この記事は約 5 分で読むことができます。
こんにちは、金次郎です。
新型肺炎の流行と共に始まったテレワーク(在宅勤務)。
海外では、当たり前の働き方な国もありますが、日本では暗中模索な状態で始めた会社が多く、慣れるまで色々とゴタゴタした会社もある様です。
でも、慣れて来るとテレワークには意外な利点が多く有る事が解り、新型肺炎の流行が収まった今でも続けている会社もあります。
その一方で、労災認定が過去最高になった職種もあります。
この差は、なんでしょう?
テレワークの導入率とそれぞれの理由
不動産や投資運用をしているコリアーズ・インターナショナル・ジャパンが、10月4日に「働く街に関する意識調査」で、テレワークの導入率や理由について調べた結果を公表しました。
先ずは「あなたの会社はテレワークを導入していますか?」と言う質問です。
・している 64.9%
・していない 26.0%
・していたが今は止めた 9.2%
次に「出社頻度に関して、どうしたいですか?」と言う質問です。
・テレワークを増やしたい 44.9%
・出社を増やしたい 22.2%
・どちらでとも言えない 32.8%
更にテレワークをしている人に「テレワークをする理由は?」と質問すると
・感染防止のため 40.1%
・通勤時間がもったいない 39.9%
逆にテレワークをしていない人に「しない理由は?」と質問すると
・会社の方針 33.4%
・他の社員との交流のため 22.0%
と言う風に「テレワークを続けたいけど、仲間との交流もしたい」と言う、葛藤している様子がうかがえる結果が出ています。
参考:テレワークをする理由1位は「感染防止のため」、ではテレワークをしない理由1位は?(大人んサー)
テレワークで幸福感UP
厚生労働省が10月21日に発表した「過労死白書」によると、テレワークをしていない人よりもしている人の方が「幸せ」と感じている人が多いと言う結果になりました。
・テレワークをしていない人 男性:6.2ポイント 女性:6.4ポイント
・テレワークを週1日している人 男性:6.6ポイント 女性:6.8ポイント
・テレワークを週2~3日している人 男女ともに6.7ポイント
(全国の働く人1万人を対象に、去年10月時点)
厚生労働省は、回答結果について「テレワークになった事により、満員電車に乗っての通勤と言う行為が無くなりストレスが減った事や、それ故に家族と過ごす時間や睡眠時間、更には趣味の時間が確保できるようになったので、心身共に余裕が生まれたからだろう」と言っています。
参考:テレワークで「幸福感」UP 厚労省が今年の“過労死白書”を公表(TBS NEWS DIG)
労災認定が過去最高人数になった去年
逆に「過労死白書」では、去年労災認定が降りた方は629人と過去最高の人数になった事をかいており、その内の79人が仕事上のストレスから自殺した人との事です。
職種別に見ると「医療・福祉」の仕事に就いている人が一番多く、やはり新型肺炎の感染者に対応する為に徹夜勤務の連続など過重労働になった事が原因と考えられています。
これを踏まえて、厚生労働省は「コロナ対応などでの過重労働が発生し過労死しない様に、対策を進めて行きたい」とコメントしています。
参考:仕事が原因でうつ病など・・・精神的な病での労災認定が過去最多(テレ朝 news)
今冬気を付けたい事
前回の記事でも書いた様に、今年の冬は「インフルエンザと新型肺炎のダブル流行」が起こる可能性が指摘されています。出勤するにしてもテレワークにしても、健康に気を付けてお過ごしください!
現代の「新型肺炎」と104年前の「スペイン風邪」流行を比較してみる
事実、ここ福岡県の1日の感染者数も、一時期は200人台まで減ったのに、10月終わり辺り
からまた増え始めこの1週間は1000人を越える日が続いています。
更には、10月27日(木)には新形肺炎のオミクロン株の新たな変異株(XBB株)に感染している人が、日本国内でも6人確認された事を報じるニュースが有りました。
このXBB株は、現在シンガポールで急激に増えており感染者のおよそ6割がXBB株との事です。
現時点で重症度は不明ですが「ワクチンの効果がやや弱まるのではないか?」と言われています。
参考:東京都モニタリング会議 新たな変異ウイルスXBB系統都内で6件初確認(TBS NEWS DIG)
終わりに
私もテレワークになって3年。
確かに、通勤の為の交通費や昼食代がかからなくなったので出費が減りましたし、自由時間が増えましたが、出勤前や退社後に散歩などの運動をしないと、運動不足になってしまいます。
友人からの年賀状にも「運動不足から太ってしまいました」なんて書いている人もいます。
また、休日などは気分転換に少し遠出して、ショッピングモールなどでウィンドウショッピングをしています。
その為に、テレワークになってからは外出時は必ず「万歩計」を付けて行動しています。
行動制限が解除されたと言う事で、10月から事業所への通所も月2回ほどですが再開されました。
新しい仲間も増えて、休憩時間などに「ペンネーム○○です」と挨拶したり、記事について話したりできてテレワークとは違った休憩時間を過ごせました。
新形肺炎に加えてインフルエンザにも気を付けなければいけない今冬ですが、僅かな通所日を楽しみにしています。
参考:テレワークで睡眠長く 適度な出社で幸福感も―過労死白書(時事通信社)
→HOME
私もかけたら
テレワークから出社できるようになってよかったですね。気分転換にもなりますし人と接することもできて、いろんな情報交換や楽しい時間を過ごしてください。これからも記事を楽しみにしています。
毎度コメントありがとうございます。
久しぶりの出社で、知らない仲間が沢山増えていました。
また、街の様子も変わっており新鮮でした。
記事を読ませていただきました。
在宅ワークが出社ができるようになってよかったですね。これまで人と会話もリモートだったのが、直接会話ができることも必要なのではないかと思います。これからも記事を楽しみにしています。
昨日は返信できなくてすみませんでした。
まだまだ在宅ワークがメインですが、増えると良いなと思っています。
が、またぞろ感染者の方が増えてしまっています・・・・。