着き、定年までまだ時間のある中高年が、傍からは無理だと思える夢を実現させることは、とても素晴らしいことだと思います。
また、スウェーデンの雇用サービス庁は、毎年「この先需要が高いと予想される職業」の一覧を発表していて、最新版にはソフトウェア開発者・システムアナリスト電気技師などが並んでいる中、准看護師・幼稚園教諭・警察官・介護職といった非常に重要な仕事や、大工といった職業も並んでいるとのことです。
デジタルや、環境配慮や持続可能性のある社会への移行だと囃し立る一方で、これからの時代に本当に必要な技術は、デジタル化出来ないものを管理し、人々にやる気を起こさせ、協力し、奉仕して、交流する力だとも言われているそうです。
参考サイト:40代50代でも大胆にキャリアチェンジ! スウェーデンの … – ELLE
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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