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こんにちは、hachiです。
今回はまず長く座り続けることの影響などについて書こうと思います。
私は現在およそ4時間椅子に座った状態で仕事を行っております。休憩中や自宅での生活も含めるとかなりの長時間は座っている状態と言っていいかもしれません。
しかし長時間座っていることによって数々の身体的な負担がかかるとともに身体の内外にさまざまな悪影響を及ぼします。
主な影響
悪影響の一つとしてはまず肛門周辺が圧迫されることで痔を発症することがあります。
私事になりますが、私自身についてはここ数ヶ月の間に恥ずかしながら痔を患うようになり、痛みこそないもののトイレットペーパーに血が付いていることがたまにあります。できるだけ刺激を与えないように心がけてはいますがいまだ完治に至っていません。
私が罹っている症状は今現在痔だけに止まっています。しかし長期的にそれ以外の症状も起こりうる可能性があります。
まず一つに筋肉の運動量低下によって代謝が低下することによる血糖値上昇の持続が挙げられます。
座った直後から筋肉の運動量は減り始め、体内のカロリーも1分につき1Cal分減少するようです。さらに長く座った状態が続いていると使わない筋肉の運動量が低下し糖尿病を誘発するリスクがあります。
ずっと同じ姿勢でいることで腰に負担がかかり、腰痛や椎間板ヘルニアのリスクも高くなります。
また血管の圧迫によって血管の活動が鈍くなり、それによって血液がドロドロになって血流が悪くなります。それによって血栓もできやすくなり、それが脳梗塞や心疾患の原因となります。また前立腺がんや乳がんの発症リスクも増加します。
血栓に関する事柄において近年ではエコノミークラス症候群などが知られています。
対策と予防
色々と恐ろしいことを書いてしまっていますがこういった状況にならないためには少しの時間でも立ち上がって身体を動かすだけでも良いようです。
その際には1回に座ったままの時間が30分を越えないこと、1日に座っている時間の内30分間を軽い運動に置き換えること、座っている間にも軽い運動つまり小刻み運動を取り入れることを心掛けましょう。座っている間少しの時間でも体を動かすだけでだいぶ改善はされます。
具体的な軽い運動としては
・足の上げ下げを行う
・手を頭上に挙げてストレッチする
・座ったまま上半身をひねる
・立ち上がって体をひねる
・片足に重心をかけてしゃがみ込む
・軽くウォーキングを行う
といったことが挙げられます。これらを3分以上行いさらに自身に出来る範囲で1週間の内で2時間半ほど低度から強度の運動も必要となります。それらを実践することによって前述のリスクは回避できるでしょう。
きっかけと反省
こういった危機感を煽ることはあまりしたくはないですが、この記事を書こうと思った理由は私が前述のように痔を患ったことがきっかけで長時間座ったままでいることについて考えるようになったからです。
徒歩通勤や階段の上り下りなどそれなりに運動を行っているつもりですがそれでも不十分であり、前述のように仕事や自宅で座っている時間の方が圧倒的に長いので今この記事を書いている自分自身もしっかりしなければと思っています。
長時間座りっぱなしの弊害を書いてきましたが、長時間同じ姿勢での立ちっぱなしにも同様に病気のリスクはあるので生活において一定のバランスを取っていくことが大事なのかもしれません。
参照記事
TABI LABO/【図解】長時間の座りっぱなし 実はこんなにカラダに悪かった…
Carna/運動不足&デスクワークで病気に?腰痛や脳梗塞を予防しよう
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