私、時々斜視なんです。〜間欠性外斜視の原因と治療法〜

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間欠性外斜視」という病気を知っていますか?

「斜視」とついているから、目の病気? 間欠性ってなんだろう?

そのように思った方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、意外と身近だけど話には聞かない「間欠性外斜視についてお話ししていこうと思います。

「間欠性外斜視」ってどんな病気?

間欠性外斜視」とは、普段は正常だけど、時々外斜視の状態になる病気です。

外斜視とは、まっすぐ前を見ているつもりなのに、黒目が外側に向かってずれてしまう状態のことを言います。

間欠性外斜視は、例えば疲れている時や眠い時、ぼうっとしている時や寝起きの時などに症状が出やすいと言われています。

逆に言うと、普段は無意識に気をつけているので、症状が出にくいということです。しかし、無意識であっても力を入れていることに変わりはないため、目が疲れやすくなっています

外斜視の状態になっていると、ものが二重に見えるようになることがあります。

その場合は、鏡を見なくても症状が出ているのが分かるので、すぐに気をつけて正常な状態に戻ることができます。

しかし、子供の場合は脳が片方の目からの情報をシャットアウトして、ものが二重に見えない場合があるといいます。

その場合、周りが気付くまで病気が発見されないこともあります。

また、明るいところや眩しいところ、他にも両目では見づらいと感じた時などに、片目をつぶってものを見る「片目つぶり」も特徴の一つとして挙げられます。

ツワブキも実は子供の頃から間欠性外斜視で、疲れている時などは特に両目でものを見るのが大変だと感じています。片目をつぶってしまう方が楽な時は、ついそうしてしまいがちです。

何が原因で発生する?

日本人の斜視全体の有病率はおよそ2〜3%と言われています。

その中でも最も多いと言われる間欠性外斜視。こと子供に限って言えば、目の病気の中でも最も多いと言われています。

決して珍しい病気ではない間欠性外斜視ですが、その原因についてははっきりとは分かっていません。遠視や乱視などの屈折異常や、目のピントを合わせる調節機能の働き過ぎなどが関係しているのではないかと言われています。

子供の頃から間欠性外斜視がある場合、それはほぼ例外なく生まれつきのものです。

大人になってから間欠性外斜視であると言われた場合は、子供の頃には目立たなかった症状が疲労や老化などの影響で出やすくなった可能性が挙げられます。

また、頭の怪我や脳の病気、目の筋肉の病気などで症状が現れることもあるため、斜視が見つかった場合は一度病院に行って調べてみるのが良いでしょう。

放置するとどうなるの?

たまにものが二重に見えたり、目が疲れやすかったりするだけで、緊急性はない間欠性外斜視ですが、先述したように他の病気が隠れている可能性もあります。

また、生まれつきの間欠性外斜視でも、一度は医師の診断を受けておくと良いでしょう。

何故かというと、この病気は悪化して恒常性外斜視になる可能性があるからです。

悪化すると黒目のズレ幅が大きくなったり、ズレる頻度が上がったりする場合があり、さらに悪化すると恒常性外斜視といい、黒目が外側にズレたまま戻らなくなる場合があるのです。

こうなると、常時見え方に支障をきたす上に、他者から見た時の見た目にも影響が出てしまいます。

また、間欠性外斜視の患者が、スマホやゲームの画面を長時間に渡って見ていることで、症状が悪化した例というのがあるそうです。

ゲーム好きのツワブキは特に気をつけねばなりませんし、現代人はスマホを使う機会が多いので、気をつけるに越したことはありません。

診断はどう下す? 自己診断はできる?

病院での検査は、その病院によっても変わりますが、遮蔽試験をすることが多いようです。

遮蔽試験とは、一方の目を隠してその時の目の動きを調べるものです。

他の斜視を見つける際にも使用される手段です。

また、合わせて基本的な視力検査や、屈折異常がないかの確認なども行う場合があるようです。

基本的には、自覚症状があったり他者からの指摘があるなら眼科に行って検査を受けると良いですが、その前に簡単な自己診断をすることもできます。

自己診断をする場合、鏡を見ながら以下の3つのステップを行います。

1.5mほど先を見るようにする

2.片目を手で覆う

3.黒目の動きを見る

この時、黒目が外側から内側へと動いた場合、間欠性外斜視の可能性が高いようです。

もし自己診断の結果、間欠性外斜視の可能性が高いと感じたら、一度眼科の受診をすることをお勧めします。

どうやって治療する?

間欠性外斜視を治療する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

治療の方法は、斜視の角度が小さいか大きいかで変わってきます。

斜視の角度が小さい場合、特殊な眼鏡をかけての治療や、視能訓練と呼ばれる訓練での治療を行うことがあるようです。

また、日常生活に支障をきたしていない軽度の斜視の場合は、経過観察に留める場合もあります。

逆に、斜視の角度が大きい場合は、斜視手術を行って治療するのが一般的である模様です。

また、斜視になる頻度が高い場合も、同じく斜視手術を行って治療することになります。

ただし、手術後に再び斜視の症状が出る場合があるため、手術を受けるタイミングなどは調整されなければなりません。また、手術と眼鏡や視能訓練を併用する場合もあります。

命に関わるようなものじゃないけれど

間欠性外斜視は、私にとっては身近な病気でした。

子供の頃に「この子斜視だね」と医師に言われるまでは、たまにものが二重に見えるけど、瞬きひとつで切り替えられるのでむしろ楽しいくらいに思っていました

最近では、衰えてきたのか、目を長時間使うとなかなか斜視にならないようにするのが大変です。疲れるので片目をつぶってしまうこともよくあります。

命に関わるような怖い病気ではないけれど、疲れやすかったり独自の苦労があることを知っていてもらえると気持ちが楽になります

この記事を通して、間欠性外斜視のことを知っていただけたら幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

参考サイト

・外斜視|日本弱視斜視学会

https://www.jasa-web.jp/general/medical-list/strabismus/strabismus2

・疲れると斜視になる…間欠性外斜視かも。自分で治せる?病院に行くべき?

https://epark.jp/medicalook/tiredness-squint/

・間欠性外斜視 病院検索ホスピタ

https://www.hospita.jp/disease/3069/

・斜視:どんな症状?原因やリスクは?自分で対処する方法は?どんなときに医療機関を受診すればいいの?

https://www.premedi.co.jp/お医者さんオンライン/h00852/

 

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