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支援員「中田さとみ」氏へのインタビュー
TANOSHIKA CREATIVE東町ができて3ヵ月がたちました。
TANOSHIKA CREATIVE東町では、就労継続支援A型事業所としては目新しく、プログラミング、デザインのお仕事をしています。専門的な技術の修得に留まらず、一般企業から仕事を請け負います。制作したものが誰かに認められる喜びを大切にしながら、一般就労・自立に向けた支援を行っています。
就労継続支援A型事業所
就労継続支援A型とは、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービスです。障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつであり、現時点では一般企業での勤務が難しい65歳未満の方に、一定の支援下で継続して働けるような職場を提供しています。 利用者はA型事業所との間で雇用契約を結ぶので、基本的には最低賃金額以上の給料がもらえます。厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、A型事業所は2016年時点で3455事業所、利用者は6万8070人です。
そんな東町で、支援員として私たちと一緒に働いている「中田さとみ」さんにインタビューしてきました。
ぜひ、ご覧ください。
自己紹介・経歴について
(salad)
まずは、自己紹介をお願いします。
(中田さん)
中田さとみ、佐賀県唐津市出身です。
(salad)
中田さんは、TANOSHIKAに入社されるまでは、どんなお仕事をしていましたか?(前職について)
(中田さん)
印刷会社でDTP、デザイン事務所でデザイン、民間企業で企画商品開発、家具関係のネットショップで受注管理及びデザインをしていました。
TANOSHIKAでのお仕事は?
(salad)
TANOSHIKAでのお仕事はなんですか?
(中田さん)
職業指導員です。デザインのお仕事の技術を教えています。イラストレーターや、フォトショップの操作方法などを教えています。
「支援員」になってみて・・・
(salad)
中田さんは、前職はデザイン関係のお仕事でしたが、未経験の福祉の分野の『支援員』になることには戸惑いはなかったですか?
(中田さん)
戸惑いはありました。実は、入社前は、精神疾患の方に偏見があったんです。でも、実際に一緒に働いてみて、自分と変わらない、普通の人たちなんだと分かりました。
私の生活の中で、就労継続支援A型事業所に通ってる人が特別のように感じていましたが、それは特別なことではないんだと。
むしろ、みんな優しくて、繊細な人が多いので、心の機微がよく分かったり、逆に付き合いやすい人たちが多いです。
入社のきっかけは、「人」
(島川さん)
ここから島川さんの質問が何点かあります。まずは、
TANOSHIKAの何に惹かれて入社を決められたのですか?
(中田さん)
前職が、1人で黙々と1人で作業する仕事だったので、「人に関わりたい」「人としゃべりたい」と思い、求職しました。支援員になりたくてという訳ではないです。
最初に、TANOSHIKA CREATIVEに入ったときに、メンバーさんの作品を見せてもらったんです。作品のレベルの高さにびっくりしました。こんな素敵なデザインをする人たちと一緒に働きたいなと思ったのが一番の理由です。
(salad)
支援員になって苦労したこと、楽しかったことはなんですか?
(中田さん)
メンバーさんとかかわる事が、苦労したことであり楽しかったことです。一緒に作ったものが良い仕上がりになると、心から嬉しく思います。
(salad)
メンバーさんと接するときに、気を付けていることや心がけていることはなんですか?
(中田さん)
分かりやすく丁寧にですが、思うようにはいきません。でもメンバーさんの視点で考えるように心掛けています。自己満足にならないように、あくまでもメンバーさんのサポートをと考えています。
(salad)
伝える・教えることに対して中田さんなりのコツなどありますか?
(中田さん)
自分の思っていることを形にすることですね。あとは、経験です。
私も、いろんな先輩や先生から分からないことは、教えてもらってきたので、その教えてもらった経験を元にメンバーさんにも教えています。
これからのTANOSHIKAでしたいこと、これまでTANOSHIKAでしてみたこと
(salad)
これからTANOSHIKAでどんなことをしていきたいですか?現在進行のお仕事は何ですか?
(中田さん)
この会社で関わる人はさまざまですが、関わる人それぞれに喜ばれる仕事をしていきたいです。
いまは、お客様用のハロウィンのポストカードを作っています。
(島川さん)
島川さんからの質問です。
これまで関わったお仕事の中で、思い入れのあるお仕事はなんですか?
(中田さん)
うーん・・・とある、福祉事務所のパンフレットを作ったんですが、その時メンバーさん3人とパンプレットを作ったんですが、1週間に一回は会議をして、途中経過をみんなで共有して・・・という作業がとても楽しかったです。
仲間と作業していくうちに、お互いが上達しているのが分かるし、連携を取り合うこともできて進歩が目に見れて、すごく良かったです。
お客様にも、3人競い合って作ったのが良かったのか、コンペの時にすごく喜んで頂きました。
【TANOSHIKA CREATIVE東町紹介】
(salad)
TANOSHIKA CREATIVE東町ができてから3ヵ月たちました。改めて、東町ってどんなところですか?設備や雰囲気などを教えて下さい。
(中田さん)
メンバーさんと一緒に塗った、空のような青色の壁が印象的な事業所です。
まだ、開所してから新しくきれいです。
穏やかなゆったりとした場所で、日々メンバーさんは仕事や訓練に取り組まれています。
久留米一番のグルメ商店街の中にある「TANOSHIKA CREATIVE東町」
TANOSHIKA CREATIVE東町は久留米でも有名な明治道理のアーケードの中にあります。
周りには様々なお店が並んでいてとても賑わいのある商店街になっています。
(salad)
周りが商店街で通うのが楽しそうですね。帰りに寄り道とかしますか??
(中田さん)
(笑い)事業所の角にパン屋さんがあって、そこが安くておいしいです。あとは、裏にはミスタージョージのお弁当がおいしくて、利用者さんもよく買いに行かれてます。カフェレストランなんかもあって、おすすめです。
最後に
おすすめのお店も教えて下さって、とても笑顔の素敵な中田さんへのインタビューでした。
これからも、TANOSHIKAで働く支援員さんたちにインタビューをしていきたいと思います。
ご期待下さい。
【ご連絡先】
TANOSHIKA CREATIVE東町
〒830-0032 福岡県久留米市東町25-3 ブラザービル2階(最寄駅:西鉄久留米駅)
TEL(0942)65-6842
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