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こんにちは、どうも、ゆたです。
つい最近まで桜が綺麗に咲いていたのに、もう、花びらが散ってしまった今日この頃。
四月も後半に差し掛かりました。
この時期になると楽しみなのは、ゴールデンウイークですよね?
多くの人が二日以上の休みを貰えるので、新社会人の皆様にとっては初めての長期休暇ではないでしょうか?
さて、去年の七月頃にこんな記事を書きました。
退職代行についての記事ですね。
実は退職代行の利用者が一番増えるのは5月なんです。
その理由についても話しつつ、私自身、気を付けないと、と感じたことについてご紹介します。
5月に退職代行利用者が増える理由は?

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
『五月病』です。
五月病は正式な医学名ではありませんが、症状としては、無気力になる、体がだるい、意欲が沸かない、悲観的になるなど、体調が著しく不調に感じます。
そんな五月病ですが、実際に5月あたりでこのような体調不良を覚えることで有名です。
もちろん、5月限定というわけではないですが、よくある話、という点では5月頃にこの五月病がやってきます。
その原因は4月の疲れが溜まっているからなのです。
4月というのは新社会人であったり、新学生であったり、何かと環境の変化が激しく、また、緊張感を持って頑張っているからこそ、自分の疲れに気がつかないまま、ゴールデンウイークを迎えてしまうことになります。
え、ゴールデンウイークで休めばいいじゃん、そう思う方もいらっしゃるかと思いますが、それがある意味、落とし穴なんです。
4月は頑張ったからゴールデンウイークはゆっくり休もうかな。
そう思って、予定を入れず、家でゆっくり過ごす、なんて方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ゆっくり休んでいると、気が付くのです、自分が想像よりも疲れていたことに。
そこで何が起きるのかというと、あっという間に時間がなくなり、次の日から仕事、となったときに、「あー、行きたくないな』という気持ちがいつも以上に高まり、最悪、体が全く動かないという症状に見舞われるのです。
結果、5月には退職代行サービスを使う若者が増え、会社に行けなくなる若者が増えるのです。
参考元:HRzine| 24卒の退職代行利用は「5月」が最多 退職理由は「入社前の契約内容と実態が異なる」—アルバトロス調べ 2025年3月21日
対策は?
ゴールデンウィーク明けに五月病にならないための対策をいくつか紹介します。
長期的に対策しておく必要があるものから当日に対策できるものまで、色々紹介致しますので、是非、参考にしてくださいね。
ただ、五月病といったものの、それ以外にもうつ病であったり、過度な適応障害だったりすると、この対策では乗り越えられない場合も十分に考えられますので、症状があまりにも芳しくない方は、一刻も早く医療機関を頼って下さい。
精神的な病であっても、早期発見は重要な項目です。
少し足が重いかも知れませんが、適切な対処ができるのはあなたしかいません。
大したことないや、と無理をしてしまうと、後々、辛い状況になることもありますし、私の周りにもそんな経験をした人はたくさんいます。
是非、自分のことを大切にして上げて下さいね。
それでは話が逸れましたが、ゴールデンウィーク明けに五月病にならないための対策について精神科の先生とお話した内容をお届けしますね!
長期的な対策

①体調管理
ざっくり体調管理と記述しましたが、これは基礎であり、最重要項目です。
食生活を整えよう、睡眠をしっかり取ろう、喫煙&飲酒はほどほどに。
よく聞く話だとは思いますが、これらを完璧に過ごしていれば、五月病になるリスクを大幅に抑えられます。
とはいえ、こういうのって理想論ですよね。
眠れない日もあるし、食生活もたまにはジャンキーな食事もしたいし、飲み会だって行きたいです。
なので、私がおすすめするのは、記録に残す、というものです。
どんな形でも構いません、食事は写真で取るだけでもいいですし、睡眠時間も携帯の画面をスクショするだけでもいいです。
喫煙や飲酒も大まかにで構いません。
とにかくできるだけ記録に残しておく、そして、どこかのタイミングで見返す、というものです。
見返すタイミングも一週間でもいいし、二週間でも構いません。
そうやって、見返すと、自分がどんな生活を送っているのか、何となく掴めてきます。
ここ3日間もジャンクフードじゃんとか、あー、寝る時間が遅かったなとか、何が原因で体調が優れなかったのか、客観的に理解することができます。
そうなると、対策も色々試すことができますよね。自炊してみたり、寝るために湯船に使ったり、スマホで遅くまで動画を見ないようにしたりなどなど。
そうやって生活を少しずつ良くしていくことで、体調に良い変化があるものだと私は実感しております。
②二時間ほどで楽しめる趣味を持つ&欲しいものを探す
これは本当に重要です。
五月病になる人って、特に頑張る理由がない人も多く、日々の生活に楽しさを見いだせない人もたくさんいます。
なので、毎日、二時間程楽しめる趣味を用意するとそれだけで日々が楽しく過ごすことができます。
例えば、読書やアニメ、ゲーム、音楽、趣味はなんでもいいです。
自分が興味あるものをとりあえず、少しだけやって、飽きたら辞めればいいだけです。
なにかに興味を向ける、その行動が結果、五月病を防ぐきっかけになります。
また、もう一つの提案は欲しいものを考えることです。
ここぞという時にもうひと踏ん張り、できるかも知れません。
私はご褒美システムと読んでいますが、例えば、一か月頑張った自分に漫画をたくさん買ってみようとか、もっと長い目で見れば、高価なものも買うことができるかも知れません。
そうやって、頑張れば何かできる、という考え方は頑張るために非常に有効です。
なので、無理やりでもいいので興味を持つこと、これは非常に貴重なことです。
③大事な人と話す
男性の方には特に聞いてほしいのですが、自分の今の気持ちを誰かに共有することは人生においても滅茶苦茶大事なことです。
愚痴を言ったり、たわいもないことで笑ったり、ふざけたり。
そういう会話の時間は心の健康にとってはとてつもなく大事なことです。
なぜわざわざ、男性には、と言ったのかというと、女性は愚痴を言ったり、お喋りに関してはとても得意な方が多いのです。
女子会、なんて聞いたことがあるかと思いますが、ああいう自分の心を許せる人に愚痴を聞いてもらったりする時間を設けるんですが、男性は自分の本音を話す機会に恵まれず、そのまま我慢して、結果追い込まれて最悪、命を絶ってしまう、なんてことが毎年、かなりの件数起こっています。
五月病になるのも、体の不調なので、体調面での心配をされがちですが、メンタルも非常に重要です。
なので、家族でも友人でも、もちろん恋人でもいいので、今の素直な気持ちを相手に伝えましょう!
参考元:日本CHRコンサルティング株式会社 |5月病とは?多くは適応の障害・・・症状・原因と対策・抜け出し方を精神科医が解説 2025年4月9日
短期的な対策
①休む日と遊ぶ日を入れる
ゴールデンウイークは有給など使えば、1週間以上休めます。
最低でも四日間は休めるでしょう。
もちろん、職業によってはゴールデンウイークこそ働き時だ、ということも考えられます。
ゴールデンウィークもフルで働く皆様には本当に感謝の限りです。
とはいえ、多くの人が長期的に休むことが予想されるゴールデンウイークにおいて、その休みの期間に全く予定を入れないのはおすすめしません。
全部休もう、ではなく、この日は名一杯遊ぶ、この日は全力で休む、というようにメリハリをつけた生活を送ることをおすすめします。
遊ぶって仕事と違うから何も意味がないんじゃないのか?
と思っているかもしれませんが、遊んでいると想像以上に疲れます。
それこそ、日々の仕事よりも、なんてことも考えられます。
そういった生活リズムを送ると、体が完全にオフモードに入ることなく、いつでもオンモードに切り替えることができるのです。
②友達と会う
これは先ほどの話とも繋がりますが、友人と会う時間を設けるのもいいでしょう。
そこでいろんな話をしてみたり、カラオケでパーっと歌うのもいいですし、運動するのも最高です。
なんでもいいので、友達と予定を合わせて、遊びましょう。
それだけでこれから頑張るための活力になると思います!
参考元:日本CHRコンサルティング株式会社 |5月病とは?多くは適応の障害・・・症状・原因と対策・抜け出し方を精神科医が解説 2025年4月9日
終わりに。
以上が五月病にならないための対策です。
全てを完璧にこなす必要はありません。
できることをやってみる、チャレンジしてみることが大事です。
後、余談ですが、もし休んでしまったとしても、絶対に自分を責めないで下さい。
それはあなたが頑張ってないわけでも、サボっているからでもありません。
限界だったのです。無理していたのです。
ですので、必要以上にあなたがあなた自身を責めることはしないで上げて下さい。
私からのお願いです。
世間では五月病や心の変化、障害をサボっているから、と片づけるひとも中にはいらっしゃるかと思います。
そういった人を真に受けすぎて、自分を追い込むなんてことはしなくて大丈夫です。
あなたの頑張りはきっと、あなたが何よりもわかっていると思いますので。
ゆっくり休んでから、また、会社や学校に行けるようになれば、それが最善策です。
少し熱が入ってしまいましたね、暑苦しかったら申し訳ないです。
それでは今回は長くなりましたが、五月病にならないための対策についての記事でした。
以上、相手はゆたでした♨

noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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